表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無能な僕の神法擬録  作者: カランコロン
3/10

混乱するクラス

さあ投稿しよう、そうしよう

この状態に慌てる者は少なくない、というより慌てる者ばかりだ。


何ここ?やらどこよ?やら言っている女子はまだマシで映画の撮影か何かと勘違いしている者や今すぐ帰せと騒ぐ者も当然いる。


ちなみに僕は落ち着いて周囲のクラスメイトを囲む見知らぬ人(とゆうか兵士っぽい人達だが)や石の壁やらを観察していた。


「落ち着いてくださいませ勇者様方。」


そんな時に先程テレビで映っていた少女が兵士っぽい服装の人達に守られなが一歩前に出て来た。


「ふむ、取り敢えず此処はどこだい?」


そんな少女に対して同じく一歩前に出て話し掛ける先生は取り出したタバコで一服し出す。


吐き出した煙に兵士っぽい人達はザワザワと騒いでいるけど先生は気にもしていない。こうゆう時に先生の性格凄いなと思う。良くも悪くも人を気にしない。


「此処は勇者様方のいらした世界とは違う世界のローウェル国王城、召喚の間です。」


テレビの時とは違い淡々と感情を読ませない声色で少女は語るがその内容はクラスメイトの殆どに衝撃を与えた。まぁ中には予想通りとか騒いでる人もいたがごく少数だ。


ちなみに僕は落ち着いている方。何の小説だこれとか思ってる。


ただ先生は動揺しているのかいつもより深くタバコを吸い、吐き出している。


「……理解が出来ないし訳がわからん、だが状況的には合っているのだろうな。あぁ専門外すぎる。誰か私の代わりに先生やらないか?」


やっと出た言葉は思考放棄にしか感じられ無いけど仕方がない気がする。混乱してないクラスメイト少数だし…


「あぁ、春風は落ち着いているな。よろしく頼む。」


「……一つ聞いていいかしら?」


そして混乱してない数少ないクラスメイトの春風さんが先生に指名された。委員長だからか頼まれたら基本色々しているのを見る人だから指名されるのに慣れているのかもしれない。最初の間で先生をジト目で見ていたけど…


「何でしょうか?」


「さっきから言っている勇者様方ってどう言う意味かしら?」




頭痛い、風邪っぽい。


でも薬買えない。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ