第3話〜甘い口づけ
情事の始まりです。この先どんな展開が待っているのでしょうか?ハーレム状態のドームの中でシブレッドの運命は?お楽しみいただけましたら幸いです。
スー=ファン=ジェンナーの長髪は、見事なまでのブロンドであった。まさに金色に輝いているのだ。シブレッドはその髪のすべてを慈しむように、撫でた。撫でれば撫でる程、整髪料の匂いが増していくようであったが。
「鍵を閉めてくれたかい?」
彼は尋ねた。そうだったわ、と彼女はコンソールを操作し、施錠した。
ドーム内での性行為は犯罪でない限り制限はされていなかった。避妊技術、医療はドーム内であってもその恩恵に肖れたからその心配は不要で行為を愉しめるのだった。と言って、急な来客は嫌だ。
シブレッド=モータブルは、彼女の肩を抱き寄せ そのままベッドに寝かせていった。彼女は、抵抗する様子を見せなかった。
「今日はやけに汗ばんでるな。気温の調整がうまくいかなかったか?」
彼は優しく訊いた。
「わたしだって、もっと稼がなくちゃ快適には生きられないわ。もし、稼げなくなったら生きることすらままならなくなるのよ。ここでは、男も女も一緒。生きるために必死よ。貴方もそうでしょ?」
「まあな。そりゃそうだ。でも君はまだ いい方だろう?これだけの美貌があるんだから」
「うふふ。お世辞言われたって何も出ないわよ」
彼女は彼が唇を近づけてくるのも、全く拒まなかった。熱い口づけを交わし、二人の息は荒くなっていった。シブレッドは、自らの手を彼女のバストに当てた。それを少しずつ揉みしだいていくと面白いように彼女の体は紅潮していった。
彼女の瞳は天空を漂っているようだった。彼も彼女もスーツを脱ぎ 捨てていた。素肌と素肌の接触は、ドーム内にいて物凄く刺戟的であった。
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