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ライブ配信!異世界転移!?  作者: 黒羽冥
第二章アメリスアード世界編
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アメリスアード世界編シーン71

クロノたちのピンチ!

どうなる!?

俺の目の前にはロボットのバラフライマシーン!!

そして橋を渡るシェリル達。


「クロノ君!?」

「いけよ!シェリル!!??ふりかえんな!!」

「クロノ君!そんな訳には行かないわ!今!プテラを……!!?」

「いいから!!??」


シェリルは俺の声に停止する。


「いけ!!!」

「すぐに…もどるからっ!!??」


シェリルが振り返り走り出す!!!

カルマ!そしてサキノもシェリルを追う!!

次の瞬間!!!!!

この部屋に誰かの声が聞こえてくる。


「ふわーーーっはっはっは!!!!!」

「「誰!!???」」

「我が名はここの若き現所長代理『ターメリックだ!!!!!』」

「くっ!!??ターメリックですって!?」

「シェリル?知ってるの??」

「ええ…私の父の元部下だった人。でも…私がここから出る時色々してくれたいい人だったはずなのに…どうして??」

「ふふ…どうして…あんなにいい人だった人が私達を襲ってくるの?そう…言いたいのかな??シェリル??」


その男…シェリルがターメリックと呼ぶ男はいかにも嫌な匂いしか俺は感じなかったんだ。


「ふふ…僕はね…確かに君の父トライデント博士にずっと憧れを抱いていたさ!そしていつしか僕は彼の元で研究の助手をし彼の研究を支えていたのだ…ある時…そんな彼は実験から一つの選択を迫られたのだ。」


そう…彼のロボット魔神具に関する研究。

それにどうしても必要だったのはまだ開発段階であった為にどうしても魔神と相性の合う個体が必要だったのだ。

そしてこの施設の中で当てはまったのは。

そう…君だよ…シェリル…。

そして父親であるトライデントもまたその資質があったのだ。

すると…彼は選択をするまででもなく娘の身体ではなく自分の身体を提供する為にこの僕にこの研究を続けて欲しいと提案してきたのだよ?


「えっ!!??父……さん………??」


いつしか、シェリル、カルマ、そしてサキノも足を止めターメリックの響き渡る超え、話をきいていたんだ。

「父さん!!??そんな…………。」


シェリルの父トライデント博士は究極の魔神具を科学と融合させ更なるパワーアップをするという目的…夢を持っていた。

その事はシェリルも知っていた。


「そう…僕も博士の提案には大賛成したよ?マジェスト適性ってのはだれにでもあるわけじゃない…この僕にも未だにないしね…その中で名が上がったのが君達親子の名前…でもね…シェリル…君を実験体に使う方が確かにその若さからも適合率もいいし理想なんだろう…だけど博士は君を差し出す事は拒んだんだ。だから。」


この部屋の俺達の目の前に巨大なモニターが現れる。

モニターに映し出されていくその人物それこそが。


「だから!僕は博士を魔神化する!!そしてその魔神を扱うマジェストになるのはこの僕だ!!!」


醜悪な笑みを浮かべ笑い話すターメリック。


「くっ!!??ターメリック!!父をそんな風にはさせないわ!!!」

「それはどうかな?って言うよりも…君達の今の状態が分かってそんな事言ってるのかな??」

「ターメリック!!貴方の目的は何??確かに私は父を保護する為にここにきた!!それが済めばここを立ち去るわ。」


そう口にしたシェリルはぷるぷると身体を震わせる。

そう…彼女自身が一番奴を許せないはずなんだ。

俺の心にもそれくらいはわかる。


「クク…ならばお前一人でモニターの下の扉から入ってこい。他はそこで待機だ。」

「くっ!!??シェリル。」

「お姉ちゃん!!??」

「シェリル!!??」

「皆…私は大丈夫…だから…向こうに走って!!!」


ドゥン!ドゥン!!

シェリルが銃弾を二人に向け放つ!!

するとスカイプテラは二人に向かい降下していく!!!


「キャッ!!??」

「えっ!!??なにこれ??シェリル!?」


スカイプテラはカルマ…そしてサキノの身 体を捕らえてしまう。。

動けない二人。

俺はバタフライを斬り裂く。


「うぉぉぉーーー!ーーーーっ!!!」


ガシュッガシュッっとバタフライロボは火花を放ち落ちていく。

そのままスカイプテラの元へ向かう!!

俺には何となく感じたシェリルのやろうとしたことを。


「シェリル!!??今助けるから!!!??」

「クロノ君!!来ちゃダメーーーっ!!!!」


スカイプテラは俺の元まで二人の身体を運び渡してくる。

俺の身体にのしかかる二人。

すると。次の瞬間。


「ポチりっ!!!」


そう呟いたのはそう。

ターメリックだった。

ガラガラっと突然橋は崩れ落ちていく!!


「なにっ!!???」

「やっぱりね!たぁぁーーっ!!」


するとシェリルを何者かの鎖がとらえ引き上げる!!!


「えっ!!??きゃーーーーっ!!!」


ターメリックに引き上げられたシェリル。

俺たちは崩れた橋のたもと。

シェリルの元へ向かう術が崩れ落ちていく。

囚われたシェリルに叫ぶ。


「シェリルーーーーーーーーーーー!!??」

狂気のターメリックそして。

囚われたシェリル。

どうなってしまうのか!?

お読み下さりありがとうございました!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 研究のためならば致し方がないですね。ターメリック様も頑張っているのだということがよく分かりました。素敵なハイテンションでとても良かったです。笑い方が特に、元気があってとても良いと思います。…
[一言] シェリル、大丈夫でしょうか…心配です…
2023/11/28 23:10 退会済み
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