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第百三十三話 決着 社長とは





 出雲は大鎌を振るう。

 何とか、社長は避けた。


 「なんだそれ!第二形態か!?面白くなってきたな!」


 「わugfjは豊穣huy神dt降tdはずgtのjy巫女、村hi大人heからは信仰getされtyiた」


 「自分語り!?何言ってるか分からないぞ!」


 「子dgjからha浮いgt、イジメgal hi、、あるjdk、全国dug、雨降jidない日、続gtk、kjど、、祈祷bet求らtsvh」


 「なるほど!?何言ってんだ?求められたんか!?」


 「当日bejk、私も、雨、降らせwkない、分かってtach、だから、だから、発狂sig、fuji、全員、殺した!!jjj!!お前も殺す!!」


 出雲は手を掲げる。

 

 突如、上空から透明な魔力の柱が降ってきた。


 「マジか!「DF倍増」!」


 社長は体に光を纏わせ、ガードの態勢を取る。

 直後、魔力の柱を社長は受けた。


 ガードを貫通し、社長は体に傷を負う。


 「jjjjjj!!死ね!!」


 この状態で、魔力の柱は振り続ける。

 追加で出雲が鎌を振り上げ、襲いかかってきた。


 「倍増「勇気」!ギリギリ防げないか!?防げない!」


 何とか柱に耐えながら、通常より二倍厚い「勇気」を社長は貼る。 

 それも数秒で突破され、胴体を結構切られた。


 もう一度、出雲は鎌を振り上げる。


 「珍しいな!「変異」なしでこの強さ!面白れー!超人流奥義!「全身自在」!「強制性質強化」!」


 社長は光を纏ったまま、魔力の柱に魔力を流す。

 それで魔力を流した箇所を足場にし、更に頭を足のように使い。

 斜めに地面へ突っ込む。


 やっと、柱の範囲から逃れられた。

 社長の真横には、柱の影響で大きな穴が空く。


 「んで!「倍増」『空から堕ちる火(イレプションスレア)』!」


 直後砂に埋まったまま、社長は火を放つ。

 噴火よりと比べても何千倍もの熱を持つ火が、飛び出す。


 火は砂を融解させながら、進む。

 これにより、何故か光も発生する。


 「jjjj!!許さない!許せない!」


 出雲は鎌の後ろから魔力を放出する。


 その間に、魔法の火をモロに受けた。

 けれど体の周りに貼った透明な魔力の層で、出雲は無傷に抑える。


 「無傷!面白!!気分上がってきたー!!」


 「殺すgggggg!!」


 直後、大鎌が振るわれる。

 砂漠ごと、火が真っ二つになる。


 切られた社長の胴体から、血が吹き出した。

 鎌の切先にあった砂は、全て消し飛ぶ。


 「おっしゃー!!!ワタシも第二形態だ!貰ったチート2!「味方適応(レボリューション)」!!」


 直後、笑顔の社長は叫ぶ。

 二つ目の能力を使おうとする。

 

 だが、何も起こらない。


 「は?何だ?使えないんすけど、でじゃぶ、」


 足から魔力を放出し、迫ってくる出雲。


 既に振り下ろされた鎌が、社長の胴体に突き刺さる。

 肺も貫通していた。

 

 「が、は、なら「変異」!」


 更に「変異」を使おうとする社長。

 これも、使えない。


 「殺す!!殺す!!」


 この間にも出雲は大鎌を振りかぶっていた。

 頭に鎌を突き刺し、今度こそ殺そうとしている。


 「縛りプレイ強要かよ!面白!ワタシは死ぬのは咎められてるんだよな!生き汚く勝ってやるぜ!「Hel倍増」!「勇気」••••」


 全力で防御態勢を取る社長。

 回復重視で、相手の技を受けようとしていた。


 そして、出雲が頭に鎌を突き刺さそうとする寸前。

 社長は消える。

 「たわし」が自ら原子に「変身」したのだ。


 「またhigi。殺す!」


 即座に、出雲は透明な魔力を解放する。

 その魔力は原子の「たわし」をも巻き込む。


 直後、何か周りがバキっとする。

 透明な魔力が、範囲内の全てにダメージを与えたのだ。


 原子の「たわし」もバキっとなる。


 「••••なんだよ!!ごふ、死にたく、ちがう、死もわるくない!?自分で、操作しなきゃいけないなんて、「二重模倣(にじゅうコピー)」「結界」!「虚無」!「神速」!」


 直後、吹き飛んでいる途中の千晴が現れる。

 彼の全身は傷だらけで、肺に穴も空いていた。


 何とか千晴は地面に着地する。

 後ろに貼った「結界」を壁にし、そこにぶつかったのだ。


 「殺す!!お前gisuも」


 その間に足から魔力を噴出し、また迫ってくる出雲。

 もうオッドアイになっていた彼は、「虚無」の能力で「無」を前面に展開する。


 この間に「神速」を使う準備もし、逃げようとした。


 「jjjjjjjjkjjk」


 これを見て、より発狂した出雲は全身から魔力を放出する。

 それで自らを爆心地とし、今度は巨大な爆発を起こした。



 「ごわっふ、」


 爆発に巻き込まれた、血まみれの子供が砂地を転がる。

 ボサボサの長い髪を持つその子供は全裸だった。



 「殺す、、」


 「たわし」をボコボコに出来て、さっぱりしてしまった出雲。

 透明なフードを外す。


 「や、やっちゃった、、い、生きてる?霧先くん!?」


 出雲は霧先の方を見る。


 すると、霧先は親指を上げた。


 「別に平気。でござる。出雲がボコったから、回復に当てられたんだ。でござる。早く「たわし」を俺の所に連れてくるでござる」


 意外にピンピンしている霧先。

 平然と話す。


 「確かに、、急ごう、、早くして、、この後も暴れて、ホワイトさんや大空さんに加勢しないと、、」


 走ってボサボサ髪の子供の元に向かう出雲。


 すぐ子供を引き摺りながら、霧先の元に帰ってきた。


 「やる気あるな、でござる。出雲にしては珍しい。でござる」


 「思い出したら、、私、意外と皆んな庇ってたなって、、子供庇うのは、、多くが正義、、、相当正義の為につかえてた、、」


 「それはそう。でござる。やはり、そこが他人と付き合う利点でござる。他人と付き合うと、新しい自分も見えるでござる」


 霧先は懐から手錠を出す。

 その手錠には特別な魔力が「付与」されているのだ。

 こんな手錠を、子供に付けようとした。


 突如、轟音が聞こえる。


 砂漠に巨大な大穴が空いた。

 この衝撃で、凄まじい地震も起こる。


 「ハンパないでござる!あへへへ!切りたくなってきたー!!一刻も早く四天王も切りたいでござる!」


 「よし、頑張らないと、、あ、その前にストレス溜めないと、、」





 

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