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異世界金融【改】 〜元教師は転生したら働かなくてもいいように無双する〜  作者: 暮伊豆
第三章

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デルヌモンテ伯爵家の夜

「まずは私からだな。」


いきなり伯母さんかよ。サリーヌさんだったっけ?


痛痒(つうよう)

擽笑(てきしょう)


何かやっているようだが、何の影響もない。自動防御をガチガチに固めているからな。次は私の番だ。


『風弾』


私の狙撃並みの速度で空気の弾を打ち込んでみた。決着だ。


「さすがは音に聞こえし魔王よ。私では相手にならないようだ。ではお前たち、しっかり勉強させてもらえ!」




それからは入れ替わり立ち替わり魔法対戦を行った。自動防御だけでは私の稽古にならないと思い、魔力感誘にも挑戦してみたが中々上手くいかない。なんとか負けなしで終わることはできたが。




そして夕方。エルネスト君とイボンヌちゃんが帰ってきた。


「カース君! 来てくれたんだね!」


「やあエルネスト君。元気そうだね。イボンヌちゃんも久しぶり。」


「お久しぶりです。」


イボンヌちゃんはやはりそっけないな。そして夕食。デルヌモンテ伯爵家が勢揃いだ。




「ようこそ我が家へ。エルネストの伯父プローニュだ。噂の魔王殿とお会いできるとは光栄だな。ゆっくりしていってくれたまえ。」


エルネスト君の母の兄だったな。どことなくエルネスト君にも似ているか。


「はじめまして。カース・ド・マーティンと申します。エルネスト君の力になれれば幸いです。」


「プローニュ。カース君はすごかったぞ。私はもちろん護衛達も相手にならなかった。噂の方が大人しめかも知れんな。」


「ほう、サリーヌがそこまで言うほどか。それはすごいな。さあ夕食だ。どんどん食べてくれ。」


さすがは港湾都市。魚が多いな。


「この辺りでは魚はどうやって獲っているんですか?」


デルヌモンテ伯爵に質問してみる。


「ほとんどが冒険者の仕事だな。釣りをしたり潜ったり、中々大変な仕事さ。」


へぇ、ギルドで見落としてたかな? そんな依頼が出ていたとは。


「それは面白そうですね。エルネスト君の用事が終わったら僕も潜ってみようと思います。」


「え? カース君泳げるの?」


「もちろん泳げるよ。というか魚を捕るのは結構得意なんだよ。(ホウアワビ)とか栄螺(サカエニナ)とかを獲るのも得意だよ。」


「さすがだね。そういえばアレクサンドリーネ様達と泳ぐ練習とかしてたらしいね。」


えらく懐かしいことを。鉄塊の魔法でプールを作ったりしてたなぁ。


「サカエニナだと? もしかしてカース君、現在魔力庫に入っていたりするか?」


サリーヌさんが食い付いてきた。貴族なのにどうしたことか。


「ありますよ。よかったらどうぞ。」


三つほど取り出してみる。


「おおおおー! ありがとう! お礼にどうだ? 今夜私の寝室に来ないか?」


「サリーヌ……」


伯爵が呆れているぞ。この伯母さんも貴族女性あるあるに当てはまっているな。


「せっかくのお誘いですが、僕には心に決めた女性がいるもので。」


「そうか。それは残念だ。プローニュと二人まとめてかわいがってやろうかと思ったのだが。まあいい、気が変わったらいつでも来るといい。」


王太子妃を思い出すな。あの人もこんなタイプだったような。




ちなみにこの日は何事なく客室で休んだ。メイドさんが夜這いに来ることもなくゆっくり休むことができた。

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