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将棋異能大戦  作者: 桃馬太郎
7/7

信頼

俺はこの歩を使うかどうか非常に迷った。


というのも、この歩を使ってしまえば契約は成立したことになり、名前も分からぬ男を倒さねばならなくなってしまうからだ。


倒せなかった場合のペナルティは?

約束を破った場合のペナルティは?

肝心なことは何も聞いていない。


将棋神「やっと目が覚めおったか。どうだ?解けたか?」


あの女から与えられたこの歩を使わなければ、この詰将棋は解けない。

この詰将棋が解けなければあの無法者が倒せない。

倒せなければ、あのツインテールの女があの無法者の手によってどうなるかわからない。

あの女がどうなろうと俺の知ったことではないが、この俺を信じてくれたからな。


裏切る訳にはいかないか…


「あぁ、解けたぜ。」


俺はその歩を使ってその詰将棋を解いた。


将棋神「よろしい。それでは力を与えよう。」

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