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雨上がりを待つ君とひとつ屋根の下で  作者: 秋日和
第一章 創部編
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0.5.ぼっちの対義語

 ぼっちの対義語はなんだろう。

 ネットで調べてみると、多くの所ではリア充と書かれている。

 だが、一旦考えてみて欲しい。

 ぼっちを憐むものとして対極にリア充を置くならば、その考えは捨てた方が良い。

 ぼっちだってリア充なのだ。

 リア充を略さないで言うと、リアルが充実していると言う。

 ぼっちにだって帰る家はあるし、やりたいゲームや読みたい漫画は沢山ある。

 ほらみろ、リアルが充実している。

 要は一人一人が大切にしているものが何かによって、リア充の定義は変わるのだ。

 リア充が世間一般から見て友達が沢山いる、部活をやり込んでいるとか、そんな感じなら俺はいらない。


 友達が沢山いる……。

 中学の頃はそれに当てはまるのかもしれないが、よくよく考えたら関わる人が沢山いるのは精神が擦り減るし問題も絶えない。

 関わる人が増えれば弊害もある。

 友達の友達なんてまさにそれだ。

 あんな微妙な空気、二度と味わいたく無い。


 部活をやり込んでいる……。

 一部の人を見れば、とても良いことなのだろう。

 だが実際は部活大変、部活忙しい、部活疲れた。

 など、不平不満を垂れ流している人が多く、ほとんどの人は楽しく部活を行っていない。

 辞めれば良いのにと思うだろうがこれがまた難しい。

 一緒に始めた奴が辞めてないのに俺だけ辞めるのは……。

 親に頑張ると言った手前、勝手に辞めるのは……。


 ここでの問題は責任だ。

 始めたから、頑張ると言ったから、と自分で責任を発生させ結局卒業まで大変な思いをしながら部活をする。

 国の偉い人も責任の所在について話していたりするから、きっと大人になってもこの責任問題は変わらないのだろう。

 初めからやらなければそんなことは起こらない。

 不要なものを削り、自分に今必要な、またはやりたいことをする。

 イベントの順位維持するのも大変なんだからな。

 同じ大変なら、俺はゲームを選ぶ。


 話が逸れた。

 つまりまとめると、ぼっちの対義語は………。

 ……友達が多い人…だと思う。

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