表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/6

転生したかも

 


 目を覚ますとそこはまだ森の中だった。


(うーん、そろそろお腹も空いてきたし夢から醒めたいんだけどなぁ)


 立ち上がって歩こうとするが上手く歩けない。


(そうだ、動物の体だったんだ。

 だとすると四足歩行??ってかなんの動物なんだろ?)


 確認したくて体を見るが尻尾があって全身の毛が黒っぽい茶色ということしか分からない。


(気になる…夢から醒める前になんの動物なのかだけでも確認したい!)


 そう思い近くを見回してみると近くに川の流れる音がする。


(水面に映るよね?)



 川の近くに移動して覗き込むとそこにいたのはタヌキだった。


(ちょいかわいい?しかも小さくてタレ目でふかふかそうだ)


 しばらく自分の身体を観察していたところ後ろの茂みから何かが動く物音がした。

 振り返ってみるとそこには緑色の肌をした人間の子供くらいの大きさの怪物…所謂ゴブリンだった。


(ファンタジー系の夢?いや私は一応たぬきに転生してるからもともとファンタジー系の夢だったのか…ゴブリンなら雑魚の定番!夢だしここはカッコよく撃退しときますか!)


 どのように倒そうか考える


 まず私の体自体がゴブリンよりかなり小さいチワワくらいの大きさくらいしかないんじゃないだろうか、そのせいで動物の定番である爪の攻撃は爪も小さいのでかすり傷程度しか与えられないだろう、牙の攻撃も同様である。


 考えているとゴブリンはもう目の前だった。


(えっ?はやっ!)


 手に持った棍棒がすでに横薙ぎに振るわれている。


(うわー最後は結局殺される悪夢じゃん…)


 ゴブリンの棍棒が私に当たり私の体が吹き飛ぶ。


(ぐぇっ!………いたいいたいいたいいたいいたいいたいっ!

 っえっ?ゆめじゃないの??めっちゃ痛いんですけど?!なにこれ?死んじゃう?)


「ギェッギェー」


 ゴブリンが楽しそうに吹き飛んだ私に近づいてくる。


(やばい?こわい!殺されるっ!)

[スキル狸寝入りが発動されました]


 頭の中にアナウンスが流れると同時に私の目の前に傷だらけになったたぬきが倒れている。自分の身体を見てみると半透明の様に若干の透けていた。


 なにが起こったかわからない私は呆然と突っ立っていると目の前の傷だらけのたぬきをゴブリンが引きずって何処かへ行ってしまった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ