第三十五幕 貨幣
三十五幕でやんす(⌒▽⌒)
一週間以上休んでいてごめんなさいm(_ _)m
段々とペースを戻していきますので、またよろしくお願いします…>_<…
エレンはアガを叩き起こし、色々することがあるといったんもう一つの扉へと姿を消した。
「ヒカゲ!大丈夫か⁈」
振り返るとフィロスは騒ぎを聞きつけ急いで戻ってきた。
「大丈夫、少し絡まれただけだ」
「怪我は?」
「ない。ティナも大丈夫だ」
「そうか」
フィロスはホッと息をはいた。ふと、ヒカゲはフィロスが持っていた袋を見た。
「それは?」
フィロスはヒカゲの目線が袋にいっているとわかり、袋を持ち上げた。
「そういやお前に金の説明をしてなかったな」
お金は四つのコインが使われている。
一番価値が低いが使うことが多いコイン・銅貨。
銅貨が十枚になると、基本として使うコイン・銀貨。
銀貨が十枚になると、少し高くなるコイン・金貨。
金貨が十枚になると、一番価値が高いコイン・白金貨。
(なるほど。つまりあの世界で例えると銅貨は百円、銀貨は千円、金貨は一万円、白金貨はそれ以上ということか。わかりやすくてよかった)
「で、さっき前に行った遺跡で集めた魔物の素材と水のトラップが来る前に近くにあった宝を何個か拾ったんで変えてきたんだ」
「そうか、以外とちゃっかりしてるな。その宝はどうやって持ってきたんだ?」
「この袋だよ」
出したのは小さい片手に納まるくらいの袋。
「それに入るのか?」
「これは吸収袋ってな、この袋くらいの小さいものなら何でも入れることが出来るもんだ」
「へぇ、これ以外の形もあるのか?」
「あぁ、カバン型とか色々あるぜ」
「そうか、俺もカバン型は欲しいな」
「てぃなもほしい!」
ティナは片手をビシッと上げてキラキラと吸収袋を見つめる。
「この国なら売ってるはずだぞ」
「ちなみに今ある金貨は?」
フィロスは別の吸収袋を出してヒカゲに渡した。
「宝が意外に多くてな。白金貨一枚、金貨五枚、銀貨六枚、銅貨四枚だったぜ」
「それだけあれば当分は持つがもう少し稼いだほうがいいか」
「それでは新たなギルド登録者のヒカゲ様でもわかりやすくできるように私が依頼をまとめて見ました」
いつの間にか戻ってきたエレンが何枚か依頼書をヒカゲの前に出した。
次は依頼を受けさせたいです。
 




