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灼熱と冷徹  作者: 孑孑(ぼうふら)
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第10話〜ステラ=ファン=スージー

書かせていただきました。情事の時間です。ハーレム状態の水星基地で、随一の美形シブレッドは出撃の度に、甘い思いは します。お読みになっていただけましたら幸いです。

バブルヘルメットを脱ぎながら精密気圧チャンバーから出てきたシブレッド=モータブルを待ち構えていたのは、ステラ=ファン=スージーであった。

シブレッドが使用したインテグラル・ラダーが艦体に収納されるのも待たずに駆け寄ってきたのだ。格納庫は、居住区画ではないのだから、彼女が侵入するのは難関だったろうに。

シブレッドはなかば呆れながらも軽口を叩いた。

「やあ、オールド・スージー、お待ち兼ねだったかい?今日も化粧が厚いね」

すると、彼女からは強力な回し蹴りと、

「わたしゃまだオールドミスなんかではないわ。見た目大人びているとしてもね!」

「痛っ!悪かった。ビューティー・スージー。珈琲でも奢るよ。あと気温もあげる」

「あら、お珈琲ならあたしのお部屋にあるわ。買うのは勿体ないよ」

と、腕を引っ張った。

「わかった、わかったよ」

2人はステラの居室へと向かった。各種生体センサーによって彼らの健康状態は常にセントラルコンピューターにチェックされていた。何のアラートも鳴らないということは帰還時に何の疲労も感じていなかったということだ。

ステラは、厚めの艦内服を着ていても、なお痩せて見えた。腰のくびれなどはトップモデルのようだった。彼はステラの腰に腕を回した。

「いやん。くすぐったい。意地悪ぅ」

彼女は甘えた声を出した。

彼女の脳波を感知して、彼女の居室のドアは滑らかに開いた。

やはり正面にはシングルベッドが見えた。シブレッドの体は、それほど大きい方ではないのだが、それでも彼 一人が載れば、ベッドに空いたスペーㇲはあまりなかった。無理やり彼女は、シブレッドの上に乗ってきた。が、地球圏より 重力の小さい水星では、ほとんど重さは感じなかった。

「ステラ。今日の任務も大変だったよ。君も何かと大変だよね。頑張ろう」

そんな 慰めの言葉を掛けると彼女は笑った。そして、

「あ、鍵の閉め忘れは厳禁ね」

慌ててキーの操作をしたのだった。


お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。

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