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ライブ配信!異世界転移!?  作者: 黒羽冥
第二章アメリスアード世界編
34/500

アメリスアード世界編シーン4

クロノVSジェイクの戦いは一体どうなってしまうのか!?


クロノの力を試すというジェイク!

果たしてどうなるのか!?

ジェイクの魔神具まじんぐから姿を現した魔神アースドラゴン!!

全身岩で覆われた甲羅が特徴的なドラゴンと言うより恐竜でいうトリケラトプスのような頑丈な魔神の様に見える。


「俺の魔神はこのアースドラゴン!この攻撃に耐えられるかな?」


そう言うとジェイクは片手を上げていく。


「くっ!なんなんだよ一体!?」


俺はそう声を上げる!!

ジェイクのアースドラゴンは攻撃を始めるべく徐々に身体から岩をゴツゴツと生やし身体を巨大化させていく。

巨大化した身体は俺の軽く三倍はある。

そして正に恐竜といった姿の魔神は俺にいつでも突進準備完了といった状態だ。


「アースドラゴン…いけ!!うらーーーっ!!」


ジェイクの拳が俺めがけ放たれた瞬間…。

アースドラゴンは突進してくる。


ドドドドドッッッ!!!


正に恐竜だ!!どれだけのパワーを秘めてるのか!!??

どんどんに俺に向かってくるアースドラゴン!!


「これはやばいっ!?」


俺は瞬時に飛び退きアースドラゴンの体当りをギリギリでかわす。


ドガガガーーーン!!!


俺の後ろの壁がアースドラゴンの体当りによりボロボロに崩れ落ちる。


「ほう…凄いパワーじゃのお。」


冷静に口にするヤシュア。


「ちっ…こいつはマジヤバい力だ。」

「おいおい逃げるなよ…建物が壊れちまうだろ…」


俺の驚きの声に挑発してくるジェイク。


「ちっ…くそっ!!」

「ほら!次行くぜ!!アースドラゴン!!」


アースドラゴンはこちらに向きを変えるとジェイクの拳が唸る!!


「うらあああーーーーっ!!」


すかさず俺の元へ突進してくるアースドラゴン!!


「クロノ!!」

「カルマちゃん…彼の事信じましょ…私達アメリスアードのマジェストにも実は彼の情報がヤシュア様より入ってきていて…彼の力を私達も…見てみたいの。」


カルマにシェリルはそう答える。

シェリルの言葉にカルマは、ただ見ているしかなかった。

するといつも人一倍元気な声がする!!


「うわぁぁぁ!!ダメだよ!お家が壊れちゃう!!」


崩れた瓦礫の前にサキノが立って両手を広げる。

既に拳を放ってしまったジェイクは停止する事が出来なかった!

俺の目の前のサキノに襲いかかるアースドラゴン!!


「戻るんじゃ!サキノ!!」


ヤシュアの声に驚くサキノ。


「えっ!?う…うわぁぁぁ!!」


驚くサキノは筆を取り出すと筆の先からカラーウルフが飛び出す!!


「!?あれがサキノちゃんの魔神なのね。」


するとシェリルは止めに入ろうと身構える。


「ジェイクを止めるわ!!」

「待てよ…あいつは…俺と戦いてぇんだろ!?」

「えっ!?クロノ君…?」

「やってやる!!サキノ!俺が止めてやるーーーっ!!」


ドガーーーーン!!!


凄まじい音と爆風が俺の身体から湧き上がる!!


「クロノ!!??」

「お兄ちゃん!!??」


俺の耳にはカルマとサキノの声が聞こえる…そして。


「出おったか?魔神…雷武らいぶ!?」

「ヤシュア様…あれが…?。」


イケメン眼鏡はヤシュアに問いかける。


「ああ…あれが魔神雷武…かの魔王に一人操られず存在していた恐るべき魔神じゃよ……。」

俺の鞘から飛び出した魔神雷武はトリケラトプスの巨体を両手で受け止める。

その姿はまさにドラゴン…。


「く…もうコイツが出ちまったぞ……お…俺はどうなっても知らねーぞ!」


俺がそう言うとジェイクはニヤリと笑みを浮かべる。


「やっと出てきたか…魔王に匹敵する力か…くそ……気を抜いたらこっちが食われそうだ。」


ジェイクがそう言うとレイドが口を開く。


「ジェイク!そいつはヤバイぞ!ふざけてないで魔神をしまうんだ!」

「うるせぇレイド!こいつこんなおもしれぇ魔神を連れてるなんて俺も久しぶりに興奮しちまったぜ!」

「お…俺はまだ完全に操れてはいないんだ!加減は出来ねーぞ!!」

「フン!やれるもんならやってみな!?いくぜ!!」


ジェイクはそう言うとロックグローブを構える。


「うぉおおおーーーっ!!」

「サキノ…下がってろ!」


俺はサキノを後ろへ下げる。


「お兄ちゃん……」

「そんな顔すんな…やるだけやってやらぁ…。」


俺がサキノの髪を撫でるとサキノは俺の腕を掴み俺を座らせる。


「ん?どした?サキノ?」


チュッ。


「ん??」

「エヘへ!お兄ちゃん!頑張って!」


サキノは俺の頬にキスをするとカラーウルフに乗り去っていく。


「サキノちゃん…大胆だわ…なんかモヤモヤする。」


その行為にカルマは呟く。


「彼女大胆ね…負けないようにしないとね!」

「えっ!?ちょっと!そんなんじゃないですよシェリルさんっ!!」


そういう話は女子は好きらしい。


「おいおい大丈夫かよ…お前?そんな腑抜けてッと…」


ジェイクは構える!!


「死ぬって言っただろ!!??」


ジェイクの魔神具ロックグローブはキラリと光ると拳を放つ!!

アースドラゴンは俺に向かって飛び出し今にも俺に食らいつきそうだ!!


「そっちが草食獣ならこっちは肉食獣だぜ!!うぉおおおーーーーーっ!!」


俺が鞘を構えると柄から緑の光が溢れ出す。

そして再び姿を現す俺の魔神『雷武らいぶ


この戦いの行方は一体どうなる!?

更に加速するクロノVSジェイク!!

結末や如何に!?

お読み下さりありがとうございました!






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― 新着の感想 ―
クロノの雷武!? もしかして! ライブ配信のライブ??? 違って居たら、すみません( ̄▽ ̄;)
[良い点] あくまで腕試しで、派手な自己紹介に過ぎないのですものね。今後のためにも必要なことかと思います。言われてみれば、クロノは力を操れていなくて、ある意味においては無免許運転に近いのですから、危な…
[良い点] まだしっかり操れない魔人でジェイクと戦うクロノ;つД`) 危険だよ~!? だけど魔王に匹敵する力と言われると、戦闘狂のジェイクは興味が出てきますね。 ジェイクのアースドラゴンも強くて、魔神…
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