表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

『prologue』…序章


ー「好きです。つき合ってください。」まあ、告白の言葉はなんの意外性もないものだったが、メールや電話ではなく直接告白したのはまだましな方だろう。そして彼女の返事は、

ー「気持ちは嬉しいんだけど…」


 率直に言えば、彼女はなんてことのない只の女子高生に見えるがしかし、遠い先祖様は妖らしいのだ。そんな彼女の周りではたまに不可解な現象が起こったりする。


 どうしてそんな彼女に告白したかだって?その時は知らなかったというのもあるが、李花は普通にかわいいし成績も運動神経もそこそこ、それに性格はもう最高といってもいい。おまけといってはなんだが李花は俺と小、中学校そして高校も同じところになったというわけだ。李花とは友達としてよく話していたが、いつのまにやら李花のことを恋愛対象として見るようになっていた。そして高校に入ってから少し経った今、告白をしたというわけだ。

さっきの言葉の続きに李花は自分の正体を語り、不思議な現象も見せてくれた。そして最後に彼女はいつも通りの口調で、でもちょっと悲しげな表情をして、

「というわけで僕のまわりには、不可解なことが起こるんだ。君がそれに巻き込まれる可能性だってあるんだよ。それでも君は…」

 俺は迷うことなんてなかった、実際、彼女のまわりで不可解な現象が起きているのは何度か見たことがあるのだ。今更言われたことで俺の気持ちが変わることはない。それに彼女が本当のことを打ち明けてくれたのがたまらなく嬉しかった。

「そんなものどうってことないさ。だからつき合ってください!」

俺は再びそう言うのだった。そんな俺を見て、

「はい。」

李花は顔を少し赤らめながら珍しく丁寧な口調で返事をしてくれた。


こうして俺こと白木蓮と、妖まじりの女子高生藤田李花は恋人どうしとなったわけだ。


実際はどうってことないと言える程甘くはなかった、どうやら恋人の関係になった時から事態は始まっていたらしい。それを知るのはもう少しあとのことだが。





下手な文章ですが頑張って書いていきたいと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ