表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/16

「やまだ」の正体

 1億円と帽子型の装置を回収して所長室に戻る途中、山田博士は廊下でスタッフの一人と出会った。昨日、冷凍保存室で太郎に帽子型の装置と薬を渡した助手であった。

「助手A君、昨日はご苦労じゃった」

「さっき受付の女性から聞いたのですが、太郎さんが訪ねてきたのですね。首尾はいかがだったのですか?」

「首尾は上々じゃ」

「それはよかったですね」

「しかも、どこぞの企業のように一部『じょうじょう』ではないぞ、全部『じょうじょう』じゃった!」

「、、、。うーん、あんまり面白くない、と言うより、つまらないダジャレですね。まあ、とにかく『首尾』は良かったのですから、今度は『攻撃』ですね!」

「、、、。君のダジャレもワシに負けないくらいつまらないぞ。豊洲先生の小説を読んで勉強しなさい」

「はい、分かりました」

「それはそうと、看板を元にもどさなくてはならん。助手A君、手伝いたまえ」

 2人は建物の外に出て看板の前に立ち、『冷凍保存研究所...』と表記してあるラベルをベリッと剥がした。その下に書いてあったのは...


『夢プロ研究所:あなたの夢をプロデュースします。宇宙旅行も未来旅行も思いのまま。夢の中でユーメー人になろう。今なら入会金無料!』


おかげさまで、アクセス数 1,000を越えました。

ありがとうございます。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ