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歩神
「誰だ?!」
?「私は歩神。歩を司る神です。」
「歩神だと?!まさか?!」
俺の脳裏にあの日の情景が蘇った。
それは、俺が将棋にコテンパンに飲んだくれて、道端で眠りこけてしまっていた夜だった。
外は猛吹雪でそのまま寝ていたら、確実に凍死していただろう。
でも、俺はそれでも良かった。
何故ならあんなに練習しているのに、全然将棋が勝てるようにならなくて、自分には才能がないと絶望していたからだ。
?「こんなところで寝ていると風邪をひきますよ。」
目を開けるとそこには、雪のような真っ白な肌をした女性がいた。




