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世界が変わろうとも  作者: 佐伯 聡理
第1章
2/2

2話 これが初戦闘?

「何だったんだ?今のは急に地震があったと思えばタブレットが目の前に出てきてそしたら頭の中に神様とか言うわけのわからないやつから急にデスゲームとか琴弥どう思う?」


ジュンが聞いてきた。俺も信じられないがタブレットを見てあの神様とかいう奴が喋り終わったと時に自分の能力の使い方が流れてきて理解してしまった。ああこれはウソでも夢でもない現実なんだと。


「ジュンお前もタブレット見てみろよ。そしたらわかる。あの神が喋り終わってタブレットを持ったら理解できたから」


「ああ、琴弥が言うなら」


ジュンがタブレットを持って数秒固まった。多分今理解しているのだろう。


「ああ、なるほどな。理解出来たよ。ほらこんな事ができるなんて夢かと思うけど現実なんだな。だって熱い。」


そう言うとジュンは火の玉を目の前に出現させた。


「お前のスキルは火魔法か。いいな俺のスキルは全部わかりずらい奴ばっかりだ。剣術、弓術、強化魔術、贋作魔術どれもわかりずらい。しかも職業は弓兵だ。ジュンは他に何があるんだ?」


非表示になっているスキルは言わない。あの神のセリフが気になるからだ。だから誰にも言わない。


「俺は火魔法の他に強化魔術、柔術で職業は魔法使いらしい。強化魔術は一緒だな」


「その体型で魔法使いかよ!どっからどう見ても戦士だろ!!」


しかし俺と同じ強化魔術があるのか。この強化魔術は身体または物に強化を掛けるそのままの魔術らしい。身体に掛けると筋力が上がったり、素早く動くことができ。物に掛けると丈夫になるようだ。


俺は身体に強化魔術を発動する。そして倒れた机を立て殴ってみる。


ドカッ!


机は足が折れて板も割れてしまった。しかし手は全くの無傷だ。


「凄いな。この強化魔術は、今身体に掛けたけど見ての通りだ」


「おい!急に机を殴んなよ!びっくりするだろ!!」


どうやらジュン以外からも注目を浴びてしまった。この音で周りも正気になり理解し始めたようだ。


「悪い、俺もお前みたいにわかりやすいのがあったら良かったんだけど1番実践出来るのはこれだから」


「まあいい。とりあえずどうする琴弥?」


「俺は、美咲を迎えに行こうかと思ったけどアイツなら大丈夫だろう。小学生の癖によく頭が回る。だから俺は「パリン!」」


「「「キャア」」」


急にガラスが割れてモンスターが入ってきた。たぶんゴブリンだ。よくゲームに出てくる雑魚モンスターと知られるコイツはリアルで見るとこんなにも気持ち悪いのか。


ギャアギャアど叫んでいる。ゴブリンが4体どうしよう。みんな固まっている。


「ジュンお前アレ殺れるか?」


「殺るしかないだろ?殺らなきゃこっちが殺られる。見ろ今にも襲いかかってきそうだ。とりあえずお前が折った机の足で殴るか。火魔法は室内だから使えないしな」


「ああ、机の足と身体に強化魔術を忘れずにな」


そう言うと俺とジュンはゴブリンに向かって行った。


結果は無惨なものだった。ゴブリン程度では俺らは余裕で勝ってしまった。強化魔術のおかげだ。机の足でゴブリンを殴るとゴブリンの頭はへこんでしまい、1撃で死んでしまった。


それを二人で2回するだけ。それで終わりしかし周りを見ると俺とジュン二人だけしかいなかった。たぶんみんなにげたのだろう。


「はは、なんだこれ?こんなに簡単でいいのか?」


「ジュン違う確かに簡単だったけど、理由は強化魔術とゴブリンだ。タブレットを見てみろ。レベルが上がりポイントが増えている。ステータスも変化している」




名前/霞 琴弥

ポイント/3060

職業/〇〇〇、弓兵

Lv.2

HP200/200

MP160/285

攻280

防200

速190

運110


スキル

剣術、弓術、強化魔術、贋作魔術


ユニークスキル

〇〇〇〇



「ゴブリン1匹につき30ポイントか。つまり30円の敵としてはこれぐらいだろう。それに神が言っていた。強さによってポイントは高くなり、この地球にいる諸君とこれはまだ幼い子供や赤ちゃんも含まれるのだろう。赤ちゃんは親が助けるしかないが小さな子供でも雑魚モンスターには勝てるようにとのアイツなりの情なのかもしれない」


だがほかのモンスターがこんなに弱いとは限らない。思い浮かぶモンスターでもオーク、オーガなど巨大なモンスターがいるだろう。


「こうなったら俺は1度家に戻る。家族が心配だ。琴弥どうする?さっき言いかけていたけが」


「俺はモンスターを狩っていく。少しでもレベルを上げておく。まだ死にたくないからな。それから美咲を探そうと思う。美咲なら死ぬようなヘマはしないだろう。それに小学校にはアイツがいるからな」


今のうちにレベルをいやスキルの使い方を完璧に理解しなければ。神も言っていたステータスをよく見ろと。


「そうか、なら後で連絡をとろう。携帯は使えないだろうから、このタブレットでフレンド登録すれば連絡を取り合えるようだし」


「ああ、それじゃ死ぬなよジュン」


「こっちのセリフだ」


こうして俺達は別々の道を進む。



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