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異世界金融【改】 〜元教師は転生したら働かなくてもいいように無双する〜  作者: 暮伊豆
第一章

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カースは四歳になる

「そうかそうか。もうカースは魔力量がすごいのか。えらいぞ。こりゃ将来は近衛騎士か宮廷魔導士か、楽しみなことだな。」


「もう貴方ったら気が早いわ。そんなのカースちゃん次第だわ。明日からは魔法制御なの。楽しみね。」


今日もご馳走を前に両親が親バカっぷりを発揮している。


「えへへ、頑張るよ。何になるかは分からないけどね。」


「いいのよ、そんなの慌てなくても。ゆっくり考えましょうね。」


「ところでエリはどうなんだ? 厳しくやってるんだろう?」


「やってるわよ。母上は本当に厳しいから大変。きっと合格できるんじゃないかしら。」


「ふふっエリったら。錬魔循環もいい感じだし、悪くないわよ。魔力量はまだまだだからこれからも地道に増やしていきなさい。でも魔力制御に発動速度はすごいわ。」


「ほほう、すごいじゃないか。さすがイザベルが教えてるだけあるな。私も嬉しいよイザベル。」


「あなた……照れるわ。エリが努力してるだけよ。才能はあなた似なのよ。」


だから私の誕生日会じゃないんかい!

隙あらばイチャイチャしやがって!


「姉上はやっぱりすごいんだね。僕は今日初めて水滴(みなしずく)を使ったんだけど、本当に水滴(すいてき)だったよ……」


「何あんた、もう水滴(みなしずく)使えるの!?」


「いや、確かに水は出たけど、ポタッ……ポタッって感じで……」


「それで十分よ! 私だって初めての水滴は学校に行き出してからよ。一年の中頃だったわ。」


「やっぱりカースはすごいなー。僕もがんばろう。」


「あんたもそればっかりね。家事の腕はすごいと思うけどさ。」


両親があの調子なので、兄弟仲良く話が弾んだ。姉上ももうすぐ領都に行ってしまうのか。

段々と家が広くなるな。

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