親と兄
「あ~~ふ~」
「あら、どうかしたのかしら。」
あなた方の関係を教えていただけるとうれしいな~。
「ふむ、おそらくだがマイヤは俺たちが何者なのかを知りたいのだろう。」
「ああ、なるほど、そういうことね。
それじゃあ、自己紹介しましょうか。私はムゥナ、あなたのお母さんよ。種族は人族、歳は18歳よろしくね、マイヤちゃん。」
「よろしく、マイヤ。俺の名前は、ガレーアだ。種族は鬼族、年齢は39歳だ。」
人族と鬼族・・・?
といううことは、私はハーフということなのか?
なんか・・・・・・新鮮だなぁ。
それなら私の頭に生えいているのかなぁ、角。
「うんうん、アルトはムゥナに似たが、マイヤは俺に似たな。」
アルトって誰?もしかして兄姉がいるのか。
「・・お父さん、お母さん、マイヤ起きたの?
僕もマイヤのこと見たい。」
という声とともに部屋の入り口から入って来たのは、利発そうな4,5歳くらいの男の子だった。
髪の毛の色は明るい茶色、瞳の色は青色、これは母親のほうに似たな。角もないし、母に似た優しそうな顔をしている。
反対に父親の方を見てみると、髪の色は鮮やかな赤色で、瞳の色は、とても濃い赤、紅色といった感じだ。目つきも優しいというよりも凛々しく感じられる。
父、ガレーアは俺に似たと言っていたしおそらく私は全体的に赤い感じの仕上がりなんだろうな。
かっこいいから構わないんだけどさ。
「マイヤおはよう。僕が君のお兄ちゃんのアルト。先月5歳になったんだよ。よろしくね。」
「よくできたわね、えらいわアルト。」
「えへへ・・・」
「マイヤちゃん、パパとママとアルトお兄ちゃんが貴女の家族よ。ふふ、まだわからないかしらね?」
そうか、今回は4人家族なのか。私は前世兄弟がいなかった一人っ子だったからこれまた新鮮だな。
「マイヤ、僕わね5歳になったからステータスが見れるようになったんだよ。」
ん?5歳になったからってどういうことだ?5歳になるまでは見ることができないのか?
「おいおい、アルト。まだ赤ん坊のマイヤにはわからないだろ。」
そうだぞ、説明求む。
「あぶ~」
「ふふ、マイヤちゃんが教えてーって言ってるわよ。」
母さんナイスフォロー。
「あ、ごめんマイヤ。えっとねステータスって言うのはその人ごとに違う能力表のことでね、えっと・・・。」
どうした?忘れちゃったか?
「わからないと思うが俺が説明するぞ。ステータスがなんなのかはアルトの言う通り能力表みたいなものだ。個人個人でその能力は全く違うものなわけだが、5歳になったから見れるっていうのは、それ以下の年齢だとステータスを見るってことがわからないからだな。実際に見ることはできるだろうが理解できてないとわからないだろうしなぁ。
まぁ、そういったことは5歳になってから世界の一般常識と一緒におしえるさ。アルトも今勉強中だからな。」
なるほど、そういうことかなら俺は今すぐにでもみれるはずだ。あとで、見ることにしよう。
「おっと、そろそろ仕事の時間だな。行ってくるよ。」
仕事?窓から空を見る感じ今は朝だな、出勤前だったわけか。
母親が私を抱きかかえて玄関であろう所へ行く。浮遊感にちょっとビビる。
「いってらしゃい、あなた。気をつけてね。」
「いってらしゃい、お父さん。頑張ってね。」
「はは、今の仕事は昔と違って危険はないよ。」
「そうだけど、マイヤちゃんも生まれたんだから・・」
「ああ。解ってるよ。じゃあ、行ってくるよムゥナ、アルト、マイヤ。」
「「いってらしゃい」」
「いえあおー」
「おう」
いってらしゃい。
聞こえはしないだろうが一応。
リビングに戻ってから母が、
「パパは凄腕の冒険者なの。パパとママ、あと二人の仲間と一緒にパーティーを組んでいてね、懐かしいわ。アルトを妊娠して解散になったのよ。
そのあと、パパは冒険者ギルドの職員になったの。」
へ~。父さんは解るけど母さんまで冒険者だったのか。以外だし強そうに見えんけど魔法職とかならありそう。少なくとも戦士じゃないわ。でも冒険者かぁ~いいな~。目指そうかな。定番だし世界を見て回るのもいいよね。せっかくの2回目の人生なんだからさ。
まぁ、それは私がもっと成長してからでもいいか。それに早く確認したいし。ステータス。
んじゃあいきますか。
ステータス!!