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第三幕 巻き込まれとこれから

こんばんは、深川イルカです。

二幕目に現状を買い忘れたので、書き足しました。あと、魔法も風と氷を付け足しました。

すみませんm(_ _)m

《ステータス》


マサシ・サカタニ


Level : 1

体力 : A

魔力 : 黄

防御 : B

スピード : A

属性 : 全

職業 : 冒険家、剣士

能力 : 危険察知クービリノス

異名 : 異世界者、剣の勇者




ユウカ・スズキタ


Level : 1

体力 : A

魔力 : 黄緑

防御 : A

スピード : B

属性 : 土、火

職業 : 冒険者、格闘家

能力 : 身代わり

異名 : 異世界者、力の勇者




シンヤ・ムラカミ


Level : 1

体力 : B

魔力 : ピンク

防御 : C

スピード : B

属性 : 風、木、闇

職業 : 冒険者、魔法使い

能力 : 魔法のメギディア

異名 : 異世界者、魔の勇者



ユメ・ハセガワ


Level : 1

体力 : C

魔力 : ピンク

防御 : C

スピード : C

属性 : 水、光、氷

職業 : 冒険者、治癒遣い

能力 : 神への祈り《ゼオロセフ》

異名 : 異世界者、癒の勇者



「そこに書かれているのは、あなた方の本来の力、レベルを上げることによりさらに様々な能力を使いこなすことが出来ます」

「そしてそのステータスは自分の許可によって他の者にも見せることが出来る。下の名のところに勇者と書いてあるだろう?」

「本当だ。俺は剣の勇者だってさ。お、スピードがAだ」

「私は納得行かないけど力の勇者って書いてあるわ。Aなのは体力と防御ね」

「僕は魔の勇者で、魔力がピンクに染まっています」

「わ、わたしは癒の勇者で、シンヤくんと同じ魔力がピンクになってるよ」


マサシたちが騒いでいる横でヒカゲは自分のステータスがあり得ないことになっていた。



ヒカゲ・アカツキ


Level : 1

体力 : E

魔力 : 透明

防御 : E

スピード : E

属性 : 無

職業 : ーー

能力 : ーー

異名 : 異世界者、巻き込まれた者


・・・これはまた、何というか・・・びっくりするほど何にもないな。

まだ何かある感じがするがそれは後で考えよう。というか、体力、防御、スピードがEってどういうことだ?一様家に居ないようにとあの人たちが無理矢理習わせた空手と柔道をやっていたから、普通の人並みにあるはずなのに。

魔力に限ってはなしじゃないか。属性も能力も魔力がなければ書かれないに決まってる。

そして一番気になるのは下の名の方に書いてある


ーー巻き込まれた者


ようは、たまたま居合わせたヒカゲは四人の側にいたことにより巻き込まれたということになる。

ヒカゲは頭を抑えながら悩んでいると、マサシが近寄ってきた。

「ヒカゲはどうだった?」

ヒカゲは暫く悩んだ末、自分のステータスを見せた。四人はステータスをじっと見る。

「すまない。どうやら俺はここでもみんなのお荷物みたいだ。みんなのように戦うことも何もできない」

ヒカゲは目線を下にやり、マサシ達の顔を見れないでいると肩に手を置かれた。手の先を見るとマサシたちは笑顔だった。

「そんなことない。」

「そうよ。あんたはたまたま私たちのせいで巻き込まれたんだからもっとしっかりしなさい」

「僕たちはあなたをお荷物だなんて一度も思ったことはありません」

「もっと頼って・・・大丈夫」

ヒカゲは目線を四人からパルノとクスィパスの方に向ける。

「私たちも申し上げません。まさか他の方を巻き込んでしまうなんて・・・」

「何とかもとの世界に戻せないんですか?」

ユウカは前に出て、二人に聞いた。しかし、二人は首を振る。

「実は戻す方法の本が盗まれてしまって今はわからないんだ」

「この世界の何処かにあるのですが・・・申し訳ございません」

二人は深々とヒカゲ達に頭を下げる。

「しかしマサシ様たちがこの世界を旅することにより見つかるかも知れません」

「まずはLevelを上げる必要がある。ヒカゲ様は戦いに出られぬゆえ、この町の少し離れたところに空き家がある。暫くそこで生活をしてこの世界に慣れるといい。護衛に彼らを付けよう」

クスィパスが手を叩くと二人の青年が入ってきた。

「彼ら双子でね、この国の騎士を勤めている。右の灰色の髪に赤く細い線をいれているのがキノフ・パナジー、青く細い線をいれているのがキノレ・パナジーだ。

キノフ、キノレ、彼はヒカゲ・アカツキだ。早速今日から護衛についてくれ。」

「「全ては王の御心のままに」」



ヒカゲは余りの普通の待遇に驚いた。ヒカゲはいつも無視や暴力を受けていた為、普通なことが嬉しくもあった。


だからヒカゲは自分が感じた嫌な予感は外れたのだろうと安易な考えをしてしまっていた。

あと少し、ヒカゲが自分が感じた違和感に気づいていればあんなことにはならなかったのだから。




やっと主人公だせた。

早く日影を幸せに自由に旅させたい。

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