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第三十三幕 ギルド登録

・・・はっ、さ、三十三幕です!



ギイッと扉を開くと中には色々な格好をした多くの種族がひとつの種族だけでなく、その他の種族とも交流をしていた。ある者たちはテーブルに座り情報交換をしたり、またある者たちは掲示板のようなものを見ていたりなど様々だが。

「それにしても予想以上の人だな。まさかこんなにいるとは」

「ぱぱひとがいっぱいだよ!」

ティナは珍しいのかキョロキョロと辺りを見回した。

「前にも言った通り、ここには種族関係なく様々な方々が日々多く来ておりやす。だからこんなに人が多いのでしょう。さ、ヒカゲ様。あの中央にあるのが受付です。あそこでギルドに登録できやすので、あっしの案内はここまでです。そろそろ店に戻らなければいけやせんし」

「そうか寂しくなるな」

ヒカゲはスッと手を出す。ウルアは首をかしげる。

「俺たちはまだ旅をするがまた会うかもしれないし、俺もここにしばらくいるし、お前の店にもたまに寄る」

「え?また会いに来てくれるんですか?」

「当たり前だろ。お前とは確かに利害一致だったが、プライベートなら友人だろ?」



本来なら利害一致で護衛の仕事ならば、その場ではいさようならと関係などなくなり終わってしまう。

(前にフィロス様の言ってることがやっとわかりやした。この方は誰など関係なく手を差し伸べてくれる。それが暖かい)


ウルアは嬉しそうに笑い、ヒカゲの手を握った。その後、ティナとフィロスとも握手をし、その場を後にした。








「さてと、そんじゃあギルド登録をするか」

ヒカゲたちは受付にいる女性に話しかけた。

「すまない、ギルド登録に来たのだが」

「登録ですか、わかりました」

「この子も大丈夫か?」

ヒカゲの背中からティナが顔を出す。

「はい、ギルド登録は基本的に誰でも入ることが出来ます。またランクはありますが、依頼などは自分の力をよく考えてください。自分のランクより上の依頼を受け、命を落としたとしても我々は保障することが出来ませんので」

「命を落としても責任は取れない、か」

「そういうことです。それではご自身のステータスカードをこちらに」

ヒカゲたちはそれぞれのカードを出し、受付嬢が出した小さなトレイに入れる。

「それでは少々お時間を頂きますのでお待ちください」

そのまま受付嬢は奥の部屋に向かった。

ウルアしばらくさよならです・゜・(ノД`)・゜・。

かなしい

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