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40話 救援者その名はディーラー!!

 救援に駆け付けてくれたディーラーを見て、俺ことカルロスは表情が明るくなっていた。


「ディーラー、ショウカさんに聞いて、ここの場所に駆け付けてくれたのか。」


「ああ、その通りだ。だが、お前がピンチになっているとは思いもしなかったがな‥‥‥」


 ディーラーは屋上に着いた時、ミジョンの背後霊のようなものによって、ピンチになっている俺の姿を見た。


 その姿をみたディーラーは、困惑しながらもカルロスを助けたのだった。


「すまない。だがお前が助太刀してくれたおかげで助かった。それと、希望の光が見えてきたぞ!!」


「そういってくれると照れちまうな!!」

 ディーラーは照れ隠しで頭を撫でた。


 ディーラーと俺が話をしていると、ミジョンが割って入ってきた。


「こいつが駆け付けてきた程度で希望の光が見えただと!?全く甘い考えの持ち主どもだなお前らは‥‥‥」


「「なに‥‥‥!!」」


 俺とディーラーはいらだちながら発言した。


「理由を知りたいか。今、エマはゴブリンナイトに倒されそうになっている。いくら新手のやつが駆け付けようと、俺を相手にして、エマの救援に行けるかな!!」


「くっ‥‥‥‥‥‥」

 俺は、ミジョンの言ったことを否定できず悔しくなっていた。


 しかし、ディーラーがミジョンの言ったことを否定する。


「いや、カルロス、エマさんの所に駆け付けることはできるぞ!!」


「なにっ‥‥‥‥‥‥!!」

 今度はミジョンがいらだちながら発言した。


「俺がミジョンと1対1で戦えば、お前はエマさんの所に行ってゴブリンナイトと戦うことができるじゃないか!!」


「ディーラー、しかしこのミジョンはとても手ごわい相手だぞ。お前ひとりで戦えるのか?」


「カルロス、俺は今や召喚液でミジョンと同じ力を手に入れた。サシで戦えるさ。だから俺を信じて、お前はエマさんの救援に行け!!」


「ディーラー!!」


 俺はディーラーの方を見た。ディーラーも俺の方を見ていて信じてくれという目をしていた。


「分かった!! お前を信じるぞディーラー!! ミジョンの相手はお前に任せる!!」


 俺は、ミジョンの相手をディーラーに任せ、エマの元へ向かおうとした。


 しかし、赤い鳥人により行く先をはばまれたのだった。


「おい、何を勝手に貴様らで取り決めをしているのだ!! お前達のどちらもエマの元に行かせるわけなかろうが!!」


 なおも赤い鳥人が俺に攻撃を仕掛けようとした。だが、その時ディーラーの背後霊みたいなものが俺を守った。


「カルロス、今の内だ。エマさんのところへ向かえ!!」

「すまないディーラー、恩に着る!!」


 俺は、赤い鳥人のとなりを進み、塀を飛び越えて建物から離れようとした。


「逃がすか!!」

 ミジョンが赤い鳥人に指令し俺を捕まえようとした。


「させるか」


 だが、ディーラーも背後霊のようなもので赤い鳥人を捕まえ引きずり込んだ。


 俺は、赤い鳥人から逃れ、建物から離れた。


「くそ~取り逃がしたか!! 覚悟はできているのだろうな!! お前!!」


 ミジョンは俺ことカルロスを取り逃がし激怒しながらディーラーの方を見たのである。


「ああ、覚悟ならとっくにできているさ!!」


 こうして、ディーラーとミジョンの戦いの幕が開けた。


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