表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ライブ配信!異世界転移!?  作者: 黒羽冥
第二章アメリスアード世界編
33/500

アメリスアード世界編シーン3

アメリスアード、マジェスト本部へついたクロノ達。

果たして。

俺達四人はここアメリスアードで出会ったシェリルと共にマジェスト本部のある場所まで辿り着く。

すると…俺達が扉を開け中へ入ろうとした時。

中から誰かの会話が聞こえてくる。

どうなる!?

「シェリル…今戻ったのかよ…。」

「ええ…ジェイク、会話が外まで丸聞こえだったわよ。」

「それで…ヤシュア様と…この者達は…」


イケメンがそう言いながら俺達を見ている…そして突然驚きの声を上げる。


「ヤシュア様…」


イケメンはそう言うと目をウルウルとさせる…そして突然跪く。


「あん?そのじいさ…うがっ!?」


イケメンはジェイクという男の頭を掴むと無理矢理頭を下げさせる。


「バカか!ジェイク!!黙ってろ!!あの方はマジェストの先駆者で伝説のマジェスト!ヤシュア様だぞ!!」

「うぐっ!何しやがるレイド!?」


イケメンはジェイクという名の男を押さえつけている。


「ほら…二人とも馬鹿な事してないで…挨拶よ。」


するとシェリルの声で二人の男は立ち上がる。

ジェイクは立派な筋肉を見せている身体に自信のありそうな武闘派男。

そしてもう一人レイドはイケメン眼鏡の長身のスーツ姿の男。

まずは武闘派ジェイクが口を開く。


「俺はジェイク…このマジェスト本部の特攻隊長とでも呼んでくれ!」


すると隣の男はツッコミを入れながらも自己紹介をする。


「ふぅ…特攻隊長って僕達三人だけしかいないだろ……あ!ヤシュア様失礼しました!僕はマジェスト協会アメリスアード本部の経理担当のレイドと申します!ここでヤシュア様と出会えた事大変光栄に思っております!!」


どうやらこのアメリスアードの味方になってくれそうなマジェストはこの三人の様だ。


「ヤシュア様、そしてクロノ、カルマ、サキノこの四人はかの魔神復活の地よりここアメリスアードへ来てくれたのよ…二人共…これからは同じマジェストとして一緒に魔王討伐の為に共闘していくわよ…いいわね?」

「シェリル…分かった……ではまずは僕がご挨拶を!!」


スーツ姿の眼鏡イケメンはそう言うとネクタイを締め直す。


「ヤシュア様…そして同士よ…僕はアメリスアード会計係をしているマジェスト…レイドといいます…これからよろしくお願いします。」


キラリとその眼鏡を光らせるあたりが自分をイケメンだと認識しているのであろう。

すると隣で首を回しながら手を鳴らしまるで準備運動をしている男が口を開く。


「そして俺は特攻隊長のジェイクだ!よろしく!!」


こっちは筋肉系…きっと脳内も筋肉かもしれなさそうな気配がする。

そしてシェリルがこちらを振り返ると丁寧に自己紹介をする。


「そして、改めて…マジェスト協会このアメリスアード支部の支部長をしているシェリルです。よろしくお願いいたします。」


三人は俺達をじっと見ている。

すると元気のいいのが挨拶をする!


「サキノだよ!これから仲良くしよーね!」


まあこいつは何も問題ないようだ。

すると緊張したような顔をしている奴がいる。


「おい!大丈夫か?カルマ?」

「え…ええ……だ…だい…じょぶ…クロノ。」


カルマは赤面しながら挨拶をしようとしている。


「ふぅ…全く大丈夫かよカルマ…」


するとレイドはカルマの元へスタスタ歩み寄っていく。

レイドはカルマの手をとると手の甲へのキスをしてしまう。

カルマは赤面して固まっている。


「えっ?」

「な…!?」


俺の言葉にシェリルが動く。


「アンタ何してんのよーーーっ!?」


ぱかーーーーーん!! シェリルの一撃はレイドの顔面を捉える!!


「ぐはっ!?」


こうしてレイドはシェリルの攻撃により倒れていくのであった。

すると聞こえるリスナーのコメント。


『うおおおおっ!!』

『俺達のカルマちゃんになんて事してるんだ!?』

『クロノ!あいつはダメだ!きっと敵だ!』


リスナーのその声に俺は自分のモヤモヤはどこかへ消えていたのだ。


「ごめんなさいね…ホントにもう、レイドは可愛い女性みるといつもこうなのよ。」


なるほど!

このイケメンはこんなキャラなのか…そしてもう一人は…。

ジェイクと名乗ったその男はじっと俺の様子を伺っているようだ。


「なんなんだ…さっきから俺をあいつは観察してるみたいだけど。」


するとシェリルは俺に答える。


「レイドは女の子には紳士…でもそれ以上にヤシュア様を崇拝しているちょっと変わり者だけどいずれ頼りになるマジェストよ…そして君を見ているジェイクは…」


ジェイクは俺の方を見ていたがこちらに歩み寄ってくる。


「よぉ!この中ではどうやらお前が一番マジェストとのシンクロレベルが低いらしい…このままだと…お前…死ぬ…ぜ!?」


ジェイクはそう言うとメリケンサックを取り出し装着する!!


「いくぜ…俺の魔神具『ロックグローブ』そして『アースドラゴン』よ…今こそ力を示せ!!」


するとジェイクの背後から恐竜が飛び出してくる!!


「あれは!?」

「トリケラトプス…かな?私図鑑で昔見た事がある」

「ほっほっほ…あれが地の魔神具より出てし魔神『地龍ちりゅう』じゃの。」


俺の問いに答えるヤシュア。

するとジェイクは俺を挑発してくる。


「そこのヘッドホン小僧!!お前の力…この俺が試してやる!!」

「まぢかよ!!??」

クロノの前に飛び出すジェイクの魔神アースドラゴン!

そして力を試すというその言葉に一体どうなる!?

お読みくださりありがとうございました!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
また、新たな魔人が登場\( ´・ω・`)┐しゅたっ 今度は、トリケラトプスの地龍! 防御力があって硬そうですね( ̄▽ ̄;)
[良い点] 可愛らしい女性がいて、口説くのは個人の自由ですからね。レイド君の恋がつつがなく進んでいくことを祈ります。相手のあることなのでどうなるか、分かりませんが。いきなり接吻とは攻めますね。いいと思…
[良い点] 『クロノ!あいつはダメだ!きっと敵だ!』の声に共感してしまうw
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ