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異世界金融【改】 〜元教師は転生したら働かなくてもいいように無双する〜  作者: 暮伊豆
第一章

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カースは露天風呂を堪能する

冬の到来、紅葉が見られないここクタナツでは、秋がいつ終わったのか感じることが難しい。秋が来たのか、寒くなってきたな、なんて思うともう冬が来ている。


ついに露天風呂に入る時が来た。


夕食を終え、私は外に出る。

手にはホットミルクも用意した。


外の気温は体感で三度ぐらい。寒くて堪らない。

すでに水は張っている。後は火球で加熱するのみだ。


『火球』


しまった! やり過ぎた!

水が全部蒸発してしまった! 水を入れるところからやり直しか……せっかく溜めておいたのに。


『水球』『水球』


そして『火球』


まだだめだ、水がすごい勢いで沸騰している。ならば初級魔法『水滴(みなしずく)


水で薄めて温度を下げる!


よし! 適温!

入るぞ!




はぁ……最高だ……

冷え切った体に染み渡る。

こんな贅沢は王族だって知らないはずだ。


ああ……星が瞬いている。知ってる星座は一つもない。

魔力のごり押しで宇宙に出ることはできるのだろうか。できても戻れなくなりそうで怖いな。GPS魔法なんてないだろうしな。

その前にクタナツ周辺しか知らないし、魔境は広いし王都は遠いし、行くべき所がまだまだあるよな。




ふぅ……ホットミルクがうまい。ちなみにヤギに似た獣の乳だ。


そんな先のことを考えても仕方ないか。魔法がいい感じに使えるようになってきたことだし、普段の生活から快適にしていこう。


そうなると……次はトイレかな?

ウォシュレットが欲しかったんだよな。藁や縄で拭くのはもう慣れたけど地味にストレスが溜まる。

機構としてのウォシュレットを作る気などない。魔法を使って自力でウォシュレットを再現すればいいだけだ。

オディ兄なんかは案外うまくやってそうだ。たぶん我が家はみんなそれなりにうまくやってるんだろうな。


精密な制御でウォシュレットを再現してやるぜ。

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