第二十二幕 稼ぐ方法とこの世界の魔力への依存
二十二幕目…>_<…
ウルアの口調がわからない・・・
ウルアの護衛を勤めるため、ヒカゲはウルアの隣に座り、ティナはヒカゲの膝に、そしてフィロスは荷台の屋根に座る。ちなみにヒカゲとティナはマントを借りてボロボロの服を隠した。
「そういや、ヒカゲ様の瞳は変わっていらっしゃいやすね。それにその瞳に書かれていらっしゃる紋章はもしや契約しておいでで?」
ウルアはフィロスの方を見る。
「よくわかったな。やっぱり目立つのか?」
「あっしは商人なのでいろんな方々と会いやす。その中に確かに契約していらっしゃる方は数多くおりやしたが、目の中に紋章が描かれ、しかもヒト型な精霊族見たことがありやせんでして」
「精霊族には色々あるのか?」
「へい。あっしが見た中では動物がほとんどでした。たまに、妖精やドワーフなどもいやしたが・・・」
「なるほどな。ちなみに手っ取り早く金を稼ぐためにはどうすればいい?これから色々揃えなければいけないからな」
「それでしたら“ギルド”がおすすめですよ」
「“ギルド”?」
ヒカゲが首を傾げる。
「へい。ヒカゲ様はしらないのですか?」
「あぁ、少し訳ありでな。教えてくれるか?」
すると、ウルアは分かりやすく説明してくれた。
まずギルドとは色々な人が集まって情報を交換したり、交流したり、依頼をしたり、請け負ったりなどできる場所だ。
その中の依頼だと依頼主自身が解決できなかったりするものだからその報酬をつけてギルドに頼み、ギルドが難易度をつけて掲示板に貼り付ける。その依頼は誰でもうけることが出来るが、受けた本人が例え死んでもギルドは保証しない。そのことを念頭に置いて依頼を受ける。
ギルドにもランクがあり、カードを発注するのに自分のステータスを見せたとき、それは魔力で決まる。
そのカードの色は持ち主の魔力の色になり、プラチナだとS、ピンクだとA、黄だとB、黄緑だとC、灰色だとD、透明だとEになる。
「魔力で決まるのか?」
「へい、残念なことにこの世界での戦いはほぼ魔力によって決まりやすから逆に魔力が少ないだけで見下したりなど多くありやす。簡単にいうとここにいる方たちは魔力に依存しているんですよ」
ヒカゲは考えるように空を見上げた。巻き込まれたとき、魔力がないことは分かったがまさかそんなに大事なものとは知らなかった。
「しかし、」
不意にウルアは声をかけた。
「あっしはヒカゲ様ならこの魔力に依存しているこの世界の常識を変えてくれる。そんな気がしやす。ま、ただの予感ですがね」
「?」
ウルアはあの時ヒカゲから感じた“この方こそが真の支配者だ”と思わず、惹きつけられたあの感覚。
多分この方は魔力がなくても、この世界を、あの戦いに巻き込まれていくのだろう。
そんな気がしてならない。
ウルアはそう言ってそれ以上話さなかった。ヒカゲもこれ以上聞かずに外の景色を見ていた。
もう少し待っててください。
頑張りますので(>人<;)




