青春するなら? もちろん学園でしょ!②
「今日が12日だから編入日の25日までは少し時間があるな」
~2時間前~
「で、どこかここがいいっていうところはあるか?」
今、局長室にて学園入学についての会議中である
「そう言われてもどんなとこがあるとかわからないですし、とりあえず青春できそうなところでお願いしす。」
僕は、小さい頃からこの組織育ちで英才教育を受けてきたので、学園とは全くの無縁だったのだ。
「あ、アバウト過ぎやしないかい?」
「と言われましても…あ、じゃあ僕が何か学べそうなとこがいいです」
「皆無…」
局長困ってるなぁ、まぁ気にしないけど
「じゃあ世界で一番のところで」
「簡単に言ってくれるぜ、全く…手続き大変なんだぞ!」
「大変ってことは大丈夫ってことですよね?」
「うっ…」
スキありだぜ局長…
「てことで頑張ってください!」
「…あ、ああ」
局長の顔色がすごい、ただでさえ忙しいもんな、そりゃキツイよな、徹夜かもだよな…、罪悪感が…わかないことも…ない、かな?
「あぁ、それと話さなきゃいかんことがもう一個ある」
「なんですか?」
「編入するにあたって3つ条件がある」
「今さらですね、で、なんです?」
もう局長早めにいってくださいよそういうのはー、まぁ頑張ってくれてるのは知ってるから口にはしないけど
「1つ目は、固有魔法禁止」
「え、なんで?てか僕固有魔法しか使えないんだけど」
「強すぎるからだよっ!お前魔力量桁違いなんだしお得意の魔力操作でなんとかしろっ」
「…わかりました、で、2つ目は何ですか?」
「あぁ2つ目は、あまり目立つな、こっちでもいろいろ偽装はするが気をつけてもらわんと困る」
「くっ…、クラスの人気者になりたかったのに…」
「いや、それは構わんよ、あくまで実力を隠せと言うことでそれ以外は基本問題ない」
「よかったー、なんたってクラスの人気者は青春だからね!」
「よくわからんが…よかったな?」
「はいっ!、で3つ目は?」
「3つ目は、簡単だ、学園いっててもちゃんと仕事はしろよ?」
「はい、それはもちろんですよ、以上でよろしいでしょうか?」
「あぁ、あっ、これは言ってなかった、と言うか言わんでもわかってると思うが、極秘事項を喋んなよ?」
「わかってますよ、正体隠していくんですし、そんなん知ってたら怪しまれますよ」
「あぁ、わかってるならいい」
「で、以上でよろしいでしょうか?」
「あぁ」
「では、失礼します」
こうして会議は終わった、結局僕が行くことになったのは隣国にあるマーリニア魔導学園と言うとこらしい、なんでも世界一の魔導学園でいろんな国から生徒が集まるらしい…楽しみだ。
「よしっ、そうと決まったら早速準備しなきゃ」
~現在~
「大方準備も終わったし、編入日まで仕事しときますか」
こうして編入日までの月日は流れて行った。
文字数がよくわからない…誰かどれくらいがちょうどいいか教えてください…