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異世界転移は悩みが絶えない  作者: オー鳩
旅の始まり編
9/60

初の食事は・・・

異世界に来てから、初の食事は・・・

恐ろしく不味かった・・・

闘病生活している時は、消化に良いあっさりした物がメインだったが、それでも飽食の時代なだけは有り美味しいと感じる食事が多かったが、畑で見た赤色の実は、此方の世界では比較ポピュラーな食べ物で主食になっているらしく、古びた鍋に実を磨り潰した物とざく切りの物がただ煮ただけの料理だった・・・不味い



エリリ

「お口に合えば良いのですが・・・」



若干気まずそうで有る、考えてみたらエリリは此処の土地に多少の手荷物で来て、ある種の開墾をして生活していたのである。それだけでも、称賛出来る事に気づいた



「お一人で生活基盤を作り生活してるなんて、なかなか出来る事じゃ無いよ

料理は独特な味ですが、美味しいよ」



エリリが微笑む・・・何だろう白い髪の毛と白い肌・・・あの笑顔反則や~


そう言えば、この赤色の実を使って、スキル(クリエイト)出来ないかなぁ

此処に来る迄の間は草しか無かったので、スキル発動が出来なかったが、この赤色の実なら・・・



「エリリ、この赤色の実を数個貰っても良いかな?試してみたい事が有るんだ」


エリリ

「どうぞお使い下さい!この赤色の実はトイックと言いますが何にお使いになるのです?」



少し不思議そうに、トイックなる赤色の実を5個ほど渡してくれた



「実は女神様に貰ったスキルに錬金術のもののようなのが有ってさぁ、貴重な食料で実験みたいな事をするのは申し訳無いんだけどね」



エリリ

「女神様から頂いた御業!凄いです!近くで見てても構わないですか?」



今日イチの笑顔頂きました☆

失敗したら・・・成功させちゃる!


俺はトイックの実を木の板に乗せて、瞑想のような状態を取る・・・イメージするのはリンゴ!

スキルも熟練度が必須なのであまり難しい物では無く想像しやすい物が良いと思った。


体の体温が少し抜けるような感覚・・・


あの女神が居た空間のような白い空間がトイックを覆う・・・


ゆっくりと目を開けると・・・



「ふぅ~見た目は成功かな?」



エリリさんを見ると、目を見開いてビックリしている・・・ビックリ顔も良いもんだ☆


リンゴを1つ手に取りパジャマの裾で軽く拭きかじる・・・



「あま~い!良し成功だ!

エリリさんもどうぞ!」



リンゴは驚くほど甘く、有る意味想像より良く出来たが、なるほど、熟練度を上げていかないと連発はつらそうだ


エリリは俺からリンゴを受けとると、少し恥ずかしそうに、リンゴにかじりつく・・・



エリリ

「ふわぁ~~こんなに甘い果実は初めてです~」



そう言うと、リンゴを大事そうに食べ続けている

やはり女性は果物が好きだったかな?

俺も大好きだ!・・・リンゴの事だよ(笑)



「これは、俺の世界ではポピュラーな果実でリンゴって食べ物だよ」



返事が無い・・・エリリは食べるのに夢中なようだ、仕方無いか、人里を離れた上に食料も限られた物では甘味に飢えていても・・・



この後エリリに2つリンゴをあげると、それを大事そうにしまおうとしたので、何時でも作ってあげるからと食べる事を進めると、嬉しそうに食べ続けた

俺も作ったリンゴを食べながら、

この世界の事、亜人との争いの経緯等を聞いて時間は過ぎて行く





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