表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ライブ配信!異世界転移!?  作者: 黒羽冥
第二章アメリスアード世界編
105/500

アメリスアード世界編シーン75

クロノ達は一体どうなったのか!?

一方のクロノ達。

俺達の目の前で足場が崩れ去り本部へと続く道は遮断されてしまったんだ。


「くっ!!??シェリル!!??」


中へと連れ去られその扉は閉められてしまう。

今は俺達は入り口に座り込んでいた。


「クロノ!シェリルをどうやって追う??」


見てるだけでも真下には灼熱の香炉になってるそして重油の川が流れ巨大なワニのロボットも口を出してるのだ。


その時。


ガラガラっと突然岩の塊が落ちていく。


ザバーーーーーッ!!!


瞬間!!オイルでねとついた重油をものともせず飛び上がり落ちた岩を噛み砕くワニロボット。

どうやら落ちた時点でタダではすまなそうだ。


「お兄ちゃん…下は無理だね?」

「まあな!でも後ろは出入口で他に回り道もねぇよな??」


するとカルマの元へフェリスがふよふよ戻ってきたようだ。


「ふぃーーーっ!」


フェリスはため息混じりに俺の顔に座ってくる!


「見てきたぜ!カルマ!」

「おかえりフェリス!ってそこクロノの顔よ!?」

「んぐっ!いや!フェリス!俺の顔はお前の椅子じゃない!!」

「ん?あ!クロノいたのか?椅子かと思ってたぁ!」

「ぐぬぬ!お前わざとだろ?」

「ふぅ〜まったくもぉ〜二人とも子供なんだから!」

「くっ!?」


そして俺を無視してフェリスは続ける。


「ふん!それより!やはりここを突破して、あのおっぱいねーちゃんのとこに行くにはここを飛ぶかなにかするしかないみたいだね?」

「お前…後でシェリルに怒られるぜ??っつーかなにかここの他の道ねーしな!どうやって飛ぶか、か。下にはあのふざけたワニいるしな!?」


するとフェリスはふよふよこちらに向かってくる。


「ほれ!さっさと雷武を出して飛べばいいだろーが??」

「ぐっ!!??簡単にいうなよ??それがすぐにできるなら苦労は…ねえ!!」


その時。

後ろから数名の誰かの声が聞こえてくる。


「あっちか!?」

「奥の侵入者達だ!!ターメリック様より捕らえろとの話だ!!」


どうやらターメリックは俺達をこの川にでも落として亡き者にでもしようとしてるのであろう。

すると聞こえてきたのは。


「ぎゃあーーーーーっ!!」

「ぐあっ!!!」


先程の誰かの声は叫び声として聞こえてきたのだ。

すると後ろからかけてくる数名の足音。

俺たちは身構える。

そこへ姿を現したのは。


「クロノさまーーーーーーっ!!??」


突然俺の身体はフサフサの身体に包み込まれる。


「ん??これは??」


俺が目を擦り再び目を開けると目の前にいたのは。


「リオ??お前。んで?こいつは。」

「クロノ様!応援にきました!そしてこの子は。私の魔神『スクエル』もふもふバージョンってやつです!」

「もふもふバージョン??」

「そう!スクエルは身体強化自在のムキムキ格闘家魔神ですからね!その辺の敵にも遅れはとりませんよぉっ!!」


ムキムキの巨大化したリスが俺達を何かから守るように立っていたんだ。

すると巨大化スクエルの後ろから機械音がしてくる。


グイイーーーン!!キュルルーー!


「スクエル!?大丈夫なのか!?」


俺の問いにウィンクで返すリオ。

次の瞬間。

リオはカードを手にする。


「スクエル!!カード!クラブのナイト。」


すると光はスクエルの両手にボコボコの針付きの鉄球が!!!


「スクエル!ぱーーーー〜んち!!!!!」


可愛いリオの声とはうらはらにスクエルのめちゃくちゃ痛そうなパンチが敵を殴り飛ばす!!


「おお!すげぇな!スクエルパンチ!!」

「へへぇ!でしょ?クロノ様!私だって戦えるんですよ?」

「で?どうしてここへ?」

「あ!待ってください!」


すると。

ドォーーーーーンっという破壊音。


そして入り口は大きく吹っ飛びそこに姿を現したのはエルザック、そしてジェイクとレイドだったんだ。


「お前らも。」

「ここはお前たちだけで来るのは内密にくるならいいがこうなった場合は人数が多い方がいいからな!シェリルの件もある!!急ごうぜ!?」

「ジェイク!さんきゅ!」

「お…お前の為じゃねぇしな仲間は大事なだけだ。」


すると俺の肩を叩くレイド。


「いこうよ!クロノ君!!僕達だって大切な仲間のシェリルを救う為ならなんだって出来るんだ!!」

「レイド……ああ!さんきゅ!!」


そして目の前に立っているのはエルザック。


「もう、怪我はいいのか??エルザック?」

「フン!お前達に借りは返す。僕はそれだけだ。」


するとレイドは闘気をため始める。


「うぉぉぉーーーーーーっ!!!??アースドラゴンッ!!!!!??」


ジェイクは拳を引くと力をためる。


「地龍弾々ちりゅうだんだんは!!!」


アースドラゴンは土と岩をボコボコと発生させたちまち道を作り出していく!!


「おおっ!?これはすげぇ!!」

「次は扉だ!!」


俺に続くエルザックの声。

エルザックのライフルが火をふく。

ドォォォーーーーンっと言う音と共に扉は吹き飛び道は出来る。


『『よぉぉぉし!!!』』

お読み下さりありがとうございました!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 結局、お姉さんのシェリルについて、フェリスはそこで認識していたのですね。ターメリック様のハイテンションに乗じて、集まってくるハイテンションな面々、みんな、ノリノリで良いですね。こういう、素…
[一言] 次々と道ができていくの、すごく安心感がありますね! ここまで味方の応援がやってきましたが、果たしてシェリルを救出できるでしょうか? 楽しみです!
2023/12/02 21:30 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ