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ライブ配信!異世界転移!?  作者: 黒羽冥
第二章アメリスアード世界編

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アメリスアード世界編シーン32

殺し屋ペリオットに囚われたアステリオのBOSS。

そしてBOSSの救出の為に動き出す。

アステリオのBOSSが拐われた、エルザックはボロボロのままだが…一足先に向かった。

そして、同じくBOSSを救いたいジェイク。

◇

◇

◇

ジェイクの後を追い、組織本部を目指す俺達はアメリスアードの貧困街を目指す。

そして。

貧困街に着いた俺達。

辺りを見回すとゴミを漁っている者、何かの商売をしている者。

そして、明らかに怪しそうな者など沢山の人達がコチラをチラ見してくる。

するとこちらに、一人の子供が走り寄ってくる。


「ん?どうしたの??」


俺達の中でカルマに寄ってくる男の子。

カルマの足にしがみつくと、ニッコリと微笑む少年。

するとジェイクが声をあげる。


「失せろ!?ガキ!!!」

「えっ!?ジェイクそんなに怒らなくても…。」


少年はビクッと驚きカルマから離れる。

すると走り逃げ去ったのだ。


「えっ!?大丈夫??」


カルマが少年に声をかけるが、彼はもう視界からは消えていたんだ。

するとジェイクはカルマに声をかける。


「おい!なにかとられてないか??」

「えっ??」


カルマが気がつくと。


「あれ??そういえば……あーーーーーっ!?」


カルマが身体を確認すると、どうやら何かを盗られたような反応。


「なんだ?カルマ??なにかとられたのか??」


カルマは青ざめる。


「本が!!??なーーーーーーい!!!!!」

「マジかよ!?どこいったあのガキ!?」


俺が探そうとすると。


「ふぅ……全くもぅ……待ってなさい。」


シェリルは片手を頭上に上げる。


「プテラ!おねがい!!」


ぱぁーーーーーーーーーーんッッ!!!!!っとシェリルのエアーガンは空に打ち上げられた。

銃弾を追うように俺達の頭上に飛び上がったシェリルのスカイプテラは空へと消えていく。


「プテラ!魔神具の反応を見て!!」


 スカイプテラは空を飛び回りだす。

きっとレーダー機能で反応を見ているであろうスカイプテラ。

するとシェリルはニヤリと笑う。


「よーし!見つけたわ!行って!プテラ!!」


まるで…光のように地上へと急降下していくスカイプテラ。


「あそこね!??」

「シェリル?見つけたの??」

「もちろん!!」


すると。

遠くから先程の少年の声で、あろう叫び声を確認する。


「うわぁぁぁーーーーーーーーーっ!!??」

「向こうか!?」


俺達は現場に向かう。

すると尻もちをつき震えている少年。

カルマは盗られた本を手に取りそして。

カルマがガサゴソとポケットから取り出したのは一つの飴。


「はい!君にはこっちの方がいいと思う!」


飴を差し出すと泣きながら謝る少年。


「もう大丈夫だよ!怒ってないから!」

「よし!じゃあもう行こうぜ!」


ジェイクは歩き出す。

そして俺達は後に続き歩き出したのだ。

◇

◇

◇

「ここではああいう子供達は沢山いるからな!気をつけろ…特に……カルマ。」

「えっ!?」


俺達が後ろを振り返るとどこからとも無く集まってきた子供達に飴を分け与えているカルマの姿。


「「カルマ!!!!!」」

「ごめーーーーーん!」


俺達はカルマの優しさも程々にして欲しいと再確認したのだ。

そして程なくして辿り着いたアルテリオ本部。

◇

◇

◇

「着いたぜ??ここが元俺がいた組織…『アステリオ』の本部だ。」


俺達が見上げると、この貧困街の中で一回り大きな建物。

辺りの建物より多少新しめではあるがそこまで建物にお金が使われてないように見える。

俺達が出入口であろう建物の入口に向かうとそこには多数の子供達の姿が。

見ていると食べ物を配っている者の姿がある。


「ここはこの街の本物の貧困街なんだ…親もいない子供達も沢山暮らしている。組織ではBOSSのはからいでああして身寄りのない子供達はここで飯をもらっているんだ。」

「そうなのね?ここでジェイクは。」

「ああ…俺も生まれてから親を知らずに、この貧困街に捨てられていた…ああしてこの街の為にしてくれる組織には昔から憧れていたんだ。」

「ジェイクの気持ちも少しだけだけど、わかるわ。」

「ああ!ありがとなカルマ?」

「うんうん!サキノもお父さんもお母さんもいなくなっちゃったから同じだよ!ジェイクお兄ちゃん!」

「ああ!サキノもありがとうな!」


俺達は、そうして入口へと辿り着くと。


「ジェ……ジェイク!!??」


食べ物を配っていた少し強面のおじさんは驚き手に持っていたパンを落としてしまう。

おじさんのパンは転がりジェイクの足元へと転がる。

パンを拾い上げるジェイク。


「ベルーガさん……お久しぶりです!」

「お……おおおーーー!!!ジェイク!!!」


ベルーガさんという方はジェイクに駆け寄ってきて彼を抱きしめる。

ベルーガさんの目から流れた涙。

照れながらも嬉しそうなジェイク。

二人の間にはとても強い関係性と絆を感じたんだ。

◇

◇

◇

とうとうアステリオ本部についたクロノ一行。

そしてBOSSの居場所は?

お読みくださりありがとうございました!

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― 新着の感想 ―
[良い点] アステリオもそこまで悪い組織ではなさそうなのと、ベルーガさんが良い人っぽいので、ジェイクは戻っても良いかもしれませんね。雰囲気もこっちのほうが合ってそうです。エルザックさんとのダブルガン復…
[良い点] カルマ優しい! でもそんな境遇の子供たちをBOSSは支えているのですね。 エルザックが登場した時は、BOSSがどういう人柄か組織か心配だったのですけれど、カルマの言う通りジェイクの気持ちが…
[一言] ボス、すごく優しい人なんですね。でも、ヤクザの人たちも身寄りのない人を匿ったりしたりしますし、案外悪党って、こんな感じなのかもしれませんね!
2023/10/21 00:31 退会済み
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