Running Mn―潜行奔走―
「こちらクローム。指定された位置に到着した。どうにもアメリスが追ってくる気配はない」
無線機から聞こえてくる声に、煙草を吸っていた俺は肩を竦めた。
「オーライ。完璧だ」
作戦通りにもほどがある。アメリスの野郎がなんで追ってこないのかもなんとなく分かる。
「ガンマ。敵の前に背中を晒させたのだ。それ相応の成果を見せてくれるのだろうな?」
低く恫喝するような声は、多少劣化しても背筋を寒くさせる。勘弁してほしいものだ。ただでさえ夜風に吹かれて寒いってぇのに。
「まあ、見てろって。現に今まで計画通り進んでるじゃねぇか」
「確かにお前の言うとおりに事は運んでいる。しかし、何故だ? 何故先程から俺たちにこのような真似をさせる?」
「それにも訳はあるよ。今はとりあえず、あいつを掻き乱すことに集中してくれ」
「…………」
クロームは先日の一件もあって、俺の指示に従ってくれてはいるものの、若干の不満は隠せない様子だった。
無理もない。
敵に背を向けて逃げることが剣士にとって恥であることは分かっている。それがどれほどのものか推し量れずとも。
だが、今はそれが必要だ。
無理に押し切ろうとすれば、アメリスと同じ舞台に上がることになる。それは避けるべきだ。
あいつは接近戦において無類の強さを誇る。
卓越した戦闘に対するセンスと、人間離れした反射能力、そして予見の域に達しつつある危機感知能力。あいつの調子に乗せられて、真正面から馬鹿正直に向かっていった場合、勝敗は見えている。
だから俺たちはあいつの一番得意とする分野の外側から戦わなければならない。
今現在、セシウもクロームも接近戦でアメリスに対して優位に立っているように見える。
しかし、実際のところ、俺たちはあれだけアメリスの不意をついておきながら、致命傷を与えられていない。不意をついた状態、万全とはいえないあいつと交戦したからこそ、多少の手傷を負わせ、またこちらの損害を抑えられているが、逆に言ってしまえばその程度の成果しか上がっていない。
あわよくば、ここまでのいくつかの手で仕留められれば、とも思っていた。
そう甘い相手ではないようだ、やっぱり。
しばし黙り込んでいたクロームがため息を吐いた。電波に変換された吐息からは、それでも十分感情が読み取れた。
「分かった。従おう」
「すまねぇな」
「構わん。だが、結果を残さねば、その時は分かっているな」
恫喝そのものの言葉を受け、俺は苦笑を漏らす。
「分かってるよ。そりゃもう十分すぎるほどに」
クロームは俺のために剣士としての恥を晒してくれた。
セシウも、プラナも、命を賭けたこの場所で俺の指示に従ってくれている。俺に命を預けてくれているのだ。
だからこそ、負けるわけにはいかないし、失敗するわけにもいかない。
銃把を握る手にいつの間にか力が篭っていた。それどころか手が汗ばんでいる。
我ながら力みすぎてて笑えてきた。
俺は深呼吸をし、心を落ち着かせる。
これは俺個人の承認欲求を満たすための戦いではない。俺の力を見せつけるためのものでもない。
創世種第二十五位《付加の元素》ガンマとしての――勇者一行の一人としての、人類の道を鎖さぬための戦いだ。
俺は俺の全霊を持って、勇者の仲間として戦ってやる。
向かってこい、アメリス。ここはテメェと踊るための舞台じゃない。テメェ独りが無様に踊る晒し台だ。
完膚無きまでに晒し物としてやる。
〆
傷の回復を待って、アメリスは再び行動を開始した。
戦闘に支障が出ない程度まで治癒する少しの間に、彼らからの襲撃があることも期待していたが、そんなものは当然のようになかった。
暗い廊下に座り込んだアメリスを襲うものはなく、まるで日常――人だけが過ごす夜のように静かだ。
まるでアメリスの存在に世界が気付いていないようだと、アメリスは感じる。
ごく当たり前のように、アメリスが訪れる前夜を再現したかの如き静寂。
穏やかな時間の流れ。
自身を限界まで楽しませる戦場となるはずだった屋敷は、今もこうして静まり返っている。
実に退屈だった。
ここはもう待ち望んだ戦いの場所ではない。ならば、ここで戦いを行う意味はない。
ただ、殺戮を繰り広げるだけだ。
アメリスは、賞賛すべき好敵手ですらなくなった獲物たちを探し、屋敷内を彷徨う。
しかし、行く先々に敵の姿はなく、ただの子供騙しとしか思えない罠ばかりが彼を待ち受けていた。
魔術による罠、先程の射出機を用いて飛来する剣。どれも一度見た小細工だ。容易に防ぐことができた。
この程度で倒せると思われているのだとしたら、随分と舐められたものだ。
アメリスの怒りはより加速していく。
敵前に立つこともなく、安全圏から勝利という美酒を盗み飲もうとしている。その姑息さが何よりも腹立たしい。
曲がり角を曲がれば剣が飛来し、廊下を渡れば魔術が発動し、部屋に押入れば爆発物が作動した。アメリスが二階へ辿り着くまでに、勇者一行が姿を現すことはなかった。
魔術と技術を綯交ぜにした小汚い手は、どれもがアメリスに傷一つつけられていなかった。
「くッだらねェ……」
アメリスが毒づく。
壁に拳を叩きつけても不満が消えることはない。
「どうした、アメリス。随分愉快そうじゃないか」
再びくぐもった声が聞こえる。気配はない。しかし声質から、誰なのかはすぐに判別できた。
勇者一行らしからぬ軽薄な男声。戦士とも思えない声の持ち主は一人しかいない。
「ガンマ、何の用だ?」
「お前があまりにも退屈そうなんでな、話し相手になってやろうと思ってやったわけさ」
「いつまでもイイ気になッてンじャねェぞ、雑魚が」
話しながらもアメリスはガンマの気配を探る。
しかし感じ取れない。アメリスの桁外れともいえる感覚を以てしても、ガンマの居場所が分からない。
声はするというのに、そこから位置を割り出すこともできなかった。
恐らく勇者一行の中で最も非力な者にさえ弄ばれているようで、アメリスにとっては腹立たしい限りだ。
アメリスの内側で燃え盛る炎を強めるように、ガンマは場違いなほどに軽快な笑声を上げる。
「粋がってんのはどっちだ? その雑魚にいいようにされてるのはお前だろ?」
一頻り笑ったガンマは、一転して低い声でアメリスに言い放つ。
それまでの軽佻浮薄とした態度など霧散した、硬質な声だ。
アメリスの眼が見開かれる。驚愕にではない。怒りによるものだ。感情が高ぶり、瞳孔が開く。
「ンだと?」
「戦いを楽しむだの、限界を味わいたいだの自己陶酔に浸って喚いてるような奴なんざ相手じゃねぇっつってんだよ。分からないのか?」
さらなるガンマの侮辱に、アメリスの体を流れる血液が加速する。熱量となって全身に行き渡っていく。
憤怒という炎は、確かに熱を持っていた。
「吠えることもできなくなったら、それがテメェの最期だ。精々最後まで喚き散らしてるこったな」
「大層な口を利きやがッて……ッ! どんなに大口を叩こうが、戦わねェ限り俺に勝てねェぞ! それとも何か? このまま延々と逃げ続けるつもりか? 俺はテメェらを取り逃さねェぞ!」
アメリスの怒声が闇に塗れた廊下に響き、浸透していく。残響が闇に取り込まれるのを待つように間を置いたガンマはゆっくりと嘆息する。
「アメリス。いいことを教えてやろう」
「アァン!?」
「マケドニア皇国の年間平均竜族種狩猟数は約三〇〇頭。一月に二五頭狩猟している」
「それがどうしたッてんだ? くだらねェ話で時間を稼ごうたッてそゥはいかねェぞ」
真意の分からぬ、聞く価値さえないように思える話にアメリスは苛立つ。
「まあ、落ち着けって。すぐに終わる、ためになる話だ」アメリスの反論から逃れるように、ガンマは間を置かずに言葉を繋げる。「近年、常に死と隣り合わせの狩竜師は若者に倦厭されその総数は減少傾向にある。また狩竜師全体の高齢化に伴い死亡者も増加している。環境保全、種の多様性の保守という観点から狩竜という行為そのものがあまり歓迎されないものとなってきてもいる。そのため、竜を素材とした製品は最近大幅に値上がりして、俺の頭を悩ませているわけだが、これは余談だ。まあ、何が言いたいかっていうと、その総数が減った現在でも、マケドニア皇国は古代の狩竜師よりも多くの竜を狩れている。これはどういうことだと思う?」
くだらない話だった。
その上で質問まで投げかけられアメリスは眉を顰めるしかない。それでも答えずに立ち去って、嘲られるのも不服だ。
「ンなの魔術に対する研究が進み、理論体系が確立し、論理として整備され、才能のねェ奴でも理解しやすくなッたからだろうが。今の魔術は組成式が簡略化され、宝珠による補助効果も相当なモンになッてヤがる。馬鹿でも基本さえ覚えりャ中位程度の魔術はある程度使えちまう。尤も、より高度で精密な魔術は組めねェがな」
「オツムの弱い残念な奴だと思ったが、さすが《魔族》ってところか」
「バカにしてンのかッ!」
ガンマはアメリスの怒鳴り声を笑って受け流す。
姿は見えないというのに、口ばかりは達者なのだから質が悪い。
「まあ、大凡正解だと、俺は判断するね。確かに、かつては一部の素養のある者しか使えなかった魔術は、今や広く浸透している。かつては騎馬兵が花形だった戦場も、今では大型儀式級魔術や魔術兵器の大火力が飛び交っている。身近の生活用品でさえも魔術で発展し、魔術の素養がない者でも魔術を容易に扱える魔導器も高価ではあるが、それでも少しずつ普及してきている。魔術という力は人類を発展させ、それは竜さえ凌ぐほどのものとなりつつあるわけだ」
「だからそれがどうしたッてンだ? まさか今更俺に、魔術の素晴らしさを懇切丁寧に伝えるつもりか?《魔族》であるこの俺に? 冗談じャねェ。剪定の魔女にアカシャ神話を読み聞かせるようなモンだぜ、そりャァ」
アメリスは魔術を限界まで極めた先に人の範疇から逸脱した《魔族》である。
魔術の可能性、限界など熟知している者たちだ。今更ガンマに説明されなくとも分かりきったことでしかない。
「そう焦るな。確かに魔術は偉大だ。しかし魔術至上主義者であるお前は、きっと次の事実に困惑する。というわけで一方、竜の乱獲を問題視したマケドニア皇国より狩竜の規制を訴えかけられ、実際に現在竜の乱獲を取り締まっているアイゼンシュテルン帝国の話だ」
「ンでそこで技術国家が出てくるッてンだ?」
「まあ、聞けよ。規制以前のアイゼンシュテルン帝国は、一個小隊程度の人数で三十分あれば竜を一頭殺すことも可能だったらしい。単純に計算すると、一個小隊――まあ、三十人から五十人程度だな。こいつらが一日に四八頭殺す。一ヶ月ありゃ大体一五〇〇頭」
アメリスの眉が顰められる。予想よりも膨大な数値であった。
素直に驚いたと言ってもいい。
「この時点ですでにマケドニア皇国の年平均を超えている。一年あったら一八〇〇〇頭だ。これは一個小隊が片時も休まずに竜を狩り続けたら、という無茶苦茶な前提の上にある話だが、実際はその一個小隊だけが竜を狩るわけじゃない。アイゼンシュテルン帝国の狩竜士の総数を鑑みて計算したら、例え勤務時間が八時間で昼休憩を一時間挟んだ上に小休憩もくれる労働基準法遵守の真っ白な職場だとしても、今より遥かにデカい数値が出るだろうさ」
アメリスは押し黙る。
ガンマが語らう真意は不明ではあるが、アメリスにとっても興味深い話だ。
魔術とは万能の力だ。あらゆる空想を実現するように見せかけ、世界の理が翻ったかのような‘ハッタリ’を罷り通す魔的な理のはずである。
しかし、その魔術を、技術は数値で凌駕していた。
「さて、ここで問題だ。アメリス。魔術至上国家の狩竜師と、技術至上国家の狩竜士。この二者にこれほどの差が生まれた理由はなんだ?」
ガンマより問いが投げかけられる。
魔道を極めた者に、何故魔術が技術に劣ったのかを問うた。
その質問そのものが皮肉なものだ。
ガンマの真意は読めない。また彼の話術は厄介でもあった。
アメリスは慎重に言葉を選ぶ。論理の構築に細心の注意を払う。少しでも粗があれば、ガンマに付け入られてしまうだろう。
永遠とも思える一瞬。一瞬とは思えぬほどに永い時間。
思考への埋没は時間の感覚を破戒する。永き時を翔破し、一瞬を引き伸ばし撓める。
アメリスは、確かめるように、ゆっくりと言葉を紡ぎ始める。
「そもそも、ンの数値自体がペテンだろゥが。マケドニア皇国を始めとした魔術国家は環境保全、他種との共存の観点から、行き過ぎた狩猟や収穫を禁じてきてただろッてェの。狩竜だけじャァねェ。現に漁業においても、海女は魔術を使わずに素潜りで漁をしてる。風の魔術を使えば、水中に長時間い続けることも可能だが、環境を損なわないために、敢えて人の身一つで可能な範囲の収穫に抑えてる」
風の魔術によって空気を生成することは簡単だ。初級魔術と言ってもいい。息継ぎをするために海上に上がることもなく、漁を続けられるだろう。
しかしそれは人の身以上の収穫ができてしまうということ。自然との共存を尊ぶマケドニア皇国はそれをよしとはしない。
狩竜においても同じことだ。
「魔術至上国は竜を狩る技術が劣っているわけじャねェ。敢えて狩りすぎないようにしているにすぎねェンじャねェのか? 規制がなかった頃の技術至上国の記録による仮定の計算との比較は、魔術が技術に劣る証明には成り得ねェよ」
アメリスは虚空を睨む。
どこにいるかも分からない軽佻浮薄な策士に挑みかかるように。
隠れ潜む策士は、一体どのような表情をしているのか分からない。
「ほう、やっぱり頭はキレるな。着眼点はよしとしてやろう。だけどな、狩竜という行為は魔術国家にとっては死と隣り合わせのものだ。常に死を覚悟して望まなければいけないものだとされている。反面、技術国においては、大した身の危険もない、よほど運が悪けりゃ死ぬ程度の認識の行為らしいぜ。技術兵器による安全圏からの大火力攻撃。竜から制空権を奪い取るほどの対空兵器各種。これらによって、技術国は人身を危険に晒すことなく狩竜を可能としている」
アメリスにとっては、どこまでも嫌気の差す話であった。
前線に出て、竜に対峙し、己の限界に挑むこともなく、鉄屑に頼る。世も末だ。それは最早戦いではない。
確かに狩竜とは一種の猟、一次産業なのだろう。効率化することはむしろ当然の流れともいえる。しかし、それ以上に魔術至上国家の狩竜師とは、己の力を試し、限界に挑戦し、魂を焦がすほどの熱き戦場に赴けるものだったはずだ。
技術国は明らかにそれが欠如していた。
「元来、魔術とは人の手にあった力じゃない。火と風の魔術は竜の力を真似たものだし、水と地の魔術はエルフより授けられたものだ。それ以前は一部の選ばれた者しか魔術を行使することはできなかった。またその理論は選民主義的思想により秘匿され続けていた。そして、秘匿され続け、やがて理論を識る者も喪われ、選ばれた者に授けられた魔道は消失した。選ばれし者たち――魔法使いが扱った古の魔術理論は今日【魔法】と呼ばれている神の法だ」
ガンマの話そのものにもアメリスは飽き飽きとしていた。
得るものも少ない、意義のない会話だ。
このまま時間稼ぎに付き合っても、面白い策を弄してくることはないだろう。
「俺たちが魔術として扱っているものは、火と風の眷属たる竜族と水と地の眷属たるエルフ族の模倣にしかすぎない。つまり、俺たちは竜やエルフができること以上のことは理論上できない。何せあいつらのできることを真似ているにすぎないのだから」
ガンマの言葉を聞きながらも、アメリスの脚は動き出す。
下手に返答しても、余計に絡め取られるだけだろう。この男の調子に乗せられている場合ではないのだ。
「だが技術国の技術は違う。あれは人類が生み出した力だ。だからこそ今は、竜を圧倒することができている。竜の火と風の魔術が、エルフの水と地の魔術がそうであるように、技術は人類のみの技だ。人類はようやく、本当の意味で連中と並び立てたと言ってもいいだろう」
「ンなのはただの驕りだ。人の生み出したモンが魔術に敵うワケがねェ」
その結論には納得がいかず、アメリスは咄嗟に反論してしまう。
古の時代より連綿と続く魔術。それらは竜を空の支配者に、またエルフを森の支配者に君臨させた決定的な力だ。その魔術に並び立つ力を、人類が生み出せるとは到底思えなかった。
また技術が魔術に並び立つということは、魔術を生み出した者に人類が並び立ったということすら意味している。それを傲慢と言わずに何と言うのか。
「そりゃ、人間と鳥、どっちがより優れてるか、って話だよ」
「アァ?」
意味の分からぬ言葉にアメリスは虚空を睨む。
「ここまでの話を聞いて、お前が何も思い当たらないのなら、残念だがお前はそれまでってことさ」
「クッソ……くッだらねェ……!」
吐き捨て、アメリスは歩き出す。
徹頭徹尾、ムダな話であった。
結局は時間稼ぎ。意味も意義もないものであった。
アメリスの眉が僅かに顰められ、足がふと止まる。
闇の溜め込まれた廊下、その最奥にいつの間にか影があった。
ゆらりゆらりと揺れる紅い炎を背負った影だ。穏やかな足取りで、それは近づいてくる。
アメリスは身構え、如何なる奇襲にも即応できるように意識を張り巡らせる。
近づく影を凝視する。射抜くように睨む。
炎のように揺れるのは、結い上げられた紅い髪だった。
履き潰されたスニーカーが絨毯を踏み締める。
「……テメェ……! 今更どの面下げて戻ッてきやがッたッ!」
「ハァイ、チンピラ。もう一曲、私と踊りましょ」
アメリスの恫喝に臆することもなく、影――セシウは立ちはだかった。構えを取り、差し出した指先でアメリスを招く。
まるでこの闘争の始まりを再演するような誘いであった。
「今度はちゃんと遊んであげるわよ?」
挑発するような笑みを浮かべるセシウ。対するアメリスは金の瞳を爛々と輝かせ獰猛に笑う。
月明かり射し込む廊下で二人の闘争者は再び邂逅を果たした。
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