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恋のカルテット  作者: レイ
19/22

課題を進めていくうちに

閲覧、ブックマークありがとうございます。

次の更新は明日を予定しています。

よろしくお願い致します。

セアに色々と言われながら、課題に取り込んでいるのだが、本当にこれで良いのか分からなくなってきた。

私の課題の悪女に関してだが、読めば読むほどこうはなりたくないと思っていまい本来の姿になろうと思えない。

他の人はどうかと周りを見てみれば、奏音は課題を早い段階で放棄して千智にちょっかいを出してセアに怒られているし、北澤は本を手に何やら悩んでいて進んでいなそうだ。

まだ1日目とはいえこんなことで大丈夫なのだろうか。


そんな風に1日目は過ごし誰1人として課題を進めた人はいなかった。

2日目、3日目と日付を進めている間、奏音は諦めずに千智に近付こうとしてますが初日から進歩があるように見えませんし、課題が進んでいるようにも思えません。

奏音は奏音のままです。

それは千智も同様で課題は進んでいないし、相変わらず手錠を外そうと必死である。

北澤は漫画の読み方が分かったようだが、それを読んで何かを得たような感覚はなく、そういう人が世の中にはあるのですね、と課題の本来得て欲しいものが得られているようには思えなかった。

私は読む気持ちにもなれず、読んでる雰囲気を出しているだけとなってしまっています。

北澤と同室についてはお互い干渉していないため、そんなに苦ではなくなっていた。

これはこの状態で私はほっとしていました。


勿論、セアはこの状況を良しとする筈もなく。



「ちょっと皆さん、真面目にやる気ありますか?!」



「千智君を落とす気持ちに変わりはありません!」



「目的が違います!」



ぜぇぜぇと息を吐くセアの背中を擦れば、何故か怒られました。



「違います!本来、そういう風に宥めて下さるのは主人公なんです!」



「そう言われましてもね………私、悪女になれる気がしませんの」

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