生の音楽はどうなるのだろう
昨日、受託しているギター教室開講日なので教室へ行って事務員さんと話をしました
余談なのですが、実はこの事務員さんなんと!私と同じ年なうえ小学校が同じだったのです
20数年前に初めてお会いした時に、向こうからお声かけいただきました
「先生って●●小学校に通ってはりましたよね?」
「私も小学校2年生までいて、担任は■■先生でした」
「おお!■■先生でしたか?」
なんと、数十年ぶりのことなのでした
しかし、まあ事務員さんは女性で姓が変わっておられるので私はまったく気づきませんでしたが、よくぞお分かりになったなぁと・・・
本題に戻りまして、ここは大手楽器メーカーが運営する教室で、定年の話になったのです
私は嘱託講師なので全然関係はないのですが、この会社は65歳が定年なのだそうです
来年から65歳未満の定年は法律上認められなくなりますが、この事務員さんも60歳で定年だ!と思っていたのに、勝手に伸ばされて、さらに70歳までどうのこうの・・・となる世の中に、私はこんな仕事をずっとしていていいのだろうか?という疑問を抱いておられるようです
「この年になってこんなことしている人生でいいのか?」なのですね
えいやぁ!と辞められたらいいのだけれど、そこは辞めたら何をしよう?なんて無いのでまあ、いるのですけどとのことです
それで講師の話にもなったのです
講師は私のような叩き上げの嘱託講師と、ちゃんと音大等を出た社員の講師がおられるのですね
とは言え、ほぼ鍵盤メインの会社なのでピアノ講師がほとんどなのです
それもほぼ女性ですね
事務員の方「今度新しい教室が出来たんです」
私「知っていますよく前を通りますよ」
事務員の方「すごい生徒さんが集まっているんですよ」
私「ほ~すごいですね」
事務員の方「でも、講師が不足しているのです、特に若い人が全然入ってこない」
とのこと・・・
で、65歳で定年の社員の講師の処遇をどうするか?なんて話になっているそうです
そうなんや!と思ったのです
ギターと違って、ピアノと言うのはとりあえず習っておこうか?なんて方も多いとの認識があるし、大学もけっこうあり専門教育も行き届いていますしね
昔からピアノの先生と言うのはたくさんいるよなぁ・・・と言うのが私の感覚なのですよね
なのに人手不足とは驚きました
知り合いにはピアノに限らず音大だの芸大出身者がたくさんいます
自分で教室を運営されて講師をしている方も多いのですけどね
ただね、実入りの問題は別として、大手楽器メーカーの看板が有るから、生徒集めは個人でやるより効率がいいのです
宣伝も盛大にしてくれますしね
と言うことは、今の若い方達は、大学で音楽の専門教育を学ぶけど、全然関係ない職業に就く人が多いと言うことなのですかね?
私のような嘱託講師は歩合制なのですが、社員の講師は給料制のはずなんですけどね
まあ、年間にピアノを何台か売れ!なんてお達しがあるのかもしれませんが、せっかく子供の頃から20数年積み上げてきた特技を生かさないとは、私にすればもったいない話やなぁと思うのです
ただ、私もギター講師としての自覚よりもギター弾きとしての自覚の方が強いのですけどね
そういうことなんかなぁ?
でも、そんなタイプの鍵盤の方に演奏現場ではあまりお逢いしませんしね
どこへ行ったんだ専門教育を受けた若手ピアニストさん達は?
某国営放送のようなテレビ局が日曜日の昼間にやっている素人さんののど自慢大会もバックの生演奏が鐘以外はカラオケに変わってしまいました
音楽番組もバックの生演奏者を見かけることもかなり少なくなりました
こうして残念ながら生演奏は切られるだけでなく、違う側面として人手不足まで蔓延するとは
切られて不安定なるかもしれないから、志す人もさらに減ったということですかね?
これからの生の音楽はどうなるのでしょう?
私は生涯生演奏を大切にして生きていきます
それがライフワークでもあるのですからね
私は幸せもんですよ




