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第四幕 半年後

やっと四幕目。


早く主人公出したいです。

召喚されてから半年経った。


まぁ、結論から言うとヒカゲの周りはあちらの世界と変わらず嫌われ体質だった。


まず町の人だが、彼らはマサシたちが召喚されることを知っていたのでマサシたちとは違い、何も力を持たないヒカゲに嫌悪と失望の目を向けヒカゲを遠ざけていた。多分パルノ王女とクスィパスはこうなる事を分かった上で町から離れた家を勧めてくれたのだろう。


次にあの双子の騎士・キノフ、キノレはヒカゲが町から出ないようにと監視を頼まれたのだろう。必要以上に話しかけて来ず、ヒカゲを視界に入れないように物理的な距離を保っていたが。



それでもマサシたちがちょくちょく会いに来て今日あったことや城にある本を貸してくれたり、朝に空手や柔道の練習をしていると初めて見るのかその練習だけは教えて欲しいとキノフとキノレに言われたのに対して少し弟子を持ったようだった。

ヒカゲはたとえ戦えなくても、あの世界へかえることができなくても、あの世界より美しいこの世界で生きていけるように早く慣れようと借りた本をしっかり読み続けた。




その頃マサシたちは・・・


「シンヤは魔法の援護を、ユメは後ろで回復してくれ!」

「わかりました。マサシくんは前衛をお願いします!」

「ユウカちゃん!後ろからもう一体シルダタイガーが!」

「分かったわ!ユメは回復に集中して」

今はシルダタイガーという木々に擬態をして移動する体が緑色の虎の様な魔物と戦っている。ちなみに今の彼らのステータスは


《ステータス》


マサシ・サカタニ


Level :32

体力 : B

魔力 : 黄

防御 : B

スピード : A

属性 : 全

職業 : 冒険者、剣士、リーダー

能力 : 危険察知クービリノス、正義のディケオア

異名 : 異世界者、剣の勇者、全能の正義



ユウカ・スズキタ


Level : 31

体力 : A

魔力 : 黄緑

防御 : A

スピード : B

属性 : 土、火

職業 : 冒険者、格闘家

能力 : 身代わり、敵の無力化ニヒタ

異名 : 異世界者、力の勇者、信念を貫く者、ツンデレ



シンヤ・ムラカミ


Level : 32

体力 : B

魔力 : ピンク

防御 : A

スピード : C

属性 : 風、木、闇、雷

職業 : 冒険者、魔法使い

能力 : 魔法のメギディア、二重の痛み分け《ドゥオルノ》

異名 : 異世界者、魔の勇者、心強き者、腹黒



ユメ・ハセガワ


Level : 30

体力 : C

魔力 : ピンク

防御 : C

スピード : C

属性 : 水、氷、光

職業 : 冒険者、治癒遣い

能力 : 神への祈り《ゼオロセフ》、移しカスレフルム

異名 : 異世界者、癒の勇者、ふわかわいい子

天然乙女


「やった。なんとか二体倒せたぞ」

「みんなお疲れさま」

「今のが討伐対象 : C の魔物ですか。まだまだですね。」

「で、でもみんな無事でよかったぁ」


あれからマサシたちはレベルや装備、武器などを集めたり、クエスト、まほうの勉強を習い、少しずつであるが確実にレベルを上げていった。

ちなみに、魔物の討伐対象はE〜AとSがある。



「まだまだ遠いな」

「そうね、とにかく今日はもう帰りましょう。ヒカゲも待ってるだろうし」

「まだ少し時間があるので、今日は先に王様たちに報告しましょう」

「そうだね。」



この時彼らは順番を間違えた。いつものようにヒカゲに少し顔を出してから城に行けば、ヒカゲはこの国の闇に飲み込まれることなく、彼等との絆が壊れなかっただろう。

そのことをまだ、マサシたちもヒカゲもわからなかった。


マサシの能力説明は後々書きます。


次はいよいよ主人公がこの国の闇を見てしまいます。

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