表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/16

踊り子さんに触らないで下さい

「おや、トム君、どうしてそんなにびっくりしているのかね」

「ヤマダ ハカセ ッテ 『ツルッパゲ』 ダッタン ドスナー」

「トム君はまだ相変わらず日本語の言い回しはイマイチだけど、『ツルッパゲ』とかの単語はよく知ってるねー」

「あちきは、カドちゃんのファンだったんどす。『ドフリターズ』はあちきの日本文化研究論文のテーマのひとつだったんどすぇ。そやから『ツルッパゲ』と言う単語はよう知ってまっせ。それにしても山田博士、『ツルッパゲ』の頭の表面に浅い凹みがぎょうさん見えとるが、それはなんどすか?」

「これはさっき外した新型脳電磁波検出装置の電極の跡だ。この装置、見た目は脳味噌模様でそうは見えないかも知れないけれど、最新の超高性能装置なんだよ」

「ふーん、そうなんどすかー」

「さらにその性能を最大限に発揮するため、頭をわざわざ『ツルッパゲ』にして頭の皮膚と電極との接触インピーダンスを...」

「えっ、淫靡[インビ]ダンス?ひょっとしてカドちゃんの『ちょっとだけよー』??それとも、ま、まさか、あの超有名な**劇場の超淫靡なダンス!!でも『接触』はあかんのやないか。あちきが日本文化研究のフィールドワークで取材訪問して最前席に陣取ったときには『踊り子さんに触らないで下さい』と厳重に注意されてしまったがな」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ