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異世界魔法物語  作者: CAIN
2/2

file000 ここらで楽しい楽しいお茶会の始まりとしますかね。

 はじめまして、今日からやっと始まると思ったんですが諸事情の結果プロローグになりそうです。革命軍とそのみんなと出会うところから始まる話なんですがそれがプロローグになりそーです。始まりを込めて気合を入れようと頑張ります。

 プロローグ(?)

ここは異世界。名をガイハムシグト・ユルトゥンツ。GYTって呼ぶ人もいるけれど。

ここには神姫語といわれる古代文字がある。神が造りしその言葉は言語とはいえがたい

もので、今では喋れる民は一握りとしていない。神はここにルールを設けた。神が適当に

つくったルールはこの世界をどん底にまで陥れた。

1.魔法は必要時にのみ呪文を唱える

2.神器の活用は民のためにのみ使用を許す。

3.剣術の稽古は学生にのみ存在す

4.奥義は聖騎士のみ発動を許可す

5.以上のルールを神権限で絶対順序される

6.その他の使用はみんなで仲良く決めましょう

一見ただの能力制限に読める。だが問題は適当に作りすぎたことと6番目だ。

前者は例えば1、必要時の基準がない。つまり短すぎるのだ。

後者はその基準を仲良く決めず貴族と王族により作ったため。おかげで普通の民ではいずれもできない。出来るのは学生として貴族と王族の子供、またごく一握りの才能に道あふれる少年少女のみである。

僕は7年前まで後者の理由で魔法と剣術を学んでいた。そう、7年前。悲劇の一週間、神姫語でドグドルヒーン・ドロー・ホノグと呼ばれるあの七日間が起きるまで…。



 僕の名前は麗衣(レイ)。16歳の少年だ。GYTでは珍しいアルビノで白い髪と赤い目がコンプレックスで小柄な普通な人間である。そんなはずの僕がいとこだがの影響で

革命軍に入ることになってしまった。出来事が起きたのは1時間半前。それは唐突かつ意外な理由で、だ。

―1時間半前―

 僕はいつも通り朝食を食べていた。硬いタルフ(パン)と腐りかけのスー(牛乳)を食事していた。もちろん好きなわけで食べてはいなかったが金欠なので仕方なかった。

「まずい…。」

そう感じた僕は朝食を残し外出した。行先はセントラル。この前仕立てに頼んだ代物が今日できたためだ。服でもない日用品でもないそれ、を心を揺らし取りに行く。町はずれの平屋のボロ家から出ると流行が終わった時代遅れの、それでも気に入ってる曲を口ずさみながら町の中心地へと飛び出した。

町もあれたな、と辺りを見回す。路地裏には腹を空かした子供たちが何人も倒れている。金もないくせに酒を飲み尽くすおじさん共は酔っぱらいながら愚痴を聞かす。ここはスラム通り。金のない民が何とか住む貧乏地域。この町の20パーセントが住む巨大な通りだ。

僕は視力0.6と0.4の両目を細して先を見る。そこには高級地区、貴族の住処が見える。そこには6パーセントが、奥に超高級地区に王族が3パーセント。王の配下のお偉いさんたちの豪華花道地区に1パーセントのセントラル町の民が住む。残りの70パーセントがここから南スラム通りよりもっと汚く酒臭い超貧乏地区ことゴミだめのゴミ捨て場に住む民だ。僕が行こうとしているのは高級地区手前、スラム通り最終地点だ。

一時間が経過しその仕立て屋についた。

「あの、麗衣ですけど出来ましたか?」

中から仕立て屋のおじさんが出てきた。

「おう、麗衣じゃないか。出来てるがあんなの作ってどうするんだ?いくらお前でも…」

その先は聞きたくなかったので耳を傾けなかった。

「いや、ただ最後の思い出に…」

おじさんは悟ったのかそれ以上追及しなかった。すると籠の中から一つの包みを出し麗衣に渡す。それは小さいのか細いのか形としては長細いのか・・

「ありがとう。おじさん」

笑顔でいう。

「笑顔で言っても値下げしねえよ。ざっと50万だ。」

「ぼったくりが。せめて3万だろ。材料だって僕が自分で持ってきたんだ。」

むーっと言いごたえする麗衣に

「シャーねーな49万だ。」

「変わってないよ。」

「48万9000だ。」

「あのなあ、仕立て屋のおっさん。3万以上じゃおかしいって。」

などと口論になっていると店のドアが開く。カラン!!後ろを向くと衝撃的な人物がそこにいた。輪廻リンネだ。僕の最も恐れる人間にしていとこの姉、そしてリンネェは

「麗衣!!?キャー可愛い!!」

極度のブラコン体質である。抱き疲れた僕は後に後悔することとなる決定的なミスを犯す。僕はもらった包みを落とした。包みが外れ中から出てきたのは細長く(といっても20センチほど)で漆黒の棒を落とす。それは杖、魔法の杖だった。輪廻は驚きのあまり20秒ほど沈黙した。やっと口をきいたと思ったら麗衣の予想通りのことを言い出す。

「麗衣、あなたまた魔法を使うの?」

うんざりしながらも

「リンネェ、んなわけないよ。これはただ・・・」

先を言おうとすると輪廻は人の言葉を聞かなかった。

「よかった!!魔法使うんだね!!」

「はあ?」

人の話聞けーーっと叫びたくなったがそれ以前になぜそんなに喜ぶのか?前はあんなに・・

「革命軍に入ってほしいの!!麗衣、あなたの力が必要なの…」

革命軍とは、貴族と王族の差別制度からこの町、いやこのGYTを守り差別なく暮らせるようにときれいごとを並べ神のルールを守らず行動する最近話題の暴走族だ。呆気にとられたがそれ以前にリンネェは一体どういう経路で革命軍いかかわり、なぜ僕にそんなこと言うのかが不思議だった。なぜならリンネェは民を優先する正義感溢れた勇敢な、軍人だから。暴走族となんて縁があるわけ―沈黙を破ったのはリンネェだった。

「私、革命軍に入ったの。彼らの言っていることはきれいごとじゃない、本当のことなの。でも革命軍には魔法使いが必要なんだけど魔法が使えるのは貴族と王族ぐらいしかいない。でも麗衣がいれば魔法使い100人集めたより強大な力になる。父さんもあなたが必要だ、って言ってた。お願い」

動揺だけが残る。怖い、7年前から魔法が怖くて使っていない。この杖で最後だったのに、もう終わりだって思ったのに。強い姉と彼女の父のカイさんまで…。

「で、でも…神のルールを守らなきゃ天罰が…。」

「必要時といっても必要時なんて人それぞれよ。貴族と王族がかってに制限を付けたけどそれは神宣言じゃない。ルールじゃないの。」

確かにそうかも…。でも僕は無理だ…

「ごめんリンネェ。やっぱり…」

「入ってくれたらおいしい朝食に素敵な洋服にずっとほしがっていた眼鏡買ってあげようって思ったのに。」

ピク

「あと、魔法書たくさんね」

また、ピク

「魔法使うのだってそんなにないのになあ」

ピクリ、ちょっとだけで本が……少しの沈黙が続いた後輪廻は優しい声と共に言った。

「それに、六華はきっとあなたに苦しんでほしくなかったと思う。せめてまたあんな悲劇が起こらないように戦争にならないように革命軍に入って…」

その先もリンネェは続けたが、それ以上先は聞いていなかった。六華リッカ・・・。僕はゆっくり答えた。

「僕はそこで強くなれるのかなあ?」

質問に輪廻は沈黙を入れた。輪廻より先に仕立て屋のおじさんが言った。

「なれるさ。少なくとも今の君よりは。」

僕は虚弱な体の紅の瞳からひじゃくな涙を一滴滴たらした。すぐに拭くと

「分ったよ。」

輪廻は満面の笑顔とともに

「基地はこっち」

と手を引っ張る。その先は…てかおじさんの方?

鸞花ランカさん。開けてください。」

はい?おじさんは

「おう。」

と一言いうとカウンターのうえのスイッチをポチっと押すと後ろの壁が開く。待てよ?壁が開く?それも機械音もする。はあ?

「行くわよ。」

リンネェがいうと僕の手を握り扉の中に入る。暗闇の中に…と思ったのは一瞬。落ちた。何メートルも・・・下に…。

「何じゃこりゃー!!」

俺は無意識に叫ぶ。するとそこに音が響く。

「システム、開始です。」

コンピューターのノイズのかかった声?すると光はたちまち現れ足が地面につく。衝撃も感じなかった。周りを見ると、ちかちかする光とともに数人の声が聞こえる。

「ようこそ、革命軍のアジトへ。」

そして現在に至る。

いよいよ、物語が始まる。


駄文でしたね。すいません。語力がなくすいません。私はモンゴル人で、中学生です。モンゴルの日本語学校で勉強してます。日本アニメと父が送ってくるラノベが大好きなオタク女子です。これからもよろしくお願いします。

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