表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界金融【改】 〜元教師は転生したら働かなくてもいいように無双する〜  作者: 暮伊豆
第一章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

46/1075

モンスターは撃退される?

本日の夕食でコンスタンタン君のことを話してみた。


すると母上は。


「アジャーニ公爵家は王都で絶大な権力を持っている貴族なのよ。それだけに内部でも色々と揉めやすいらしいわ。

代官のレオポルドン様は優秀なために辺境に来たタイプだけど、コンスタンタン君の父親、コンラッドは王都に居場所がなくなり逃げて来たタイプなの。つまり無能だから気にしなくていいわよ。」


「へー無能なのに威張ってるって変だねー。」


「おいおいカース、だから無能なんだよ。そんな奴はこのクタナツでは生きていけないからな、いつの間にか居なくなってるさ。」


いつの間にか居なくなる……?

それって……






それから一週間、コンスタンタン君は学校に来ていない。前世でのクソガキのように不登校だろうか。

まあどうでもいいかな。





「結局アジャーニ君は理解できませんでしたか。」


「ええ、校長。チャンスは与えました。このクタナツで生きていくためには『ルールを守る』ことが何より大事だと。個別に言い聞かせました。」


「ふうむ、私も代官にご注進はしました。その結果は『校長に任せる』でした。ではウネフォレト先生、彼の処分を伝えます。」






いつの間にかコンスタンタンは放校処分となっていた。もう学校に来ることはない。






「なぜですか父上! なぜ私が放校なのですか! 私は貴族として平民どもを導いてやろうとしただけなのに!」


「コンスタンタンよ、お前は正しい。下賤の民のため身を削って貢献しようとしたお前をこの扱いとは、許せん。代官のレオポルドンには言っておく、任せておけ。」


果たして代官は動くのか。

コンスタンタン一家の命運はいかに。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i00000
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ