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異世界転移は悩みが絶えない  作者: オー鳩
プロローグ
3/60

スキルの譲渡と説明

ルミナリエ

「じゃあ気持ちが変わる前にスキルの譲渡から始めますね」



この女神様はこの口調が普通らしい

気にしたら負けなのか?



「よろしくお願いします」



ルミナリエ

「では、目を閉じて出来るだけ心を無にしてください。難しいかも知れ無いけど、スキル譲渡は時間が掛かるから、耐えられなくなったら言ってね~」



「善処します」



言われた通りに目を瞑って、瞑想のような状況にした



ルミナリエ

「では始めるね」




そう女神が言い終わると、心臓が痒い。

正しい表現かはわからないが、とにかく痒い






瞑想を初めてどのくらいの時間がたったのだろうか、相変わらず心臓の辺りは痒いが、この痒さのお陰で眠くならなくて良かった・・・





ルミナリエ

「終わったよ~~お疲れ様~」



間の抜けた女神の声が聞こえて、目を開けると・・・


先程までは見えなかった女神の姿が見えるようになっていた。



「女神様って以外と、ちゃんとした女神様らしい姿だったんですね~」



幼い口調のせいか、勝手にだらしない女神を想像していたが、白い空間にもかかわらず、女神の白い翼はあまりにも白く美しかった。

顔はなんと言うか、幼いが・・、



ルミナリエ

「酷い事言うな~サービスでスキル奮発したのに~」



「すみませんでした~」


ペコリと頭だけちょっと下げる



ルミナリエ

「まぁ良いけど~じゃあ譲渡したスキルの説明に入るよ~」



そういうと、何処から出したのか、黒板らしき板が出てきた。



ルミナリエ

「まず、スキルを書いて行くから、質問は後でにしてね~」



黒板モドキに説明を書いてくれている。

正直助かる、言われただけだと理解出来なかったかも知れないしね



スキル (未来視)

自分の取った行動が将来において、どのような結果をするか、解る物らしい

これはオマケの類いで付けてくれた物らしく、最初は少し先の事が低確率で見えるようになるらしい、スキルにもレベルという概念があるらしく、熟練度が上がれば、かなり有用らしい



スキル (ポータル)

行った事が有る場所にワープ出来る物らしい

異世界ラノベの定番メニュー来た~

此方もやはり、熟練度が低いうちは、短距離しか飛べないらしい。

ポータルにはマナと言う魔力のようなものが大きくかかわるらしく、最初はマナ切れ等も有るから、尚更短距離ワープの方が安心らしい



スキル(硬質化&軟化)

物の硬度を変えられるらしい。

パッと見は使えるのかと思ったが、慣れて熟練度が上がれば、戦闘において凄く役に立つらしい。凄く熱弁しているが、触れると長く成りそうなので、そっとしておこう



スキル(クリエイト)

基本は錬金術とかの類いらしい。

ただし制限も多く、使いやすいという訳でも無いらしい。

ゼロから生み出す事は出来なく、知識と材料が有れば出来るらしく、ようは、このスキルも熟練度みたいに知識を蓄積して初めて有用って事か



後は定番の言語やら初期魔法を少々

何でも最初から高等な魔法を使うとマナ不足で最悪死ぬ恐れも有るらしく、基本属性が有ればそのうち高位の魔法も使えるようにならしい



「これで全部ですか?魔物との戦闘になったら、どうすれば良いのでしょうか?」


ルミナリエ

「そのための硬質化と軟化だよ~。使い方次第では凄く強いからね~」




なるほどねぇ、転移する前に練習させては貰えるね?

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