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俺の異世界物語  作者: 夜つ七
第一章:拉致られ異世界へ
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アイギス城到着。 冤罪で捕まりました。

次、決闘します。

前回

可愛い家族が増えました。


着替えた後、地図を見ながら歩いてたんだけど…なかなか着かないね。

何故かと言うと…エンカウント率がハンパじゃない。

右に行けば魔物。左に行けば魔物。 ここら辺の魔物は暇なのかね〜


ま、そのおかげで解析がマスターできたり、そいつらの剥ぎ取りをしたから、アイテムが大量入手できたよ。

「それに、俺は何もしてないしな。」


何故ならレンが殺ってくれるから。 出てきた敵を焼き殺したり、切り裂いたり… 味方で良かった。

さっきなんて龍を瞬殺した。しかもさ、体の中を真空状態にして内側からグシャリ、なんて殺し方だ… 流石に龍に申し訳ない気持ちになったよ。


「レン。魔物はまだ良いけど、人間は殺さないでよ。頼むから。」


『にゃぁぁ〜』


返事(?)したから大丈夫だろ。 …多分。


まあ、それはともかく…


「まだ着かないのか?」


そろそろ着いてもおかしくない。 地図でもそろそろなんだが…


『ふにゃぁぁ〜』


なんだ?レンが何か見つけたみたいだ。


そこには立て札が立ってた。 よく今まで気付かなかったな。こんなデカイのに…


「ええっと、『アイギス城を見つけられない人へ! 立て札から右に進むと魔方陣が有りますので、その上に乗ってください。 そうすればアイギス城へ行くことができます。 以上 旅人案内人 フラウ=クロイツでした!』…」




……怪しくない?これ。

まあ、手掛かりこれしか無いからな〜 取り敢えず行ってみるか。


でも、地図と反対方向なんだよな…




* * * * * * * * * * * *


これが、魔方陣か? なんて言うか…デカイな。 軽く20人は入るぞ。


これに乗れば良いんだよな?


……乗ったけど何も起こらない。 解析しても、転送魔方陣→転移魔法の触媒。魔方陣によって転移の仕方が違う。としか説明無かったし…実際はまだあったけど理解できませんでしたー


そんな事を考えてたら急に魔方陣が光りだした。


「お、転移するのか?」

しかし何故だろう?なんか、凄い嫌な予感がする


「あれ?レン、何でバッグに入ってるんだああぁぁぁぁぁぁ!!!!」



飛んでる!?もしかしてこれが転移魔法か!?

            てか、痛い!風圧が痛い!空気が冷たい! あの魔方陣作った奴は絶対馬鹿だ!


俺が作った奴を心の中で罵倒してると、デカイ城がありました。


「スゲェ…城が浮いてる。」



あれ、気のせいかな?このままだと城に突っ込みそうなんだけど…


「ギャァァァァァァァァ!!!!!」



ドゴーン!!!!



「イタタタ… よく死ななかったな、俺。」


にしても、まだ嫌な予感がするな… なんで?


「なんだ!?何が起きた!」「ここです!ここから音がしました!」「賊かもしれん!全兵、戦闘配置に付け!魔法が使える者は結界の修復を急げ!」



…外の話の流れだと俺が犯人か?


「私が扉を開く。後の者は私の後に続け!」


ヤバイ!このままだと侵入者として捕まっちまう! どこか隠れ「突撃!!!!!!」


バキバキメキ、ドゴーン!!!!


「いたぞ!目標を確保せよ!抵抗した場合殺しても構わん!」



マジですか!? こうなったら…


「抵抗しないので殺さないで下さい!!!!!」


逃げて殺されるよりは、捕まっても生きる方がずっといい。だって死にたくないし…

え?少しは戦え?やだよ。俺は一般人Aだぞ?兵士[多数]なんかに勝てるわけないだろ…        

* * * * * * * * * * * *

ただいま謁見の間みたいなとこで縛られてます(バック背負ったままで)。    俺、これからどうなんだろ?極刑とかじゃないよね?

            「……との…こ……す。」「そ……ら………か。」


なんか話してるみたいだけど、よく聞こえない。


近くにいる兵隊さんに聞いてみよ。


「あの〜、俺どうなるんですか?」

「……………………」無視されたよ。返事ぐらいしてほしい…



「少年、顔を上げよ。」言われた通りに顔を上げた。                        そしたら、なんかすんごい地味な人が玉座に座ってた。


解析してみよ…



名前:ウィリアム・クロム・シルディア

通称:シルディア王

種族:魔族

性別:男性

年齢:45歳

身長&体重:175cm,59kg

髪&目:金髪、碧眼

特技:魔法

趣味:魔法研究、農業

好きな物:自室、静かな場所、ハーブティー

嫌いな物:徹夜、五月蝿い場所、牛乳

能力:魔力無効化(魔力による攻撃を無効化することができる。ただし、自分の現在魔力量より高い攻撃は無効化できない。)

容姿:すれ違っても全く記憶に残らない位地味

身体能力:歳のせいか最近はあまり凄くない

IQ:ほぼ全ての国の歴史や言語等を知っている。魔法の知識等も深いところまで理解できている

備考:

アイギス城現城主。 このアイギス城を浮かばせている張本人。魔法が得意で、先の戦争では魔法王ウィリアムと恐れられていた。特徴は地味。限りなく地味。その地味さは魔物にさえ気が付かれないほどだ。

国王としては優秀。国民のほとんどが支持している。家族構成は妻と娘がいる。どうも妻には頭が上がらないようだ。性格は優しく、身寄りの無い者や病気の者を助けるために教会や孤児院を作り、そこの経営まで自分で負担している。  

なんか凄い人みたい。魔法で城を浮かばせてるなんて誰でもできる事じゃないだろ。 でも特徴が地味って酷くない?



「少年、名はなんと言う?」

「如月 刹那 です。」


「ではセツナよ。何故我が城に侵入した?」

やっぱり誤解されてる…


「別に侵入した訳じゃありません。」


「なら、何故あのような事になった?」



「アイギス城の道が書いてある立て札があったから、その通りに動いただけです。」


「…………その話は本当か?」



「本当ですよ。立て札はあったし、作った人の名前だって書いてありました。」

「ではその者の名を言ってみよ。」


「フラウ=クロイツと書いてありました。」



……………………あれ?なんで静かになるのさ?


「そうか…あの馬鹿の仕業だったか。ならば納得できるな。」


なんか納得されてるし…             

「誰か!この者の縄を解け!それとあの大馬鹿者をこの場に連れてこい!多少手荒な事をしても構わん!」            

やった!解放されたよ。             

「セツナ君。今回の事は本当にすまなかった。 謝って済む問題ではない。何か出来ることがあるなら何でも言って欲しい。」


そう言い、頭を下げる王。別に気にしてないけどな〜                        「王!フラウ様をお連れしました。」



「んだよ!俺が何したってんだ!?」


なんか後ろに縄で引き吊られてる人がいる。


解析しなきゃな…



名前:フラウ=クロイツ

種族:魔族

性別男性

年齢:20歳

身長&体重:178cm,70kg

髪&目:両方とも青

特技:槍術

趣味:ナンパ(成功率はあまり高くない)、魔道具研究(ただし失敗ばかり)

好きな物:女の子、魔道具研究、武器いじり

嫌いな物:読書、勉強、静かな場所

能力:魔力看破(魔力の量、質、属性を発動前に分かるが、自身の総魔力量を越える魔力に使うと酷い頭痛がする)

容姿:ゲルマン風の顔立ちで見た目は美形(ただし3枚目の空気を纏っている)

身体能力:脚力が尋常ではない(本気で蹴ると成人男性を一撃で殺せる程の威力を持つ)

IQ:知能は(そこまで)悪くないが知識が皆無

備考:

シルディア王の義理の息子。戦争の時両親と死別し、その後シルディア王に拾われ今に至る。

最初の頃は喋ることが出来なかった。そのため周りの者が無愛想だと思っていた。

ここ1,2年前は、魔道具研究にはまっていたがあまりに周りに被害が及ぶため、禁止された。その時に、全ての作品を機能停止させた。

ナンパ趣味だが、成功率は高くない。

槍術を学んでおり、腕前はかなりのモノ。そこいらの兵士では太刀打ち出来ないほどだ。

フラウ=クロイツは拾われる前の名前。本人は戦争を忘れないように名乗っている。

性格は優しいが、普段は悪ぶっている。

自分の事を『青き貴公子』と名乗ったことがあった。本人にとって触られたくない黒歴史だ。

ちなみに『青き貴公子』は髪と目が青い事と王子である事から言ったらしい。


「糞爺!今回は何だよ!?徹夜明けで眠いんだ!さっさと寝かせやがれ!」


王様にこんな口を聞いていいのか?



「この大馬鹿者がぁぁぁ!!!!!」


王様が吠えた!怒鳴ったじゃない。吠えたが適切だ。


「今回は、お前の作品が城の者ではなく、旅の者に被害が出たのだ!さっさと謝らんか!!!」


「待てよ!何の話だよ!?最近は何も作ってないし、前に作った者は全部機能停止にしたじゃねぇか!!?」


「だが、実際に被害にあった者がいる。しかもお前の名が書いてあったと証言している。」


「本当かボウズ!!?嘘だったらタダじゃ済まさねえからな!」


これって脅しだよな!


「本当ですよ。嘘だと言うなら確認してから来てください!」


「このガキ!下手にでてやりゃぁいい気になりやがって!殺すぞ!?」


「どこが下手にでてたんですか?」



「落ち着きなさい2人とも!今、調べに行かせている。静かに待ってなさい!」


「チッ!良かったなボウズ。あのまま戦ってたら、首と胴がサヨナラしてた所だぜ。」


………ブチッ(何かが切れた音)


今の挑発か?挑発だよな?だったら買ってやろうじゃねぇか!            

「そうですか。ですが、助かったのは貴方の方じゃないんですか? 」


………ブチッ


「それはどーゆう意味だ、ボウズ?まさか俺に勝てると思ったのか?」

「当たり前でしょう?貴方程度に負けるほど弱くないですよ。このまま引いた方が身のためですよ。」



「よく言った。つまりはアレだな?殺して欲しいんだよな。なら、望み通り殺してやるよ、糞ガキ…」


「は?何か勘違いしてませんか?俺が死ぬわけ無いだろ?やっぱり頭逝ってますね。さすが『青き貴公子』様ですね♪」



………ピシッ


空気が凍りつく音がした…

周りの人達は真っ青になってるね。どうでもいいけど


「………おい糞ガキ。それをどこで知った?」



「教えると思うか、『青き貴公子』様?」


「そうだな。誰か武器を貸してやれ! 決闘だ。付いてこい。それとも…あそこまで言って逃げるなんてないよな?」「当たり前だろ。勝てる勝負を捨てるなんて馬鹿がする事だ。」



「アハハハハハハハ」

「ハハハ、アハハハハ…」


「「アハハハハハハハハハハハハハ!!!!」」



「お、おい。2人とも少し落ち着「「外野は黙ってろ!!!!」」ごめんなさい!!」


もはやケンカの理由なんか覚えていない2人は闘技場で、相手を叩きのめすことしか考えていないのであった…



バトル描写書けるかな?

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