はぁ…必殺技を覚えろフラウ
あれ？今日は作者が今せんね。あ、手紙ある
なになに…
『強引でした。すみません！』
はぁ…それくらい自分で言ってください。
前回
異常者に付きまとわれ、とある悪戯神に助言を貰った
「と言う訳で、戦争に参加する事になりましたとさ…」
「おい待てコラ、何が『と言う訳で、戦争に参加する事になりましたとさ…』だ！？まずは説明をしろ、説明を！」
「に、兄さん落ち着いて！」
「まぁ、参加していただくのはありがたいのですが…」
「心変わりの理由が分からないのは…正直不安だわ…」
ちっ…うるせぇっての！
たまには静かにしろよな
「まぁまぁ、刹那君が力を貸してくれるんだ。理由なんてどうでも良いじゃないか」
「うむ、刹那は傭兵に近い思考を持っている。だから裏切る事は…おそらく無い…だろう…多分」
「そこは言い切ってくれよシンゲンさん！」
「いや、良く考えたら傭兵は自分の命を優先させるからな、刹那も場合によっては裏切るかもしれん」
酷っ！？俺はそんなに信用出来ないのか！？
「くそっ、絶対にこい「ぶけっ！？」つ等ぶん殴る…」
「セリフの途中で兄さんを殴ってますね…」
「しかもノーモーションでした」
「相変わらずね〜」
「それぐらいは避けんか馬鹿者！」
「シンゲン、お前以外にアレは避けれん」
「・・・お、お前…等、少しは…心ぱ…いしろよ、げぶっ！」
無理無理、だってお前ギャグキャラだから死なないもん…普通なら
＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊
約１０分前・・・
「おいコラ、ちょっと待てよ魔探偵！」
『確かに同名だし起源は同じ…かもしれないが、僕と彼は別人だ』
「って、知ってんのかよ！？」
『まぁ、ディーンの漫画を読んだ事がありますし…』
仕事しろよお前等…
『呆れないでくれよ。こっちは…あの馬鹿のせいで大変なんだから』
「キツイのは分かるが…」『まぁまぁ、とりあえず話を戻そう』
「・・・そうだな。」
どうやったらあの『黒い悪魔』並の生命力を持った奴等が死ぬんだ？・・・一匹は地上最強の生物だし…
『いや地上最強は言い過ぎだ。せいぜい獣人最強だ』「だから勝手に読むんじゃねぇよ！・・・で、どうしてアイツ等が死ぬのさ？」『まず…
シンゲンはアリアによって斬殺
リキュルは捕まり強姦され自殺
リクスは龍殺しの槍で刺殺ディアナは戦争後、身内によって暗殺
王族の３人は見せしめとして公開処刑
・・・こんな所だ』
・・・マジかよ
『まぁ、これは君が参加しなかった場合だ。』
「・・・つまり俺に参加しろと言うのか？」
『参加したところで変わらないかもしれないが…しないよりは良いんじゃないかな？少なくともこれ以上最悪の結果はまず無いよ？』「・・・ちっ、厄介な事になったな」
＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊
「はぁ…人生に幸せなんて無いんだよ」
「いきなり何を言ってんだお前さんは…」
「はぁ…何でアイツがこの世界に居るんだ？」
「アイツって・・・誰ですか？」
「はぁ…しかも自分から厄介事に首を突っ込むなんて…ボケたかな？」
「ボケるにはまだ早いと思うわ」
「はぁ…リキュルとフラウは死ねば良いのに…」
「「いきなり酷いだろ(酷くない)！？」」
よし、切り替え終了っと！
「さて、まず一言言わせてくれ。つーか勝手に言うからちゃんと聞けよ？」
「いきなり仕切り始めたぞ？」
「まず、シンゲンさんはアリア将軍と闘うな」
「む…何故だ？」
「俺が殺りたいから。はい次、リキュルは王様とレイナを守る事に集中しろ。間違っても闘おうなんて考えるなよ？」
「え？良いけど…」
「リクスは槍を持った奴に気を付けろ！かなり相性が悪いから」
「・・・私は大丈夫です」「言う事聞け！じゃねぇと明日からシイタケ料理しか出さ「分かりました」…まあ良いや。」
「ワンコは「ワンコ言うなーー！！」痛ぇ！？…戦争中は大人しくしとけ。…絶対に」
「は、はい」
「王様は後方支援、レイナは怪我人の治療。だけどリキュルから離れるなよ？」「・・・分かったよ」「怪我を治せば良いんですね」「じゃあ…以上！」
「待てぇぇぇええい！！！」
んだよ〜なんか文句あんのかよ！？つーかお前はギャグキャラだから死なねぇんだよ。だから助ける必要無し！
「俺にはないのか！？皆に言ったのに俺には何もないのか！？」
「う〜ん、ならお前は…必殺技でも編み出しとけば良いんじゃねぇか？」
「ふざけんなーーー！！！」
いやいや、ふざけてなんかない。馬鹿にはピッタリだと思ったから言ったんだ。
「じゃあお前の魔法属性何？」
「いや見て分からねぇ…んだな。俺は水の魔力を持ってるぜ」
「なら武器に纏わせる事が出来るか？」
「出来るか！？んな事が出来たら騎士団の団長になれるわ！」
つまり難しいんだな？
「よし！俺とワンコが虐…教えてやるからそれを習得しろ」
「ナニィィィィィイイイ！！！」
＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊
「なぁ、何で私まで巻き込まれなきゃいけないんだよ！？」
「だって魔法が得意何だろ？だったら教える位訳ねぇだろ」
「だったらシルディア王でで良いじゃんかー！」
「ダメだ！アレは地味すぎて居るのを忘れる！」
「ぐっ！…た、確かに」
ほらな、反論出来ねぇじゃん？
「だ、だけど…」
「さっさと腹決めろ。今回は…ちと洒落にならない事をするからな。主にフラウが」
「・・・分かった。私がやる」
よし、なら始めるか
「狂え【色欲の五芒星】」
「それは…シルディア王に使ったスキルだな」
「へー、良く知ってるな。でも使い方は違うぞ」
ラストが使ったのは…
デビルスター
つまり悪魔を意味する物だラストはそれにエジプトで使われていた五芒星の意味を追加した。
エジプトの五芒星は子宮は性的な事を意味する
だからラストが使った時は性的な悪魔、つまり淫魔を表した…まぁ、何故か拷問道具の数々が姿を現したが
今回俺が使うのは
メソポタミア文明で使われていた五芒星だ。
意味は『小さい空間』
「出てこい…俺の隠れ家よ！」
目の前には人が入れる程度の孔が出来た。
「ワンコ…中にフラウが居るか「つまみ上げるなーーー！！！おーろーせー！」…分かったよ、ほらよっと！」
ブン！
「なぁぁぁぁぁぁあああ！！？」
ワンコは孔に吸い込まれていった
さて、次は俺だな
次回は…
「前書き無いんで！」
今私が説明しようとしてたんですが！
「うすせぇ三下！作者はこの小説内では一番権力があ…何やってんの？」
いえ、次回の後書きが楽しみですね。クスクス…
「え、何その笑い？スゲー怖いんですけど」
