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恋のカルテット  作者: レイ
13/22

今後のこと

閲覧、ブックマークをありがとうございます。

明日更新予定です。

よろしくお願い致します。

「食事や洗濯、お風呂などは各自タイミングを見てお願いします。あぁ、貴女方の手錠ですが必要に応じて外すことはできます。ただし貴女の方だけですが」



「えぇ、そうなの?」



「残念そうな声出さないでくださいよ。ただし、お互い10分以上離れると貴方に電気ショックが流れるようになってますので、くれぐれも気を付けてくださいね。外し方は後程お伝えします」



10分でお風呂に入るとはハードな気がするのだが、奏音は気にしていないようだ。

私が長風呂する方なので気になるだけなのかも知れないが、一般的にはどうなのだろう。



「あとは1日のスケジュールですね」



それから細々とした説明が入り、遅すぎる朝御飯をセアが出現させた。

時計がないので具体的な時間が分からないが、朝兼昼のような気がする。



「上手いね、これ!」



「………はぁ、先が長そうですね」



配って早々に食べ始める奏音にセアは完全に呆れていると共に座らされている千智は、いちいち引っ張られる腕を引っ張られないように鎖を必死に引き千切ろうとしているが、びくともしていない。

北澤はそれを愉快そうに笑ってみているが、久しぶりの食事のわりに箸が進んでいないように思える。

もしかして苦手なものでも入っていたのだろうか。



「北澤さん、あまり召し上がられていませんけど、食べられないものか何かありまして?」



「え?あぁ、何でもありませんよ。

でも、そうですね……今後のことを考えていたら箸が進まなくてですね。課題をこなしてもこなさなくても今の自分は居なくなるのだと思うと、どうしたら良いのか分からなくなってしまいました」

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