俺、幸せなのかな?不幸なのかな?
「今回短いな」
まあ、次回の布石みたいな物ですし…
前回
お久しぶりですね皆さん。最初は刹那?でしたが、今はラストと名前を手に入れました。
―ラストサイド―
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
レイナさん、どうして謝るんですか?ただ挨拶をしただけじゃないですか?
「貴様は何者だ!?これ程邪悪な魔力、悪魔の類いか!?」
「シンゲンさん、大正解です。よく分かりましたね。まさか気付かれるとは思いませんでしたよ。」
本当にどうして分かったんですか?私の能力が・・・
「ですが、いきなり悪魔は酷いです。確かに正解ですが私だって女性なんですよ?せめて悪女が良かったです。」
『ラスト様、そろそろ5分になります。』
もうそんなに経ってしまいましたか・・・残念です。
「今日は12時の鐘がなってしまったので帰らせていただきます。ですが、次の機会があるなら私と踊ってくださいね?」
そして私は精神の海に潜った。今度は素敵な殿方と踊れるのを期待して・・・
『てめえ!いきなり人を沈めやがって・・・!もう二度と呼んでやるか!』
『別に呼ばなくて良いですよ?まあその場合、貴方の中で延々と泣き続けるだけですので・・・』
『・・・とりあえず話し合おうか。』
ふふ、主は優しいので簡単に許してもらえました。
* * * * * * * * * * * *
―刹那サイド―
「・・・なんか痛い。まるでフライパンで顔面を殴られたようだ。」
「気のせいです。とりあえず目が覚めたみたいで良かったです。」
顔が痛いのを我慢しながら目を開けると・・・リクスの顔が見えました。
「はい?」
待て、何がどうなってこんな幸せな状況になったんだ?何で俺はリクスに膝枕をしてもらってるの?
「あの、目が覚めたのなら起きてくれませんか?そろそろ膝が痺れてきましたので。」
「ごっ、ごめんなさい!」
俺は慌てて飛び起きた。・・・かなり名残惜しかった。
「な、なななななな何で膝枕を!!?」
「フラウ様が言うには男の方の看病をする場合は膝枕が普通らしいので・・・」
フラウナイス!じゃなくてフラウ殺す!
リクスに余計な知識を教えやがって・・・
「それで気分はどうですか?まだ気分が優れないのならもう少し続けても良いですが?」
「や、やらなくて良い! (これ以上あんな事をされたら心臓が破裂する/////)」
女子にまったく耐性がない刹那だった。
「って、耐性が無い訳じゃない!ただ恥ずかしいだけだ!」
「いきなり何を叫んでいるのですか?」
「あ、いや、何でも無い・・・」
その後・・・
「フラウ死ねぇ!見下せ【傲慢の杖】」
「何で俺が殺されなきゃいけねぇんだよ!大体、お前も喜んでただろ!」
「五月蝿い!お前は『潰れろ』!『潰れろ』!『潰れろ』!」
「待てそれは、ギャアアアァァアア!!!!!」
フラウを半殺しにした。
「レイナからお便りがきたぞ。何々…」
『ラストさんが出てる時は出さないで下さい』
「無理。」