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なでしこジャパンシリーズ

なでしこジャパンのトイレ事情2

作者: 道角

登場人物

俺くん バイトとおごりで生きている大学生

ダッチー 俺くんの友達。大金を持っている。



午後3時ケータイが震える

お「もしもし」

だ「今日の夜7時、俺ん家こない?」

ダッチーは週一でこんな電話をしてくる。

お「今日バイト、無理、じゃあな」

だ「ちょちょちょちょちょっと、お前の好きな『天丼トッピング伊勢えびフライ&キャビアソース&松茸天ぷら×2』の出前とるからさ!」

お「わかったよ、いきゃいいんだろ、いきゃ。」

だ「分かってるぅ!」


ちなみにこの出前は推定6万円。




ダッチーの家に入る。

するとメイドが27.375度のおじぎをして迎える。

27.375度は彼のこだわりで0.001度でも狂うと即クビらしい。


ともかく俺はエレベーターで28階のリビングダイニングに向かう。


だ「よく来た」

お「飯は?」

だ「ここから46階上のシアタールームにヘリコプターで3分27後に届く。」

お「……(こまけー)」



午後7時半

だ「今日、家に呼んだのは…」

そういえば聞いていなかった。

だ「他でもない、ミノルたんを見るためだっ!」

お「みのる、たん?」

だ「なでしこジャパン29番」

お「隅田川実のことか」

隅田川実とはGKで日本代表をつかんだ女だ。

しかし、背番号1の森岸が常にスタメンで、永久ベンチ説もでている。

だ「森岸が体調不良でベンチ外だ」

お「じゃあ、あんなザコを使うのか」

だ「ザコじゃない!」

お「ザコだ」

だ「違う!」

………

これ以上書くと字数稼ぎだと言われるので書かない。


お「何で隅田川が好きなのか?」

だ「実は、オレとミノルは同じ屋根の下で暮らしていたのだ。」

お「うへぇぇ!付き合ってたの?それとも家族?え?え?え?」

だ「ミノルは親に捨てられて1人森のなかの廃墟となった小屋で暮らしていたんだ」

お「は?森の中?」

だ「しばらくして森のある山をを切り崩すことになったんだ。ミノルはあるだけの(といっても数千円の)お金を持って逃げたんだ。彼女が14歳の時だ。ミノルはそれまで森の中で動物と共存して生きていた。だから生きるのには金はいらなかった。でも、街に出るとお金が必要だ。彼女は3日ほどで金を使いきってしまった。そして、そしまうれから2日後に空腹のあまりとある家の前で気を失ってしまった。」


なんか展開読める…。


だ「ミノルが目を覚ますとそこにはイケメンでファンクラブがあるオレの顔があった。ミノルの瞳を見ると心を奪われたよAhhh」

(なんか途中おかしいけど)

だ「オレはサッカーのストライカーだったが、当時は個人練習の相手がいなかった」

そこで隅田川をGKにするとなかなか上手く、プロを意識するようになった。

プロのテストは一発で合格し、しかも普通の選手の3倍の年棒で契約する事になった。


だ「そして、待ちに待ったデビュー戦。好セーブを連発し、後半終了まであと少しという時にズボンがなにかの液体でビシャビシャになったんだ。その日の試合後のインタビューでは大勢のマスコミの前で『おしっこ漏らしました!!』と白状した。だから……。」

お「だからなんだよっ!!」

だ「だから、正直なところがスキダーーーー!!!!!!!!!!」

お「……………。」



~さぁ試合のキックオフです。本日は日本対フランス!世界大会初戦で強豪と当たりました!~


~前半2分フランスのファーストシュート!キーパーの隅田川はお腹あたりでセーブ~


シュートのリプレイが流れる。


お「!!!!!!!」

だ「!!!!!!!」

お「い、今の見た?」

だ「あ、ああ」



それは後ろからのアングルで隅田川がシュートを防ぐ所だったが、彼女のお尻がセーブとともに膨らみ茶色く染まったのだ。



お「まだ開始2分だぜ。」

だ「でも今思い出したけどミノルは腹が痛くなったら10分ほどで漏らしてた。」

お「は?何回もか?」

だ「ああ。ミノルの下着は月1で買わないと無くなるぐらいだった。」

(えーと、入場前整列二分、入場一分、国家斉唱三分、円陣くんだりして二分、試合開始から二分。ちょうど10分か。)

お「じゃあどうするんだろ、彼女。」

だ「さぁ。誰かが隠して着替えたり拭いたりさせるか、もしくはハーフタイムまで我慢」

(後者はきつそうだな)



何も動きがないまま前半28分にDFがシュート体制の相手の軸足に後ろからスライディングして一発退場。そのプレーでPKが与えられた。


~キッカーはフランスの10番。さあ打った、てえぇぇぇぇミスキック!キーパーの正面!コロコロボールはキーパーの手の中です!~


フランスのキッカーは鼻をつまんで臭そうにしている。


だ「解説者は気づいてるみたいだけど口に出せねば誰も気付かないから言わないでくれよぉ」


~隅田川はウンコを漏らしてるんじゃないですかね。フランスの選手は皆、臭そうに見ていますし~


(言った!!!!!)


そう言ったすぐ後にフランスのPKキッカーは吐いてしまう。


突然5分前のシュートシーンが放送される。

~さあ、ハイライトを見てみましょう~





試合が再開したのは30分後。

その時、隅田川のズボンにシミはなくなっていたのでその間に着替えていたのだろう。その試合はフランスがやる気を無くして日本が52-0で勝った。



それから1月後に隅田川はテレビで

「ウンチ漏らしちゃいました!」と赤裸々に語り、

今では日本代表に不可欠な存在になった。

数日に分けて書いたら暴走した!

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