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異世界金融【改】 〜元教師は転生したら働かなくてもいいように無双する〜  作者: 暮伊豆
第一章

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翔ぶが如く

いつの間にか夏も終わり、秋の訪れを感じる今日この頃。プールに入ることもめっきり少なくなった。


変わったことと言えば、スティード君に頼まれて彼の家にプールを作ったことだろうか。

縦横ニメイル、深さ一メイル。プールと言うよりは湯船である。

これで日夜トレーニングに励んでいるそうだ。


私はと言えば、空を飛べるようになった。

正確に言えばスノボの様な物を作り、それに乗ったまま金操でそれを浮かせているのだ。


しかも、前回の反省を踏まえ暗くなってからしか飛ばないようにしている。

その上、広範囲は飛ばずクタナツ上空のみ、真っ黒なローブのオマケつきだ。

当然新月やそれに近い時しか飛んでない。


我が家の庭から高度二百メイルぐらい垂直に上昇し、そこを基準として狭い範囲を飛び回っている。

夜に飛ぶと上下や前後左右、あらゆる感覚が分からなくなるので、我が家の庭に火を灯し見失わないよう動いているわけだ。


少しでもクタナツから離れたら戻れなくなりそうで怖いので、慎重に行動している。

しかし、魔力切れで落下する心配は多分ない。連日の修行の成果か私の魔力は最早とんでもないことになっている。

飛んでいるのにとんでもない、ふふふ。


今夜も二十分ばかりの空中散歩を終え無事着陸。両親にはどの程度飛べるようになったか逐一報告している。


母上は心配で仕方ないようだが、父上は飛びたいようだった。


今のままでは、スノボから落ちたら危ないので、改良の必要はある。魔力に任せて自分の体に金操をかけてもいいが、無駄が過ぎる。

もちろん落ちてしまったら使わざるを得ないが。

いや、そこは素直に風操でいいか。そんな状態なのに埃を気にする訳もないよな。

もう少し落ちない工夫が欲しいとこだな。

別にスノボじゃなくても畳サイズでもいいのか。余程遠くに行くのでない限り魔力が切れることなどないだろう。


他にはステルス性能が欲しい。

どうしたらいいのか全然分からないので、当面は乗り物を黒くして、夜にしか飛ばなければいいだろう。


思う存分飛べる日が楽しみだ。

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