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赫刃  作者: あああ
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■ 世界観の要約

•舞台は魔法が発展した異世界。魔導貴族が支配する国家群、精霊契約、魔術ギルドが存在する。

•主人公「澪 クローデル(れい)」は、かつて世界を滅ぼした鬼「酒呑童子」の魂を持ち、公爵家に転生。

•記憶は失われているが、赫刃を抜刀することで断続的に過去を思い出す。

•澪は無意識に赫刃・無明を携えており、その影響で男女・敵味方を問わず愛される呪いのような人生を送っていく。

•しかし、彼女が再び刃を抜く時、**“愛された者たちの記憶さえ斬り捨てる”**という運命が始まる――。


■ テーマとメッセージ

•「強さとは孤独である」

•「愛は時に呪いであり、救いでもある」

•「存在が世界を歪める」

•それでも、人は「その存在を愛さずにはいられない」という宿命。


■ 愛される理由

【表層】――“見た目”と“空気”による魅了

•澪の容姿そのものが、人間離れした美しさを備えている(これは酒呑童子の魂が持つ“威”が影響)。

•近づいた者は、恐怖と崇拝を同時に感じるオーラに圧倒され、知らぬ間に心酔していく。

•魔力や呪力とは別の「存在密度」が高く、言葉にできない引力を周囲に与える。


→ これは誰にでも作用する無意識の“魅了”状態に近く、「自覚的な好意」ではなく、理性を超えた感情として芽生える。



【中層】――赫刃の副作用(“記憶喰い”の代償)

•赫刃・無明は“記録を断ち切る”だけでなく、“存在の定義”すら塗り替える。

•澪が抜刀せずに封印した状態でも、“世界に干渉する力”が微弱に漏れ出しており、周囲の記憶や感情の系統を狂わせていく。

•これにより、澪に接した者は少しずつ“感情を捻じ曲げられ”、自分でも理由のわからない執着や好意を抱いてしまう。


→ つまり、彼女の周囲の愛は「純粋な感情」ではなく、「赫刃の呪い」による歪みを含んでいる。



【深層】――酒呑童子の魂そのものが“愛される器”だった

•前世の酒呑童子は、**「最強」「美しき鬼」「すべてを斬った者」として恐れられ、同時に“本能的に求められる存在”**だった。

•その魂は「戦い」「死」「恐怖」すら超越していたため、**この世界では“生そのものを魅了する核”**として再構成された。

•魔法世界では、強い魂は無意識に他者の感情や存在に影響を与えるとされており、彼女の魂は**“人の愛を引き寄せる絶対者”**として刻まれてしまっている。


→ 神々や精霊、死霊さえも彼女を「崇拝」や「恋慕」の対象と錯覚してしまう。



■ 補足:澪自身はそれを望んでいない


彼女はそれらの「愛される理由」をまったく理解しておらず、冷たく拒絶しても、なお迫ってくる好意に嫌悪を抱いている。

だが、赫刃を抜刀することで、過去の“鬼としての記憶”が蘇るたびに、


「ああ……また、“こうなる”のか」


というような、退屈と諦観に似た感情が芽生えていく。


■ 登場人物設定集



【主人公】


◆ 澪 クローデル(れい)

•正体: 酒呑童子の転生体

•年齢: 17歳(物語開始時)

•所属: 黒澄公爵家・末娘

•外見: 黒髪ロング・紅い瞳。抜刀時は髪が真紅に染まる。美貌の極み。

•性格: 無表情、冷酷、無関心。他者への情はほぼ無いが、理不尽を嫌う理性的な一面も。

•能力: 赫刃・無明の所有者。抜刀時のみ酒呑童子の記憶が蘇る。記憶がなくても最強の身体能力と呪的適性を保持。

•特徴: 愛される呪い。周囲が魅了される体質。本人は無自覚・嫌悪。


https://46821.mitemin.net/i959655/

挿絵(By みてみん)



【クローデル家(公爵家)】


◆ クローデル ロジオン

•関係: 澪の父。黒澄公爵家の現当主

•性格: 政治と戦争の天才。娘への愛情が深く、どんな異常性にも気づかないフリをする

•能力: 剣と魔法両方を極めた老練の軍人。赫刃を“神遺物”と信じる


◆ クローデル リアーネ

•関係: 澪の母。聖職者出身の令嬢

•性格: 祈り深く穏やか。娘を“祝福”として愛している

•能力: 神聖魔術。癒しと結界の天才

•特徴: 澪のことを「神の試練」として受け入れている


◆ クローデル ユリウス/エルノア(兄姉)

•関係: 澪の兄と姉。どちらも澪に強い執着を持つ

•特徴: 戦士と術師、それぞれ有望だが、澪の影に隠れて自我が崩壊気味になる



【魔導学園】


◆ セリス・アークライト

•関係: 澪の同級生(優等生)/王国の第三王子

•性格: 誠実で正義感が強く、最初は澪を警戒していたが…

•能力: 精霊召喚術・高位契約者

•運命: 澪に惚れ、自らの立場を捨てて彼女を守る


◆ ティナ・フェルメール

•関係: 澪の同級生/平民出身の天才魔導士

•性格: 明るく社交的、澪のことを「友達」と呼ぶ唯一の存在

•能力: 空間魔法/転移術

•運命: 澪の“初めての味方”として心を寄せていく



【敵対勢力・異国】


◆ アーゼリア=バルト(Azelia Balt)

• 関係:


異国の因子国家ザレク帝国の皇帝/魔族に進化した因子支配者


• 性格:


侵略を合理的手段とするが、澪を見た瞬間に**「接触不能な存在」と理解し、干渉を拒否**。

支配でも崇拝でもなく、絶対的距離の保持を選択する。


• 能力:


因子統御による魔王級破壊干渉/存在崩壊術式の使い手。

敵対存在の因子構造を直接破壊できるが、澪には通じない。


• 特徴:


敵対者でありながら澪に屈しない。

「敗北」ではなく「定義不能」を悟り、静かに退く。

澪を「絶対者」と定義することすらせず、存在ごと干渉を避ける孤高の魔王。


◆ 暗殺者“白薔薇”

•関係: 澪を暗殺すべく送られた謎の少女

•性格: 感情を殺した冷徹な性格だが、澪と接触した瞬間に心が乱れる

•運命: 任務放棄→自ら澪に仕えるようになる


■ 世界観:大陸構造と時代背景


◆ 大陸名:ル=ファルシア大陸

•5つの大国と無数の中小国家・魔族領・中立都市で構成される広大な大陸。

•澪が転生したのはこの中でも最大勢力の魔導国家**〈アルマ=レグリア王国〉**。


◆ 時代:魔暦1432年 ―「第三魔導期」

•魔法文明が最盛期を迎える時代。かつて“神”が存在していたとされる神代文明はすでに滅びている。

•神代の遺産「魔法遺物レリクス」が発掘され、戦略兵器・呪具として国力に直結。

•各国が魔術技術の独占を狙い、外交=魔法戦力の公開競争という構図に。



■ 魔法体系:階位・原理・特殊系統


◆ 【魔法の本質】


魔力マナを媒介に、言語・図形・契約・霊性など様々なルールで発動される「現実干渉術式」。

各国ごとに魔法理論は異なるが、共通要素として以下が存在する。


◆ 【魔法階位】(6階位+外法)

階位

名称

説明

第1階位

初歩術式

火花、浮遊、光源など。一般人も訓練で習得可

第2階位

基礎魔法

魔導士候補生レベル。火球、治癒、障壁など

第3階位

高位魔法

精霊契約を含む。騎士団魔導士、上位学徒レベル

第4階位

王級魔法

術式特化者のみ。大規模攻撃、領域干渉

第5階位

神秘魔法

古代語や神代詠唱が必要。遺物との共鳴が条件

第6階位

次元魔法

転移・時間・精神操作などの禁忌領域。学会では理論上の存在とされる

番外

外法・呪詛

契約外の存在(鬼・冥界・赫刃)と繋がった術。分類不能、危険視


◆ 【魔法系統】

•精霊系: 精霊との契約で魔法を扱う(主に自然魔法)

•術式系: 数式・幾何魔法陣を利用した論理魔法

•契約系: 生贄・誓約に基づき発動される代償魔法

•血脈系: 先祖の血に宿る魔法因子(例:澪の赫刃との結合)

•呪法系: 負の感情・記憶・怨念を源にする外法魔術(酒呑童子由来)



■ 国家構造(主要国)と政治バランス


◆ アルマ=レグリア王国(主人公の国)

•魔法と血統を最重視する魔導貴族制国家。

•澪の実家〈黒澄公爵家〉は四大公爵の一つであり、“戦略魔導血族”。

•王族は形式上の国家元首であり、実権は元老魔導会にある。

•魔法学園制度が充実し、才能のある平民も一部登用される。



◆ ザレク帝国(敵国ポジション)

•魔族と人間の混成国家。

•魔王アーゼルト=バルトが率いるが、実態は連邦型の軍政体制。

•魔法よりも“魔因子”と呼ばれる呪的存在の支配が主軸。

•赫刃・無明を「神殺しの神器」として捜索中。



◆ ミュエル神聖連邦

•聖職者と巫女の国家連合。神聖魔術が主体。

•澪を「忌むべき呪い」とみなす一派と、「救世主」と信じる一派に分かれる。



◆ フォルシア商会連合国

•金融と魔導技術を武器にした商業国家群。

•魔法道具・遺物の密売が盛ん。赫刃の噂もこのルートから流れている。



■ 【赫刃・無明】の世界における位置づけ

•古代神代の“呪われし刀”。名称も正確には不明。

•「赫刃」と呼ばれるのは色と殺気からの俗称。「無明」は“定義なき破壊”の意。

•世界の記憶を“斬る”刀であり、魔法理論での説明が一切通用しない。

•現在は澪にしか触れることができず、封印すら無効化する。

•一部国家では「神器」または「禁忌」として最高機密指定。



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