第31話〜罪悪
書かせていただきました。こちらが本日最後の投稿になります。あとは お薬を飲んで眠りに着きます。皆様方本日もありがとうございました。おやすみなさいませ。
罪悪感とはこういうものか━━。
シブレッドは、そんな風に感慨を持った。確かに 上官のフラジャイルの指摘通りなのかもしれなかった。たとえ熾烈を極めた戦場の真っ只中にあっても、人命を最優先に考えるべきなのではなかったか?彼は後悔を続けた。やはりやって後悔する方が、やらないで後悔するよりはるかにマシであるという結論に至った。
━━自分は軍法会議にでもかけられるのだろうか?
案じた。しかしその考えとて、自分の心配でしかない。フルクラムの心配をしなくては。
フルクラムの現況をするにはどうしたらいいか?
ラジャイル一曹に質問するしかないのではないか。
「あの。今現在、マキシマム=フルクラム上等兵の身柄はどうなっておりますのでしょうか?」
シブレッドは敬礼をした。
「私は君の強さを信じてる それを教えましょう」
━━はい。
答えは聞かなくてもわかるような気がした。「彼は戦死 いたしました。いや 正確に言えば戦死ではありませんが、戦死扱い ということにいたします。本当のことを言うとね、彼は自ら 機密チャンバーの扉を緊急コックを無理やり引く形で、機密服も纏わない状態で宇宙空間に飛び出しました。気密に守られた航宙艦に乗る人間が宇宙空間にまる裸で出たら、どうなるか?分かりますよね」
シブレッドは、その馬に両膝をついてしまいそうになった。激しい目眩がした。
涙が出なかったが。
お呼びになっていただきました 誠にありがとうございました。




