表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

55/185

第四章 完





 雷神?と戦ってから、一日が経った。

 俺達はその辺の道路に建てられたテントで、夜を過ごしている。


 今は、ビル前の救助テントに来ていた。


 「••••ちはる。きのう、ありがとう。いろいろやってくれて」


 「全然良いよ。俺がしたかっただけだし」


 俺は自分の健康診断と、炊き出しで提供されているご飯貰う為に、ここにいた。

 一方、ホワイトはあの少女の容態チェックをする為らしい。


 「けど、何でそんなにあの少女を気にするの?何か目的あるなら手伝うよ。俺は能力で色々出来るし」


 このホワイトの行動が、俺には不思議だった。

 ホワイトとあの少女は、昨日が初対面のはずである。

 更に、二人が話している姿は見た事がない。


 の割には、ホワイトはあの少女を気に掛けている。

 何でだろうか。


 「••••可哀想だから。ぜんぶなくして。ひとりで」


 「?。そっか。確かに色々やられちゃったらしいしね」


 「うん。わたしだけでも、なにかしてあげたい」


 こんな事を話しながら、入口で立っている人に幕を開けて貰い、救助テントに入る。

 その中には、均等に並んだベットの列があった。

 

 「••••••貴方は••••」


 入ってすぐのベットに、体の一部を包帯で包んだ少女が寝転んでいる。

 その少女はホワイトではなく、俺の顔をじっと見てきた。


 「?。自分ですか?」


 「••••いえ••••••お二人とも••••••四天王たちを倒して頂き••••ありがとうございます••••特に••••ホワイトさんは••••私を治してくれたと••••」


 「••••••やったのはノア。それにまだ治ってない」

 

 「••••••これの••••事ですか••••」


 少女は自らの包帯を外す。


 すると、猿っぽい手が現れる。

 黒田によって治っていたはずが、また猿と化していた。


 かなりの謎現象である。

 感染する系ではないらしいので良かったが。


 「••••わたしなら解決策がみつかるまで、先送りにできる。やる?」


 「••••••大丈夫です••••••私はもう••••••いいです••••••このままで••••たとえ••••あと一年の命であろうとも••••」

 

 「••••そう」


 ホワイトは少女から目を逸らす。

 すると、少女がまた俺の方を見て来る。


 「••••••本当に••••すいません•••••貴方にも迷惑をかけますが••••最期に••••イリカさんに••••騙して••••申し訳無かったと••••••伝えて頂きたくて••••••」


 少女は暗い顔でそう言う。

 頭も少し下げている。


 「そして••••言い訳にも••••なりませんが••••反勇者同盟には••••絶対関わらない方が良いとも••••••••」


 「良いですよ。伝えるだけなら」


 「••••••ありがとう••••ございます••••そして••••本当に申し訳ないです••••」


 少女は俺に向けて謝ってくる。


 何か、割とどうでも良い。

 三秒ぐらいで言えそうだし、まあいっかって感じである。


 というか、少し気になる事がある。

 イリカと少女は果たしてどんな関係なのだろうか。

 今の話を聞く限りだと、少女とイリカは元々仲良さそうだった。

 特に昨日のイリカは、この少女を助ける為に四天王へ攻撃している。


 まあ、色々あるのかな。

 

 「はぁ、、はぁ、、大空!いる!?見てこれ!大空が出てた日刊勇者新聞!!滅茶苦茶あれな書き方されているわよ!あれよ!」


 テントの外から、イリカの大声が聞こえる。

 検査の結果、特に後遺症の無かったイリカが。

 色々丁度いいタイミングだ。


 とりあえず新聞には、俺が元気だと分かる内容が書かれていると良いな。


 「新聞の内容を確認してくるわ。忠告も一緒に伝えて来ます」


 「••••わたしもいく」


 「••••••ありがとうございます••••」


 テントを出る。


 すぐに新聞を掲げたイリカが走ってきた。


 「大空!見てこれ!酷いわ!あの記者!テントを貼れるようにってビルの瓦礫を吹き飛ばしてくれたから!!騙されたわ!」


 その新聞の一面には、壊滅したカルミナ市の写真が乗っていた。

 これの端っこには俺の写真も乗っていた。


 【カルミナ市壊滅!!その原因は内通者か!??••••魔王国四天王の襲撃によって、帝国の約三割もの電力を発電しているカルミナ市が壊滅!雷人族も絶滅した。しかし!カルミナ市はラファエルに負けるとは思えない!本記者はその原因と思われる人物を発見した••••四天王を撃退したと語る魔人族の大空千晴氏だ••••】


 何か内通者がいたせいで、カルミナ市が壊滅した的な事が書かれている。

 その内通者は俺だとも。


 「絶妙に捏造。というか雷神の事は書いてないのか」


 「••••••うそばっか」


 まあ元気さアピールにはなったし、いっか。

 姉ちゃんは見てくれてるかな。

 何か、俺魔人族扱いされてるけど。


 「あ。そう言えば、イリカへこのテント内にいる、フレジアに捕まっていた子からの遺言があるよ。騙して申し訳ないってのと、反勇者連盟とかイリスには関わらない方が良いって」


 「ゆ、遺言!?遺言!?え、どう言う事!?え!?彼女!死んじゃうの!?」


 びっくりしたイリカが、テント内に走って入る。

 それに合わせ、ホワイトも戻った。

 更にテントの門番らしき人も入って行く。



 俺は、テント前に残される。


 「おーい見て!大空千晴くん!また見てよ!この新聞!大空くんの事すっごい捏造してるよ!ボロクソだよボロクソ!」

 

 「やっぱり?」


 ここで、黒田が横から突如現れる。

 イリカと同じく、片手には新聞を持っていた。


 「特にここ!この捏造!いや捏造でも無いけど!微妙に切り取ってて面白いよ!!」


 黒田が笑いながら、新聞の一部を指差す。

 その箇所を見る。


 【Q:何故魔人族の大空千晴氏に協力したのですか?友人W氏:答えたくない。どっか行って。友人K氏:今は忙しいから。どっか行って】


 「まるで無理やり協力させられたみたいになってる!やってるねこれは!こんな質問されてなくて、ただ取材拒否しただけなのに!」


 「やっているね。というか、やっぱり俺が魔人族になっている」


 師匠曰く、俺達のような異なる世界から来た連中の正式な種族名は、「異人族」との事。

 世間一般では「勇者」という種族だと認識されているらしいけれど。

 だからその辺も捏造されていた。


 「それでー!!気分はどう!?悪名売れちゃったね!大空千晴くん!有名人じゃーん!!悪い意味でね!絡まれちゃうかもよ!?」


 「ごめん。少し待って。俺もテントにまた戻りたくて」


 「あれ?どうかしたの?キミと仲良かった人は誰も入院してなかったよね?」


 「ホワイトが雷神?に全部壊された人へ何かしたいらしくて。だから俺も手伝おうかなと」


 扉が開けられたままのテントから、声が漏れていた。

 少し耳を澄ます。


 

 「嘘をつかれたのは、、本当に腹立って、許せないわ、、でも、流石にこのまま死ぬのは、、、」

 

 「••••••申し訳•••••ないです••••」


 「、、、、」


 これらを聞く限り、イリカでも無理そうだ。

 ホワイトも止めたそうだったので、だからこそ俺も手伝おうと思う。


 「••••よくそんな平然と言えるね、、ならボクは帰るよ••••また後で」


 「ラミリアイル様!万歳!!」


 「万歳!!雷人族万歳!」


 「市長の娘でありながら、労働者の権利も主張した雷人族!万歳!!


 「ばんざーい!ばんざーい!!私達にとってこの市が故郷なんです!恩恵も少しはありました!」


 「立ち直せんのはあんたしかいない!万歳!!」


 と思ったら、テントの中から急に大声が聞こえる。

 突然の大声で、俺はビクっとした。


 「••••••私は長くとも一年で••••猿になってしまい••••立ち直すのは••••不可能で••••」


 しかし、少女の発言の後、直ぐ静かになった。


 それならば、猿化の進行を遅らせば良さそう。

 魔力を黒田のに変える。

 

 「黒田の能力を借りるけど、いい?出来るなら詳細に効果も教えて欲しいというか」


 「••••はぁ。ボクのあれは少し前に戻すだけだから。もうほぼ効果がないよ••••」


 「そうなのか。残念」


 だったら、どうしよう。

 あんまり思いつく手は無かった。


 「はぁ••••キミ、雷魔法は使えるようになったでしょ。ここで使ってくれない?」


 「?。良いよ。でも何で?」


 「まあ、取り敢えずやって」


 「『大雷(バリドゴオ)』。これで良い?」


 雷神と全く同じように魔力を動かし、魔法を使う。


 同時に動かせる魔力の量が雷神より少ないため、割と小規模だが。

 こうする事で雷が出せる。


 「『永続循環』••••で、キミがこの雷と石に『融合』を使ってみて。くっつけられるから」


 黒田の能力によって、目の前では雷が出ては消え、出ては消えを繰り返していた。

 俺は魔法をもう使っていないにも関わらずだ。


 「『融合』?分かった。こう言う事?うびび」


 石を拾い、そのまま雷が通る場所に触れる。

 それで『融合』を使い、電気が流れて続ける石を手の中に作った。

 なので、少し感電してしまう。


 「••••これをあの子に渡してみて。まあ、根本的な解決にはならないけど。これで生きる気力が出れば、ある程度は時間稼ぎが出来て、助かる、かもね」


 「そうなのか。ありがとう。けど、それなら黒田が渡した方が良いんじゃない?あの人は黒田にも感謝したそうだったよ」


 「••••別に良いよ。結局ボクの為にやっただけから。全部キミがやった事にしといて」


 「分かった。そう伝えておく」


 多少嘘を付くことにはなるが。

 そこはいっか。


 ついでに少し工夫して、良い感じに生きる気力が出るようにしよう。

 これで大丈夫なはず。


 「あ。後、黒田って近頃空いてたりする?予定が合ったら二人で遊びたいなって」


 更にこれも伝える。

 一応黒田から注意された点は、抑えていた。

 良ければ、仲良くしたかった。


 「二人で。ね。いいよ。ボクとしてはこんな更地で何するんだって言いたいけどね」


 「空を眺めて、一緒に炊き出しの豚汁を食べたりとか?石を蹴ってサッカーしたりとか?」


 「謎の青春風味。でも悪くないね。空を見ながら、ポエム制作対決しよう。今ボクはそんな気分」


 「了解。ポエムは作った事ないけど、やってみたいわ」


 結構趣味に出来るかもしれない。

 運が良ければ、黒田が作り方を教えてくれるかも。

 そしたら、黒田にとっても迷惑じゃないだろう。


 「ま、遊ぶのはいつでも良いよ。キミの協力のお陰で、暇になったから」


 「じゃあ、明後日の午前9時、炊き出しをしているテントの前に集合でも良い?俺もその日は一日空いているから」


 「二週間以内ならどの日もボクは空いてるね。じゃ。また明後日。楽しみにしてる。大空千晴くんの心のこもったポエムを、ね!」


 「した事ないから。あんまり期待はしないで。けどまた明日」


 「まったねー!!」


 黒田は手を振りながら、去っていく。

 俺も手を振り返す。


 そして、すぐに見えなくなる。

 元に戻れて、良かった。


 

 それから俺はテントの中に入る。

 中は静まり返っていた。


 「突然、すいません。この石を見てくれせんか。これ、ほぼ永続で雷流が流れているっぽくて」


 そこで、俺はバリバリという音が鳴っている石を掲げる。

 周囲の目が俺に集まった。

 

 「え、何それ、?どこで見つけたの?」


 「偶々その辺で見つかって。雷が当たり続けた事で偶々変わったのかも。これをあなたに差し上げたいです」


 「••••••私ではなく••••皆さんに••••」


 少女は横に首を振った。

 失敗だ。

 だが、想定内である。


 「自分は部外者の身です。なんですけど、テントの外から聞いていて、皆さんの故郷を思う気持ちは、本当に良く理解出来ました。自分も故郷から離れた身として、本当に、心からよく分かります」


 多少声を張り、テント内全体に俺の声が響くようにする。

 これで、もう集めていた注目を更に集める。

 何か堂々としている感出て、良さげに説得力が増すっぽい。

 ついでに眉も下げて、同情してる風な表情もした。


 「その上で。自分は。是非あなたに受け取って欲しいです。自分がここにいた短い期間でも、あなたの人望は伝わって来ました。だからこそ、です」


 「••••••そんなことは••••」


 「先程の皆様方の大声もそうです。これこそ、あなたのこれまでの努力を表していますから。決して、もういいで済ませては行けないぐらいの」


 「••••••ですが••••」


 少女は小さく呟く

 まだ暗い顔だ。


 「周りのあなた方も。非常に辛そうな環境下で努力をしてきました。だからこそ、もう一度。先程のテントの外まで聞こえる声を、お願いします。復興への思いをまた叫んで下さい。せーの、、」


 「こ、故郷を復興させる!ばんざーい!」


 「ばんざーい!ばんざーい!!」


 良い感じに勢いがついた。

 ここで畳み掛ける。

 石はその辺の机に置いた。


 「手。失礼します。『叛逆循環』」


 少女の手を両手で持ち上げ、黒田の能力を使う。

 これで少女の猿化の進行が少し戻る。


 「申し訳なく思う気持ちも、分かります。生きるのが嫌になる気持ちも。ですが、諦めないで下さい。時間稼ぎにしかなりませんが、こんな能力もあるんです」


 少女は目を見開く。

 少し崩せた。


 「あなたが諦めてしまったら、周りの皆さん、そして、あなた自身のこれまでの努力が、全て完全に無駄になってしまいます」


 更に少女の目見、こう言う。

 少女の手も、両手で握る。


 「あんな努力の結末がこれでは、あんまりじゃないですか。最期に、頑張ってみませんか」


 こうしてじっと、真っ直ぐ少女の目を見た。

 経験則と家族のやり方によると、多分これで行けるはず。

 

 「••••••ひゃ、ひゃい••••」


 と思ったら、少女は顔を少し赤くし、目を逸らす。

 これは一体どう言う反応なのか。

 偶にされるが。


 まあいっか。

 そんな人もいるよね。


 「皆さんも最後にもう一度!思いをお願いします!カルミナ市!ばんざーい!力を合わせて復興だ!」


 「ばんざーい!力を合わせて!復興だー!!ばんざーい!」


 「ばんざーい!ラミリアイル様!ばんざーい!」

 

 周りの人達も、俺の言葉を復唱する。

 その声は段々と、テント一体に広がっていく。

 

 「ばんざーい!復興だー!ばんざいー!」


 「ばんざーい!!」


 「こんなに好かれているんです。あなたの努力故に。また最後に、やってみませんか」


 「••••••••」

 

 そんな声の中で、また真っ直ぐ少女の目を見る。

 両手も握りっぱなしだ。


 すると、少女は顔を真っ赤にする。

 だけで無く、少し首を縦に振った。


 「••••••分かりました••••••最後に••••やってみます••••」


 「ラミリアイル様!!ばんざーい!!ばんざーい!」


 「ばんざーい!!お願いします!!ばんざーい!」


 これらの声を聞き、遠くの比較的重傷ではない人達も集まって来た。

 その人達も、少女に話しかける。

 



 よし。

 これで良い感じだろう。


 多分少女に生きる気力も出たはず。

 やったね。


 少女から手を離し、俺はホワイトとイリカの方を向く。


 「••••ち、違うのよ••••あんな風に慰められるなら••••立ち直らないで欲しかったなんて••••ちょっとも思ってないわ••••そんな事••••言わないで」


 「だ、大丈夫?」


 「お、大空••••大丈夫、、なんでも無い、、」

 

 何か、イリカはぶつぶつと独り言を呟く。


 明らかに大丈夫ではなさそうだが。

 どうかしたのか。


 「••••••ちはる••••••••」


 そして何故かホワイトは両手で、俺の両手を握る。

 少し暗い顔もしていた。


 「???。どうかしたの?あの人に新しい物をあげれて、何かはしてあげれたと思うけど」


 ぶっちゃけその辺で聞いた事で、雑に焚き付けただけだが。

 俺も色々よく知らないし、後は自分達で何とかしてくれるだろう。

 何か生きる気力も大事らしいし。

 知らないけど。

 多分。


 「••••なんでもない。よかった」


 「そっか。それなら俺も良かった」


 あれで、良かったっぽい。


 いえい。

 これで、ホワイトに少しでもあげられたかな。

 だったら、Vピース!





——





 あれからニ週間ぐらい経つ。


 通報とか色々したが、それと関係なしに街は復興し出していた。

 だが未だ少しなので、俺達はまだ災害用テントで泊まっていた。


 「電車。直るめどがついた••••またついてきて」


 「了解。けど、ここの歴史は十分に調べられた?来て三日でカルミナ市は焦土になった感じだけど」


 「だいじょうぶ。二千年前ぐらいになんかあった事と、その時なにかが解放されたこと。これはわかった」


 「そっか。良かった。じゃあ何処に行くの?」


 「つぎは帝都」


 帝都か。

 そこは、プロテクト市やカルミナ市も所属する人類共同連邦帝国の、首都らしい。

 本で読んだ。


 「帝都か。結構近いね。分かった。けど、あそこって一回壊滅してなかったっけ。五百年ぐらい前に」


 魔人族の大侵攻で、帝都に元々あった建物は全部壊されたらしい。

 そこから復興し今の帝都になったと、ホワイトの借りていた本をパラ読みした時に見た。


 「そこじゃない。帝都には世界で一番大きい博物館がある。それみたい」


 「?。それだけ有名な博物館だと、昔のは消されてそうじゃない。リキャプチャ市とか鯛墨市とかの方が歴史が深いし、行くならそこの方が」


 帝都はカルミナ市からも近いし、寄るだけなら良いとは思うが。

 泊まったりするなら違う方が良いような。

 

 「••••••そこもいつか行く••••わたしは帝都に、ちはるといきたい。帝都はいろいろある」


 「そっちか。了解。楽しそうだね。帝都には何があるんだろう」


 「••••••ビルもいっぱいあって、料理もおおきいって聞いた。ほんとかドラマの舞台にもなってる」


 「凄いね。全部行こうぜ。そうなったら、結構泊まる事になるけど」


 「••••うん」


 


 




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ