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異世界転移は悩みが絶えない  作者: オー鳩
旅の始まり編
5/60

歩く歩く

俺は今、よくわからない平原にいる。

あの女神は疲れたと急かしたうえ、回りに何も無い所に転移してくれちゃったわけですよ


スキルを試したいと言ったのも事実だから、そこは100歩譲っても、1つだけ譲れない事が有る・・・何故にパジャマ・・・


オシャレなパジャマなら、まだしも親が買ってきたセンスの欠片も無いヒヨコパジャマ・・・



そういえば、元の世界では俺はどういう扱いになるのか、気になったので女神に尋ねたら、

俺は6年前に無くなった事になるらしい。


両親に感謝を伝えたかったが、それももう叶わないな



「気分を入れ換えて頑張りますかぁ」



独り言だが声を張った



転移してから半日が立ったころであろうか、自分のスキルを試すのに夢中で大事な事を失念していた


「寝るところをどないかせんと・・・」


エセ関西弁が出るくらいには余裕が有ったが、

いかんせん見渡す限り平原なのだ



「行った事は無いがモンゴルの広大な平原もこんな感じかな」



考えても仕方ないので取り敢えず空に浮いている太陽?月なのかわからないが、薄く青く光っている物を目指して歩き出す



「まさか未開の地って事は無いよな~」



いやわからん、あの女神の事だ



~~~~~~~~~~~~~~~



歩きながらもスキルを試していた。

結論から言うと、(硬質化と軟化)は非常に使えるスキルだった。


最初に試したのは、草を硬質化してみた。

ある種のナイフが出来上がる

なるほど、武器にも成りそうだった

軽く投げて見たが、体が強化されているからなのか、マナによるものなのかわからないが、凄く飛んだ。 なにこれ怖い(笑)


硬質化をもっと試したいが、いかんせん回りに何も無い・・・同じ理由で軟化も試せんとは



歩いてる途中で喉が渇いたので、基礎魔法のウォーターを試す。


結論・・・びちゃ濡れ・・・


器も無いし、加減もわからない・・・


「お金無いけど自販機プリーズ」



そういえば、町に着いても一文無しで、どないしよ~



広大な大地は答えてくれない・・・



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