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ギフト  作者: 御伽草子
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何の気まぐれだろうか。

この世界の神は一握りの人間にギフトを与える。

人はそれをどのように使うか考え、果てには他ではなく何故自分がそれを受ける運命にあったのかを深く深く考える。

ネガティヴにはより効率的に使える人間は他に居た筈なのに、とか、ポジティブには自分は神に選ばれし人間なのだ、とか、深く追求し過ぎた結果何かの境地に至り自分の力は在る為に在る、だとか。

そんな事を考える人を見ると私は虫唾が走る。

そんな余裕は、猶予は私には無い。

今もほら、笑みを称えた人達が銃弾を放ってきて。

時間が無い、だからいつも深く考えられなくて。

私はいつも無理矢理結論を導いてしまう。

溢れんばかりの笑みを浮かべて私にギフトを与えたあの女神は、どんな理由が潜んでいようと、


ーーー取り敢えず一発私に殴られなければならないと。


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