20話 魔物に命じる
俺はテイムに成功したあと、さらにゴブリンに命じていた。
「一回転した後、ジャンプしろ!!」
すると、ゴブリンは一回転した後にジャンプした。ゴブリンが命令通り動いたことを確認した。
また、テイムしたゴブリンをその場に置いて、他のゴブリンを探した。
ゴブリンが数匹いた。俺は深夜2時でも戦えるように、そのゴブリンどもの前に出た。
すると、ゴブリンどもは俺を攻撃してきた。
数匹のゴブリンの攻撃をよけると、ゴブリン3匹に連続して攻撃した。その3匹は倒れた。他の2匹は俺が攻撃した隙をみて攻撃してきた。
2匹の攻撃は刀でしのいだ。その後、深夜の暗闇に目をならすため、ゴブリンの攻撃を何度も刀でしのいだり、よけた。
しばらくして、慣れてきたと感じたのでゴブリン2匹を攻撃して、倒した。
倒したゴブリンを確認したが死んでいた。その後、森を探索して、10匹ほどゴブリンを倒した。その後、テイムしたゴブリンの所に行った。
テイムしたゴブリン達の所に着くと、倒れているゴブリンの服をはぎ取るように命令した。
また、そのはぎ取った服に二つの穴をつけて、頭にかぶるように命令した。ゴブリン達は命令した通りに頭にかぶった。
俺は、深夜の戦闘経験を積んたので、テイムしたゴブリンを引き連れて、街に向かった。
街に着くと、すぐさまジョウカの家にやってきた。
俺は、玄関に取り付けてあった鉄の輪を持って、叩いた。
すると、少しして声が聞こえた。
「どなた様でしょうか?」
「俺です。カルロスです。」
玄関の開く音が聞こえた。
「カルロスさん。どうなされたんですか?」
「実は、あの連中の見張り役にいいものを用意したんです。」
俺は、見張り役となるものを呼んだ。
すると、服を頭にかぶったものたちが現れた。
「この方たちは一体誰ですか?」
「俺の知り合いです。見張り役を引き受けてくれました。見張りはこの者達がやります。」
「わかりました。私にできることはありますか?」
「ショウカさんは家を貸してくれているので十分です。あっ‥‥‥ただ、見張り役の食事を3食分、部屋の外に置いてもらえますか?簡単な食事でいいので」
「それぐらいだったらやりますよ。」
「ありがとうございます。あと、あの連中はどうしていますか?」
「あの連中だったら、あの部屋の柱にくくりつけていますよ。安心してください。」
「そうですか。安心しました。」
こうして、頭を隠したゴブリン達は、あの連中の見張りをすることになった。その後、ショウカさんと別れた。現在10時ぐらいだったので、銀行に向かった。
銀行で1万ゴールドを引き出し、アイテム屋に寄った。そこで回復薬10個、状態回復薬10個を購入した。金額は、200ゴールドとなった。
必要なアイテムを購入した後、俺は、武器屋に寄った。そこでナイフを数個購入した。金額は、500ゴールド程だった。
その後、テイムしたゴブリン達がしっかり見守りができているのか心配になり、ショウカの家にむかった。