表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

97/192

97話 VS サソリファン

 黄砂が飛び交う中、這うようにしながらひっそりと俺達に近づいている魔物がいた。


 その魔物は、サソリとそっくりな姿をしているが、長さが桁違いである。護衛10人分ほどの長さを誇っていたのである。


 また、サソリの化け物のしっぽは円形に見えるほど、筋肉があり、しっぽの先には鋭利な針がある。針には毒が含まれているのである。


 そのサソリの化け物はひっそりと気づかれないように俺達に近づいていた。


 そんなことを知らない俺達は、モグランドを討伐して喜んでいたのである。


 「「カルロスお前やるな!! こんなに強い奴が仲間にいると思うと心強いよ!!」」


 護衛達は俺を褒めてくれたのである。


 「ありがとうございます。しかし、護衛の皆さまがいなければモグランドの攻撃を防ぐことはできなかったと思います。守ってくださりありがとうございます」


 「それが俺達の役割だ。今度も守って見せるよ」


 護衛達と俺は互いに褒め合っていた。


 「おい! 謙遜するなカルロス! お前の実力であれば、モグランドの攻撃を防げたはずだ」


 ホーラルさんが指摘してきた。


 「いえ、あの黄砂が飛び交う中、防ぐのと攻撃を同時に行うのは難しいです。ですので、防いでくださり感謝しかないです」


 「ふっ、うまいこというな」


 ホーラルさんとも笑いあいながら会話をしていた。そんな時だった‥‥‥。


 

 突然、俺達の前に大きなサソリの化け物が現れたのである。そのサソリの化け物はしっぽで護衛の一人に攻撃したのである。


 攻撃されたものはふっとばされた‥‥‥。


 護衛の者達は驚いて身動きができていなかったようである。


 俺とホーラルさんは驚愕しながらも真っ先に動き、剣や刀でサソリの化け物を刺した。刺されたサソリの化け物は悲鳴をあげながら地を這って去っていったのである。


 俺とホーラルさんはサソリの化け物が去るまで様子見していた。


 「あの化け物はなんですか!?」


 「あれはサソリファンという魔物だ。とても大きく地を這うようにして進んでいく。また、しっぽの先には毒針がある。触れると危険だ」


 「ということは‥‥‥先ほどの護衛は‥‥‥!!」


 「ああ‥‥‥まずいかもしれん!! おいお前達吹き飛ばされた者の確認をせよ」


 「すでにショウカさんと二人の者が確認に向かっています」


 どうやらショウカさんが吹き飛ばされた者の元へ向かっていったようである。


 すぐさまホーラルさんはショウカさんに大声で話した。


 「おいショウカ!! 吹き飛ばされた者は無事か!?」


 吹き飛ばされた者を開放していたショウカが応答した。


 「吹き飛ばされはしましたがどこも重症を負ったり、骨が折れたりはしていません。しかし、毒を負ってはいるようです。しかし、解毒薬を用いたことで毒から解放されました。安心してください」


 どうやらショウカさんは解毒役を持ってきていたようである。その解毒薬のおかげで、毒から解放したようだ。


 「とりあえず、吹き飛ばされた方は無事のようですね」


 「ああ、だがあのサソリファンをどうするべきか考えなくてはいけないな」


 少しホーラルさんは考えた後、護衛の者達に命令した。


 「皆、盾で防御態勢になれ。また、円形になり背後を襲われないようにせよ」


 そういうと、護衛の者達は陣形を整えたのである。俺とホーラルさんそして少しして駆け付けてきたショウカさんと負傷した護衛の者は真ん中に立ったのである。


 すると、陣形を組んだ所に、サソリファンが地を這いながら近づき、しっぽで護衛達の盾に攻撃したのである。


 しかし、なんとか護衛の者達は攻撃を防ぎきっていた。すると、サソリファンは一度だけではだめと思ったのか何度もしっぽで攻撃してきたのである。


 護衛の者達は陣形を崩さないようになんとか防御していた。しかし、このまま攻撃をくらい続けるとまずい‥‥‥そう思った時だった。


 なんとサソリファンの悲鳴が聞こえてきたのである。それと同時に攻撃がやんだ。


 俺達は何事かと思い隙間から様子を伺った。すると、サソリファンに立ちふさがる男がいた。その男は白髪に白髭を蓄えていたのである。


 その男は拳に何やら、エネルギーを包み込んでいたのである。その拳で何度もサソリファンを殴っていたのである。


 殴られたサソリファンは痛そうな表情と悲鳴を出しながら、後退していたのである。


 俺達はこれはチャンスだと思い陣形をすぐさま解いて、サソリファンに向かっていった。


 俺は、霊力を使い、一気に何度も刀で攻撃した。


 ホーラルさんも剣をとりだし、攻撃力を上昇する魔法を使った後、斬りつけたのである。


 俺とホーラルさんの攻撃を受けてさらにサソリファンは悲鳴を上げたのである。


 さらに俺達に連なるように護衛の者達も剣を取り出して突き刺した。


 さらなる悲鳴をあげ動揺したサソリファンは顔を上に上げたのである。


 その瞬間を目撃した俺とホーラルさんと謎の男は一気にジャンプして、サソリファンの頭上からそれぞれ攻撃を繰り出した。


 「「「くらええええ――――――――――――!!」」」


 3人の攻撃はサソリファンの顔にクリーンヒットし、サソリファンの顔が吹き飛んだのである。


 サソリファンは顔がなくなった所から血を大量に出していた。


 俺達3人はそこの近くの砂の上に着地したのであった。


 

 こうして、サソリファンを退治することに成功したのである。


 すると、ホーラルさんが謎の男に声をかけた。


 「助けてくれてありがとう。そしてよくきてくれたなボーラン!!」


 どうやら、謎の男とホーラルさんは面識があるようである。


 はたしてこのボーランという男はどういう人物なのであろうか!?

読んでくださり、ありがとうございます!


評価とブクマをしていただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ