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俺の異世界物語  作者: 夜つ七
第一章:拉致られ異世界へ
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戦いの始まり

「はっはっは、別に前回布石でも何でもねーじゃん」


それは貴方のせいですよ?自覚は有りますか?




「ごめんなさい。私が全て悪かったです。」







前回

膝枕は反則だ・・・









―レイナサイド―








「こんにちはレイナさん。」

「こんにちは刹那さん。私に何か用ですか?」



刹那さんは綺麗な笑顔を浮かべ、



「新しい首輪を創ったので散歩に行きませんか?そうですね、街を一周しましょう。」

「イヤアアアァァァァアアアァァ!!!!!!!!!!」






そこで目が覚めました。




「・・・はぁ・・・はぁ・・・夢・・・ですか。」




凄く恐ろしい夢を見てしまいました。

・・・どんな夢か忘れたけど、それだけは分かります


「・・・もしかして、何か悪い事が?」







* * * * * * * * * * * *




―フラウサイド―







「親父、今の話は本当か!?」

「ああ、信じたくないが事実だ。」


ざけんな!何で今になって戦争なんて始めるんだよ!?



「何処だ?何処の馬鹿が言ってきやがった!」

「帝国レッドアークだ。」「!?」



あの国が攻めてくる?有り得ねぇ!有り得るはずがねぇ!



「あの姫様が戦争なんて仕掛ける訳がねぇ…。」

「・・・ああ、あの子ならな。だがな、今の帝国を指揮しているのはアリア将軍だ。」








* * * * * * * * * * * *




―リクスサイド―




「・・・何でしょう?胸騒ぎがします。」

「どうしたんすか団長?」「・・・いや、何でもない。それよりお前も鍛練に行け。」

「げ、俺は仕事が有りますんで今日は遠慮させてもらいます!」


逃げようとした部下の襟首を掴み私は演習所に足を運びました。



「今日は私が稽古の相手をしよう。全員同時に掛かってこい。」








* * * * * * * * * * * *






―リキュルサイド―






「〜〜〜♪〜〜〜♪」




やっぱり朝に入るお風呂って特別よね〜♪



「〜〜♪〜〜きゃっ!?」



髪を洗っていると突然鏡に罅が入った。




「そんな・・・先週買ったばかりなのにーーーー!!!!!」





* * * * * * * * * * * *




―シンゲンサイド―






「こらこら、そんなに慌てんでもプリンは逃げんぞ。落ち着いて食べろ。」

「「「「はーい!」」」」


先程、刹那に作ってもらったプリンは子供達に大人気だ。



「うむ、子供は無邪気なのが一番だな。・・・ん?」



突然、自分の牙が抜けた。



「・・・我の歯が抜けるとは、珍しい事も有るものだな。」








* * * * * * * * * * * *




―ウィリアムサイド―






「・・・まさかあの国と戦争をする事になるとはな。人生何が起こるか分からんものだ。」




あの国とはかなり友好的な関係だったため正直辛い。だが、民を守るためには戦わねばならん。



「アリア将軍・・・もしあの子に、ディアナに何かをしているのなら、ただでは済まさん!」








* * * * * * * * * * * *



―???サイド―








「お腹減ったな・・・」




私が閉じ込められてからどれだけの時間が経ったのだろう?




「・・・アリアの奴、変な趣味に目覚めやがって。」



くくく、此処から出たらたっぷりお仕置きしないとな


「楽しみに・・・してやがれよ、アリア」






* * * * * * * * * * * *




―刹那サイド―







『主、今日の紅茶はダージリン[SFPGFOP]のセカンドフラッシュでございます。』

「ありがとう、ついでにクッキーでも焼いてくれないか?」

『かしこまりました。』




あぁ、スロウス創って良かった。



『主、何やら外の様子が騒がしいのですが・・・よろしいのですか?』

「どうでも良い。」




あぁ、なんて素晴らしい日なんだ。








次回は戦争ですか?




「多分ね。」

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