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第四十一幕 天界・サンクギオ

・・・はっ‼︎Σ(・□・;)

よ、四十一幕です!


ヒカゲは一体どこに?

水から足を出し、立ち上がるその女性。白い長袖のワンピースにシルクのようなのウェーブしている長い髪を片方で下の方に結び肩にのせており、額からは一本のツノがついており、同じ色の瞳がこちらを不思議そうに見ていた。また、ヒカゲの方もその女性の背中から生えている大きな翼を見た。しかし上から下まで白い姿なのに片方の翼が黒くなっていた。

しばらく見つめ合う二人だが先に話しかけたのは女性の方だった。

「おや、このような場所にどなたかいらっしゃるとは・・・。どうされましたか?」

「あぁ、すまない。実はある依頼で怪しい奴を追っていたらいつの間にかこの場所にいたんだ。すまないがここはどこだ?」

一瞬女性の目が泳いだのにヒカゲは気付いたが、気にせずに訪ねた。

「そうなのですか。ここは天界・サンクギオの森の中です」

「サンクギオ?」

ヒカゲは首を傾げながら、始めにこの世界に来た時に受けたこの世界の説明を受ける。

「あぁ確か、神や天使などの天族カイラトが住んでいる空に浮かぶ国だったか」

今度は女性が首を傾げた。

「大丈夫ですか?」

「何がだ?」

「いえ、サンクギオをご存知なかったようなので」

「まぁ、少し訳ありでな」

ヒカゲは言葉を濁す。

「そうでしたか、失礼いたしました。良ければ森の外まで案内しますが・・・」

「良いのか、というよりも大丈夫なのか?」

「え?」

女性は不思議そうにこちらを見る。

「なぜ?」

「確かこの国も人間国・グロールアと戦争していたはずだ。今は休戦状態でも人間族ヒュームが歩き回るのは・・・」

チラリと女性を見る。

「それに今会ったばかりの見ず知らずの男にそういう物言いは余りよくない。ただでさえあなたは綺麗なのに誤解されてしまうぞ」

するとそう言われるのが予想外だったのか女性は目を見開き、驚いた顔をして固まっていたが、そのあと手で口を押さえ、クスクスと笑った。

「?」

ヒカゲは訳が分からず女性を見ていると女性は落ち着いたのか、今度はしっかりとこちらを見た。

「いえ、まさかそのようなことを言われるとは思いませんでしたので。確かにこの国とあの人間国とはあまりいい中ではありません。それに、実は私も正直あなたが『今の』あの人間国の者だと思っていました。今のあの国は自分たち以外の種族を心良く思っておりません。しかしあなたはそのような様子もなく、それにサンクギオのことも余りご存知ない様子。しかも今会ったばかりの私を心配する言葉。そのように言われるとは予想外で・・・。演技にしてはあまりにも目が私を真っ直ぐ見るので、正直驚きました。まぁ、天族カイラトの人たちは余り気にしないので、フードを被れば大丈夫でしょう」


「それに私の姿を見ても何も言わなかった方もあなたが初めてでしたので」


ボソリと女性はなにか呟いたが、ヒカゲの耳には届かなかった。しかしすぐなか先ほどよりも明るい表情でこちらを向いた。

「私の名前はナーシャと申します」

「そうか、俺の名はヒカゲ・アカツキだ、よろしく」

「それではヒカゲ様、森の外まで案内いたします」

「あぁ、ありがとう」


二人はこうして森の中を歩いて行った。

まだ女性の正体が不明です(>人<;)



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